その使い方、合ってる?化粧品の使い方を再確認してみよう
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化粧品に関する情報はインターネットや書籍などを通して毎日のように入ってきますが、その中で何が正しいのかを見極めるのはとても難しいですよね。今回は「スキンケア」「ベースメイク」「ポイントメイク」「クレンジング・洗顔」「化粧品の選び方」の5つに分けてミニ知識を集めました。かんたんなQ&A形式にしていますので、ぜひ気軽な気持ちで確認してみてくださいね。
スキンケア
化粧水をつけたら浸透させないと効果がない?
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お肌をうるおすために、つけた化粧水は完全に吸収させたいと思いますよね。でも、お肌にしみ込ませようとして何度も手で触ったり、時間をおいたりしていませんか?こすっているつもりはなくてもお肌に刺激を与えてしまっていたり、時間をかけているうちにどんどん蒸発して乾燥を招いてしまったりすることがあるのです。もし心当たりがあったら、化粧水をしみ込ませようとがんばるより、早く乳液などをつけて蒸発を防ぐ方にシフトしてみて。
紫外線対策って、そんなに大切なもの?
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紫外線が肌にダメージを与えることは知っていても、日中ほとんど室内でお仕事をしているという方は、紫外線があまり身近に感じられないかもしれません。でも、会社に向かう道中やお昼休みなどのちょっとした時間に、実は紫外線が蓄積してしまっているのです。朝の乳液をUVケアできるものに変えるだけでも違ってきますので、ぜひ取り入れてみてくださいね。
吹き出物ができてしまったら、ニキビ対策の化粧品を使うべき?
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吹き出物ができてしまったら、原因に合わせた対処が肝心です。まずは最近の生活で原因として思い当たることがないかを考えてみましょう。早く治したい気持ちになってしまいますが、疲労やストレスによって肌が荒れてしまっているときは時間がかかると心得て。いつものアイテムで基本的なスキンケアをやさしく行って、睡眠と食事をしっかりとっているうちに徐々に改善してくるということも多いんです。
ベースメイク
ファンデーションはパウダーでもリキッドでもどちらでもいいの?
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パウダーファンデーションとリキッドファンデーションで比べたときに、どちらかが良いということはありません。リキッドファンデーションの方が油分を多く含んでいるため、しっとりと仕上げたい方にはおすすめですが、Tゾーンなどのテカリの原因になってしまう可能性もあります。パウダーファンデーションも、厚塗りになった場合は皮脂で崩れてしまいやすいため、どちらのタイプも、皮脂が多い部位には薄くつけることを心がけると良いですね。
ファンデーションの色は、自分の素肌より1トーン暗いものを選ぶと良い?
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白浮きしてしまうことを恐れて暗めの色を選ぶ方は多いのではないかと思います。首の色との差が出ない方が良いという考えもありますね。しかし、逆にくすんで見える場合もあるため、暗めの色だからといって安心せず、自分に合っているかを見極めるようにしましょう。普段の洋服で明るめの色や白いシャツが多い方は特に、いつも選ぶ色と1つ明るい色とを見比べてみると良いかもしれません。
おしろいは厚化粧のもとになるから使わない方が良い?
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フェイスパウダーは、ベースメイクや皮脂の不要な油分を抑えてくれる強い味方。パウダーファンデーションを使う場合は基本的には必要ありませんが、リキッドファンデーションやBBクリームを使うのであればぜひ取り入れましょう。つけたときに粉っぽさが残っていると厚化粧に見えてしまうことがありますが、ポイントを押さえれば簡単にうまく仕上がります。ポイントは、顔の中でよく動く場所や皮脂の少ない部分につけすぎないようにすること。つまり、目や口の周りや頬です。特に、頬は粉の感じが目立ちやすいため、つけた後にきれいなブラシで払うようにするといいですよ。
ポイントメイク
赤いチークは子供っぽく見える気がする…
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チークの色選びは難しいですよね。真っ赤なチークは子供っぽくなってしまうと心配される方がいるかもしれませんが、そんなことはありません。例えば自分の手のひらを見てみると、ピンク色でもオレンジ色でもなく、赤が薄く透けているような色ではないでしょうか?赤はつけ方によって、自然な血色を演出できるんです。ポイントはクリームやリキッドタイプの水分多めのものを選び、ファンデーションの前に指で薄くつけること。敬遠されていた方はぜひ試してみてくださいね。
ティントリップなどの「ティント」の意味は「うるおい」?
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最近よく耳にする「ティントリップ」。発色が良く、唇がぷるんとうるおうイメージですが、「ティント」は「色づける」という意味なのです。唇を直に染めるはたらきをするため、色落ちしにくい特徴があります。なかなか落ちないからといってこすって落とそうとするとトラブルのもととなってしまうため、気をつけましょう。
アイシャドウは色数をそろえた方が便利?
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コスメショップに行くときれいなアイシャドウが並んでいて、見ていて楽しくなりますよね。いくつもの色を手元に揃えておいた方がなにかと使い勝手が良いと思う方もいるかもしれないのですが、アイシャドウは1色または2色で十分。1色であれば、まぶたの影に近いブラウン系の色、2色であればそれにプラスしてクリーム色をおすすめします。ブラウン系の色をまぶたの側から上に向かって少しずつぼかしながらつけるだけで自然な陰影が生まれ、上品な目元になりますよ。クリーム色を使う場合は、最初にまぶた全体になじませるようにつけた後にブラウン系をのせるとより発色が良くなります。
クレンジング・洗顔
クレンジングはオイルタイプよりもクリームタイプの方が良い?
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オイルタイプのクレンジングは一般的に洗浄力が強いため、肌に良くないと思われがちです。しかし、そのことを恐れてメイクが完全に落としきれていない、なんてことはありませんか?自分がどんなメイクをするかによって、きちんと落とせるクレンジングを選ぶのが正解。オイルタイプを使う場合は、ダブル洗顔でクレンジング自体もすっかり落として残さないことが大切です。肌が乾燥しやすくなるため、保湿も丁寧に行ってくださいね。
Tゾーンは皮脂が多いので洗顔は念入りにした方が良い?
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肌には自分で必要なうるおいを守ろうとするはたらきがあります。皮脂が気になる場合、もしかすると乾燥してしまっている状態の表れかもしれないことも疑ってみてください。もし乾燥が原因であれば、洗えば洗うほど逆効果となってしまいます。洗い落とすよりも丁寧に保湿を行ってみましょう。
クレンジングと洗顔料の違いは落とせる汚れの種類?
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クレンジングはメイクを落とすもの、洗顔料や石鹸は汗や皮脂をおとすものです。そのため、それぞれの目的にそってどちらも必要なのです。ダブル洗顔をしなくてすむようにつくられている商品もありますが、中にはクレンジングと洗顔料両方の洗浄力を備えるために肌に対して刺激の強いものや、逆にどちらのはたらきも不十分なものもあります。落とすべき汚れがきちんと落ちているかどうかを確かめながら使うようにしましょう。
化粧品の選び方
肌が敏感になっているときは、化粧品をつけない方が良い?
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身体の状態や生活リズム、また、季節など周囲の環境によって、肌の状態は変わりますよね。敏感になっていると感じた時は刺激になるものを避けた方がよいと思いがちですが、スキンケアやベースメイクが肌を乾燥や紫外線から保護してくれることにも注目してみましょう。肌が荒れやすくなっているときは、使い慣れたアイテムで丁寧にケアすることをおすすめします。
発色だけで化粧品を選ぶのはよくないの?
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発色の良い化粧品には、タール色素が入っている可能性があります。タール色素は、日本では化粧品への配合が認められていますが、実は海外では健康を害する可能性があるとされているため、禁止されている成分。カラーものを選ぶ際は、気にかけておくと良いかもしれません。
新製品はより良い効果が期待できるから、今使っているものから変えた方が良い?
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高機能をうたう化粧品が次々に発売されると、興味が湧いてお試ししてみたくなりますよね。でも現在使っている化粧品でトラブルがなければ変える必要はありません。もし、使っている化粧品に満足できていないという場合は、新しいものにする前に一度基本にたちかえって、正しく適量で使えているかもチェックしてみてくださいね。
自分の肌を正しく知ることが美肌への近道
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今回は化粧品にまつわる基礎知識をQ&Aでお伝えしました。ひとりひとりがもともと持っている肌質が違っているうえに、体調や環境、メイクの仕方によって適切なケアは異なります。大切なのは、自分の肌質や、その時々の肌の状態を的確に把握することです。それさえ分かれば、化粧品を正しく選んで使うことができますね。この記事が少しでも日々のスキンケアやメイクの参考になったら嬉しいです。