体幹トレーニングは1日30秒の「プランク」で
プランクとは?
プランクとは体幹トレーニングの基本メニューの一つで、plank=板の様に腹筋に力を入れて、体をまっすぐに伸ばした姿勢をつくることを言います。一見とても簡単で「それだけ?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、実際にやってみると30秒も姿勢をキープできない事も。
身体のどの部分に効果があるの?
お腹周り
体幹の筋肉を効率良く鍛えることが出来るプランク。実際にトライしてみるとわかりますが、おへその周辺に力を入れないと体を支える事ができません。その時に刺激されるのが、腹横筋、腹直筋などのお腹の中心にある筋肉。筋肉の名前と言うよりは、お腹周りの筋肉に意識を集中しましょう。
背中
美しい姿勢をキープするために必要な背筋も同時に刺激されます。背中のインナーマッスルとも呼ばれる脊柱起立筋は、実はとてもトレーニングしにくい筋肉。プランクなら、そんな筋肉も同時に鍛えることが出来るんです。
腕
実は気にしている女性が多い二の腕。プランクなら腕でしっかりと体を支える事で、上腕二頭筋と呼ばれる二の腕の筋肉の引き締めも期待できます。二の腕の筋肉がない方は、最初はプルプルと震えてしまうことも。
お尻
重い下半身を支えている大殿筋は、体の中の筋肉で一番大きな筋肉。意識しないと鍛えにくい筋肉なので、お尻にキュと力を入れてトレーニングしていきます。この筋肉がないと、お尻周りの脂肪が付きやすくなり、垂れたお尻になってしまいます。
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
初めての人におすすめしたい「プランク」
1日30秒2セットから
フロントプランク(フロントブリッジ)
まずは基本のこの姿勢。最初はこのプランクだけを30秒×2セット行うだけでも十分です。中には最初は30秒キープすることが難しい方もいらっしゃると思うので、その時は15秒から始めてみるなど、時間を短くしてチャレンジしてみましょう。
リバースプランク(リバースブリッジ)
プロントプランクを逆にするリバースプランク。フロントプランクよりも背筋に効果があり、下半身にも負荷がかかります。両足をそろえて、下半身をかかとで持ち上げる様にするのがポイント。猫背の解消にも効果が期待できるポーズです。
サイドプランク(サイドブリッジ)
脇腹に効果があり、くびれを手に入れるために是非チャレンジしたいサイドブランク。左右両方トレーニングしていきましょう。
慣れてきたら…他の姿勢にもチャレンジ!
片足プランク
片手プランク
片手片足プランク
組み合わにチャレンジ
しなやかな体を目指して
体幹がしっかりしてくると、体は自然と引き締まりしなやかな印象に。自然に立っているだけで、女性らしく美しい♡そんな体を目指して、細く長くトレーニングが続けられると良いですね。
「プランク」とは体幹トレーニングの一つで、一日ほんの少しの時間でも継続することで、その効果が期待できると言われています。とっても簡単で道具も要らない「プランク」。今からすぐに始められるので、ぜひ毎日の習慣に取り入れみませんか?