『ほうれい線』が気になりはじめたら…
まずは、「ほうれい線のタイプ」を確認しましょう
ほうれい線は20~30代でもできてしまう「浅いほうれい線」と、加齢とともに目立ちやすくなる「深いほうれい線」の2種類があります。その種類によってケア方法やメイク方法が異なりますので、まずは自分がどちらのタイプであるかを把握することが大切です。
『浅いほうれい線』の原因と解消法
浅いほうれい線はお肌の「乾燥」や、顔の「むくみ」が主な原因だと言われています。日頃から保湿成分配合の化粧品でお肌に潤いを与えたり、むくみ解消のマッサージを取り入れることが大切です。むくみを改善するマッサージ方法については、以下の動画を参考にしてくださいね。
1分間でむくみがとれるメイク前のマッサージ方法
『深いほうれい線』の原因と解消法
深いほうれい線ができる主な原因は、「表情筋の衰え」やお肌の「たるみ」だと言われています。お肌の内部にあるコラーゲンやエラスチン繊維が減少し、さらに顔の表情筋が衰えることでお肌のハリ・弾力を保つことが難しくなり、重力によって頬がたるみやすくなります。
深いほうれい線を改善するためには、コラーゲンの生成を促すためにバランスの良い食事や、良質な睡眠を心がけることが大切です。また、ほうれい線やたるみを改善するエイジングケアを取り入れることも大事なポイントです。以下の動画では、自宅で簡単に実践できるほうれい線ケアを紹介しています。ぜひ参考にしてくださいね。
朝晩3分!簡単引き上げ術でほうれい線ケア
安眠&美容に!おやすみ前の15分フェイシャルマッサージ
ほうれい線を目立ちにくくする『メイク』のポイント
メイク前は十分な「保湿ケア」が大事
気になるほうれい線を目立ちにくくするためには、まずはしっかりと保湿ケアをすることが重要です。お肌が乾燥した状態のままでは、たとえ綺麗にメイクをしてもファンデーションが肌に密着しにくくなり、お化粧が崩れやすくなります。
メイク前は必ず化粧水や美容液を肌に良くなじませて、手で優しく押さえるようにハンドプレスしましょう。以下の動画で「保湿の基本と応用テクニック」が紹介されていますので、ぜひ参考にしてくださいね。
ベースメイクは「薄く均一に」仕上げる
ほうれい線を目立ちにくくするメイクの基本は「薄く仕上げる」ことです。ベースメイクはリキッドファンデーションのみを使用し、仕上げにパウダーファンデーションは使用しません。メイクは重ねれば重ねるほど崩れやすくなり、逆にほうれい線を目立たせてしまいます。パウダーファンデーションでテカリを抑えたい時には、口周りは避けてTゾーンだけに使用しましょう。
また、ファンデーションと肌を密着させる化粧下地は、顔全体にまんべんなく塗ることも大切なポイントです。以下の動画で「ナチュラルなベースメイクの作り方」が紹介されていますので、ぜひメイクの参考にしてみてはいかがでしょう。
「コンシーラー&ハイライト」で明るい印象に仕上げる
ほうれい線を目立たなくするためには、顔全体を明るい印象に仕上げることも大切です。年齢を重ねると顔の中心部に影が現れやすくなりますが、それをカバーして明るい印象に見せてくれるのが「コンシーラー」と「ハイライト」です。以下の動画でメイクのコツが紹介されていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ほうれい線を『予防』することも大切
「紫外線対策」をして肌のハリを守る
ほうれい線を改善するためのマッサージ方法やメイク方法をご紹介しましたが、日頃から「ほうれい線予防」をすることも大事なポイントです。美しい肌を保つために欠かせないコラーゲンは、年齢だけではなく「紫外線」によっても減少すると言われています。紫外線は季節を問わず1年中降り注いでいるため、日差しが弱い日でもUVケアを怠らないようにしましょう。
「正しい姿勢」を心がける
実は「姿勢が悪い」ことも、ほうれい線をつくる原因の一つだと言われています。後頭部から背中にかけて広い範囲の位置に“僧帽筋”という筋肉がありますが、僧帽筋には顔の筋肉を引き上げる働きがあるため、筋力が衰えると顔のたるみ・ほうれい線が目立ちやすくなります。
日頃から正しい姿勢を意識して過ごすようにしたり、軽いストレッチを取り入れるなどして、猫背にならない工夫をしましょう。僧帽筋のトレーニング方法については、以下の動画を参考にしてみてくださいね。
いかがでしたか?
「ほうれい線」を目立ちにくくするためにはメイク方法も大切ですが、それ以上に毎日のスキンケアで保湿をしっかり行うことが重要です。
また、自宅で実践できるマッサージを取り入れたり、ほうれい線を予防することも大事なポイント。
丁寧なスキンケアとベースメイクを心がけて、いつまでもハリのある若々しいお肌を目指しましょう。
顔のシミやシワとともに、年齢を重ねるごとに少しずつ気になりはじめる「ほうれい線」。
鼻から口にかけて「八」の字に刻まれるほうれい線は、見た目年齢を大きく変えてしまうエイジングサインのひとつです。
フェイスラインのたるみと相まって、30代女性の中でも気にされている方も多いのではないでしょうか?
今回はそんな「ほうれい線」の悩みを解決するべく、メイクで目立ちにくくする方法や、ほうれい線を改善するためのマッサージやトレーニング方法をご紹介します。