「はじめまして」が多い春。“余分”のない、気持ちいい肌作りませんか
拭き取り化粧水はその名の通り、「肌を拭き取る化粧水」のことです。余分な角質や油分・汚れを取り去り、化粧水がなじみやすい肌を作ってくれます。

拭き取り化粧水とはその名の通り、「肌を拭き取る化粧水」のことです。
拭き取るのは・・・肌にとって“余分”なもの。これをふき取ることで、一層クリアで、毛穴の汚れもより薄く。健やかな素肌を叶えてくれますよ。
今回は、名前は聞いたことがあるけど、実際どうやって使うの?という方のために、あらためて「拭き取り化粧水」の使い方をまとめました。ぜひおさらいしてみてくださいね。
Q: 拭き取り化粧水とは?
拭き取り化粧水が拭き取る、顔の肌の余分なものは・・・ずばり、古い角質です。
A:肌は古い角質が溜まるもの。その角質を取り去るのが「拭き取り化粧水」

本来、理想の肌は、1カ月ほどの期間で新たな細胞がやがて肌表面から角質となり剥がれ落ちる状態です。
しかし、気候の影響や乾燥、加齢などの要因でそのリズムが乱れると、剥がれ落ちるべき細胞が肌表面にとなって、顔にどんどん蓄積してしまうのです。その古い角質こそ、くすみの原因。
実は、顔の肌に「くすみ」や「肌のゴワつき」などを感じている場合、この蓄積された角質が原因であることが多いのです。
そんなときこそ、「拭き取り化粧水」の出番です。

拭き取り化粧水とは、肌に蓄積した古い角質を取り去る作用を持つ化粧水。
「拭き取り化粧水」を使うことで、古い角質を拭き取ったり、お肌の生まれ変わりを促したりと効果が期待でき、だんだんなめらかな肌へと促します。肌の手触りが、ざらっとから、つるっとに、変わっていくはずです。
美容液が浸透しやすく、化粧のりも良くなる。
【基本】拭き取り化粧水の使い方
いつもの洗顔手順のなかで、拭き取り化粧水を使うタイミングは
まず、一般的な、拭き取り化粧水の使い方を確認してみましょう。
基本的に「拭き取り化粧水」を使うのは、クレンジング・洗顔を行った後のタイミング。
朝の肌はクレンジング不要で低刺激が好ましいので、「拭き取り化粧水」の出番は、お休み前の夜に行うケアとして捉えるとよいでしょう。
一度に手に取る量は?
どのくらいの力をいれて拭き取るの?
「拭き取り」というと、しっかり拭き取らなくては!と力が入りがちですが、そもそも化粧水の中には肌をほぐして汚れ落ちをよくする成分が入ってるので、そっとなでるくらいで大丈夫ですよ。
また、コットンは厚手のもの(薄手のものを数枚重ねてもOK)を使うことで、より肌への摩擦を減らし、刺激を少なくすることができます。
拭き取り化粧水って 毎日使う?頻度は?
スクラブ洗顔料を扱うときのようなイメージで、肌の化粧ノリが悪くなったり、ごわつく感じがしたり、くすみを感じてきたりしてきたら、使うようにしましょう。
各商品によって「拭き取り化粧水」成分や効果が異なるので一概には言えませんが、3日に1回くらいを目安にして肌の状態を見たうえで、自分にあうように調整していきましょう。
「拭き取り化粧水」おすすめ商品(ランキング上位6選)+使い方
① スキンオーソリティー/ハトムギ化粧水 500mlx2本
数ある化粧水のなかで、近年、人気急上昇中の「ハトムギ化粧水」。美容のプロから「拭き取り化粧水」として使ったところ、その役割や効果を果たしたという声が、多数あがっています。
こちらのAmazonのプライベートブランド、SKIN AUTHORITYの「ハトムギ化粧水」は、500mlx2本で約1000円。コスパもよく活用できるとして、Amazonの化粧水ランキングで高評価です。
② sk-ii(エスケーツー)/フェイシャル トリートメントクリアローション

スキンケアと言えば憧れる人も多い「sk-ii(エスケーツー)」の拭き取り化粧水が、この「フェイシャル トリートメントクリアローション」。(画像右側)
使い方は、洗顔後コットンに500円玉大を含ませ、優しく触れるように拭き取っていきます。
小鼻の周りやTゾーンなどからスタートし、顔の内側から外側へ、下から上へ、さらには首やデコルテラインまで同様に拭き取ります。
なお、SK2で販売されている3層構造の天然コットンを使えば、めくりながら常に清潔な状態で拭き取りをすることができますよ。
③ IPSA(イプサ)/クリアアップローション

イプサの拭き取り化粧水は、2種類。
「クリアアップローション1」はオイリー肌向けで、皮脂により何層にも重なってしまった不要な角層をほぐすことで滑らかな肌へを導いてくれます。
一方「クリアアップローション2」は乾燥肌向け。グレープシードオイルの力で、不要な角層をほぐしていってくれます。こちらは2層タイプの化粧水なので、必ずよく振ってから使用するのを忘れずに。
混合肌の場合、パーツによって2種類のローションを同時に使い分けるという方法も。悩ましい場合は、カウンターで肌を診断してもらうこともできます。
クリアアップローションの後におすすめしたい薬用化粧水です
④ クリニーク/クラリファイングローション(1.0、 1、2、3、4)
こちらの使い方も、基本通りで洗顔後に行います。
複雑な混合肌のパターンに合わせて開発されていることもあり、クリニークの定番のロングセラーとなっている商品。ニキビの有無や乾燥状態に合わせて使い分けられるように、あらかじめ何種類か常備しておくという使い方ができるのも、嬉しいポイントです。
「拭き取り化粧水迷子」になっている方には、救世主となるかもしれませんね。
⑤ 無印良品/クリアケア拭き取り化粧水

無印良品でも、拭き取り化粧水が話題になっています。店舗数も多く、しかもお財布にも嬉しい価格ながら、「合成香料無添加・無着色・無鉱物油・パラベンフリー・弱酸性」と、安心できる品質で、コスパは◎。
「拭き取り化粧水ってどんなもの?」というビギナーさんにもおススメです。
⑥ ナリスアップ コスメティクス/ネイチャーコンク 薬用 クリアローション

ナリス化粧品の拭き取り化粧水「ネイチャーコンク 薬用クリアローション」は、とにかくプチプラ。ドラッグストアで気軽に購入でき、詰め替え用も市販されているので、顔だけではなく、角質が気になる肘やヒザにまで惜しみなくたっぷり使うことができます。
やわらかくて、健やかな裸の肌を手に入れて。

どれだけ贅沢なスキンケアラインをそろえても、お肌がそれを迎え入れる準備ができていなければ、効果も半減しもったいないですよね。
「拭き取り化粧水」をプラスして不要なバリアを除去すれば、これまで吸収しきれなかった水分や栄養分まで最大限に浸透させることができますよ。
豊富なラインナップの中から、あなたのお悩みや肌状態、ライフスタイルに合わせてお気に入りを見つけてみてくださいね。
徐々に春の足音が聞こえてくる・・2月を迎えました。
気持ちのよい日差しに心ゆるむ一方で、春に近づくにつれ「ゆらぎ肌」に悩むことも多いものです。その大きな原因は、この時期特有の「花粉」や「寒暖差」と言われています。
とはいえ、「はじめまして」が多い春の時期に向けて、きれいなお肌に自信をもてるようになりたいですよね。