カンパーニュとは、フランスパンのパンの一種で、フランス語で”田舎パン”や、”田舎風パン”を意味しています。スープによく合う食事パンで、元々は、パリ近郊で作られ売られていたそうです。精製度の高くない小麦粉やライ麦粉を使い、大きめに作られ、その素朴な味わいと外観に、パリ市民が故郷のパンを思い出し『田舎パン』」パン・ド・カンパーニュと呼んだのが名前の由来だそうです。

このパンは、焼きたてより冷えてからの方が美味しさが増し、2～3日は日持ちします。丸型や、楕円形をしている事が多く、作り方はお店によって様々ですが、しっかりパリパリした表面と、気泡のたっぷり入った生地が特徴です。

発酵カゴ（パヌトン）に打ち粉をし、発効させることで、独特の形になるカンパーニュですが、カゴが無い場合でも大丈夫！見た目もとっても素朴で、なんだかアルプスの少女ハイジに出てくる大きなパンを思い出します。どんな風に食べようか考えるのが楽しくなるパンですね！

プレーンのカンパーニュは材料も作る工程もとてもシンプル！発酵には少々時間がかかりますが、出来上がった時は感動的です！

豆腐を使ったもっちり食感が特徴のカンパーニュ。豆腐やゴマなどの和のテイストが加わり、とってもヘルシー！朝食やブランチ、ワインのお供にいかがでしょう。

じゃがいも、玉ねぎ、ソーセージが入った食べごたえのあるカンパーニュ。フィリングとなるジャーマンポテトは、必ずレンジで加熱してから生地に折り込むのがポイント！そうすることで、野菜の生焼けを防ぎ、焼き上がりもこんがり美味しく頂けます。

オレンジピールと紅茶の茶葉を入れた香りも楽しめるカンパーニュ。そのまま食べても、クリームチーズなどを添えて食べても美味しく頂けます！オレンジピールの爽やかな柑橘の香りがアクセントに！

おうちにドライフルーツはあるけど活用の仕方が分からない…そんな時には、ドライフルーツをたっぷり使ったカンパーニュはいかがでしょう！コーヒーと、カットしたカンパーニュさえあれば、お洒落な朝食メニューの完成です。

フィリングには、こし餡、胡桃、クリームチーズが！抹茶の風味が香る和テイストのカンパーニュは、日本茶やお抹茶と一緒にいかがですか。

雑穀とオニオンを練り込んだ甘くないカンパーニュ。そのままで食べるのは勿論、しょっぱい系のペーストなどをのせて食べたくなる一品。プレーンのカンパーニュ同様、サンドイッチにして楽しんでもいいですね！

カンパーニュの食べ方は色々あります。切ってそのまま齧ったり、ジャムやソースをかけて味の変化を楽しんだり、サンドイッチにしてみたり…昔から愛されてきたパンですから、その食べ方やアレンジ方法も色々。みなさんは、どんな食べ方がお好みですか？ここでは、カンパーニュの、いろいろな食べ方をご紹介したいと思います！

カンパーニュは、サッとトーストし、ポテトサラダとエビをサンド！ポテトサラダが残った時に、是非試して欲しい一品です。プリッとしたエビの食感も楽しめますよ！

特製のバルサミコソースで頂くサンドイッチは、お肉も入って食べごたえ抜群！作ったバルサミコソースは冷蔵庫で１週間程もつので、作り置きしておけるので、サラダなど他のお料理にも使えそう！

出来上がったカンパーニュの中をくり抜いて、お好きな具材をつめ込めば、豪快なサンドイッチに早変わり！ケーキをカットするように食べたい大きさにカットすれば具沢山のサンドイッチの完成です。アウトドアで、みんなでワイワイ言いながら、食べるのにぴったりですね！

小さめサイズのカンパーニュの１枚にハムをたっぷりと重ね、上に卵、トマト、タルタルソースと大きなスライスチーズをのせ、トースターでチーズがとろけるまで焼きます。残りの半分のカンパーニュでふたをしたら完成！ハンバーガー感覚で頂けるサンドイッチ。思い切ってガブリ！と頬張りましょう。

カンパーニュの上に、グリーンリーフ、玉ねぎ、トマト、粒マスタードとふわふわのスクランブルエッグをのせて！スクランブルエッグには、生クリームとチーズが入っているので、とってもクリーミー。ボリューム満点で、忙しい朝の朝食は、これひとつで大満足！

フレッシュな野菜とクリーミーなアボカドを使ったヘルシーなオープンサンド。レモン汁の爽やかさとコリアンダーのスパイシーな風味がアクセントになって、やみつきになる美味しさに。

目でも楽しい食べておいしい夏野菜のオープンサンド。カンパーニュは、アレンジ次第で無限の美味しさがいっぱいですね。仕上げにオリーブオイルをかけて召し上がれ♪

可愛らしいアプリコットをトッピングしたオープンサンドは、クリームチーズを塗ってクリーミーさをプラス。アプリコットは、キレイに色づいたものを選ぶのがポイントです！

カンパーニュをピザ生地に見立てて作るピザ風カンパーニュ。バジルとトマトの組み合わせに、とろーりとろけるチーズがたまりません！切り分ける必要が無いので、忙しい朝や、休日におうちでランチなんて時にもおすすめ。

お正月は、お餅があまりがち。余ったお持ちのアレンジ方法は様々ですが、お餅をチーズに変身させちゃう方法は斬新！見た目は、まさにとろけるチーズですが…食べてみると、あらビックリ！すぐにでも試してみたくなる楽しいレシピです。

紫キャベツの鮮やかな色がとってもキレイ！野菜もたっぷりとれるので、朝ごはんにぴったり！あたたかいスープを添えて召し上がれ！

ゴルゴンゾーラチーズなどにメープルシロップやはちみつをかけて食べるピザ、クアトロフォルマッジ風アレンジの食べ方はいかがでしょう！甘しょっぱい味わいは、クセになる美味しさです。

こちらは、外国版ちぎりパンといわれているプルアパートブレッド。カンパーニュに格子状の切れ目を入れ、生地にガーリックバターが染みて、こんがりチーズとカリカリベーコンが絶妙なハーモニーを奏でます。お酒にもよく合うので、ぱーてぃーなどにもおすすめです！

おうちにある材料だけで出来ちゃうお手軽ディップ。作り方もとっても簡単！クリームチーズ、ツナ、にんにくを混ぜ合わせるだけ。まったり濃厚なクリームチーズに、ツナとニンニクの旨味がアクセントに！

忙しい時でもパパッと出来ちゃうひよこ豆の簡単ディップ。レモン汁やにんにくはお好みで！カンパーニュは勿論、フランスパンやイギリスパンなどのハード系のパンにピッタリです。

カンパーニュを楽しむ色々なアレンジ方法はいかがでしたか？この他にもここで紹介しきれない沢山の食べ方があると思います。アイデアをめぐらせて、新しい食べ方を発見してみたり、お近くのパン屋さんで、店員さんに聞いてみるのも良い方法かもしれませんね！素朴な味わいが魅力のカンパーニュ。是非、日々の食卓に取り入れてみませんか！