老舗の和菓子屋が魅せる、あたらしい顔 「カフェ中野屋」
昭和8年(1933年)に創業した町田の老舗和菓子【中野屋】が、2004年にオープンさせた和カフェ。イタリアンレッドの外観、ガラス張りで明るい日差しが差し込む店内で、和素材のスイーツやうどんなどを楽しめる。まちと共に歩んできた老舗の古い気質を踏襲した新しいカフェで楽しめるスイーツは、元フレンチのシェフが創るオリジナルなものばかり。季節の和素材をベースに洋菓子素材も織り交ぜた、見た目も楽しめるまさに芸術だ。
見た目は芸術的、味も折り紙付き！自慢のパフェたち
本店「中野屋」は老舗和菓子屋。その味わいが存分に楽しめる「中野屋わらび餅と白玉団子のパフェ」は定番にして抜群の人気です。
春に味わえるのは、「桜のパフェ」。桜の葉と花びら、両方から丁寧に抽出した桜エキスを白餡に練りこんでいて、春をたっぷり堪能できます。
暑さを感じ始める時期からは、爽やかなレモンの酸味とマスカルポーネの優しい食感を楽しめます。
「ソレントへのオマージュ。デリツィア アル リモーネのパフェ ふわふわマスカルポーネムース」。
パフェの名前も独創的。メニューはすべて店長の森さんが考案しているのだとか。森さんはレストランやホテルでの勤務経験もある方。その経験がカフェ中野屋で存分に活かされているようです。
イチゴのパフェは季節になると街中でも良く見かけますが、こんなに美しいパフェはなかなかないかも？
スライスしてマリネしたという、個性的で美しいパフェ。スライスの厚さと、マリネ時間によっては美しく巻けないという難しさ！森店長のこだわりがあふれています。
こちらも美しい…。食べるのがもったいなくなるほどですね。
秋の味覚が楽しめる、紫芋とラムレーズンアイスのモンブランパフェ。紫の鮮やかさが目を惹く一品です。
とろりとした味わいのバナナのパフェ。ラム酒が効いた、ほんのり大人な美味しさ。盛り付けも、とっても繊細です。
ふわふわティラミスのパフェ。ティラミスの下には濃厚なピスタチオジェラート。ほかにヘーゼルナッツも入って、ひとつで色々な味が楽しめるのもカフェ中野屋の特徴です。
スマイルがかわいらしい抹茶パフェ！思わず写真を撮りたくなりますね♪
パフェだけじゃない！うどんや甘味もお試しあれ♪
「真鯛の昆布締めの黄身和えをのせた生醤油ぶっかけうどん」。黄身和えと花びらのコントラストがお見事です。
「秋刀魚の燻製、焼き茄子のうどん」。交互に重ねられたさんまとなすの美しい盛り付けと、黄金色のおだし。優しい味わいです。
和菓子店の本領発揮、王道のあんみつも期待を裏切らない美味しさ！四季折々のフルーツと一緒に、もっちりと食べごたえのある白玉が楽しめます。
器も芸術的な白玉ぜんざい。シンプルな美味しさの中にも、こだわりがたくさんつまっています。
このほかにも、カフェとは思えないほど多彩なメニューが揃っています。パフェの美しさだけでなく、何度お店に通っても新しい驚きや美味しさが味わえるのが人気の秘密のひとつなのかもしれませんね。
寒さに負けない体を目指す！ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
2004年にOPENした"和"を感じられる「カフェ中野屋」
町田駅から徒歩で5分ほどの場所にある「カフェ中野屋」。にぎやかな駅前からは1本入った、落ち着いた通りです。赤を基調とした外観前には木々が植えられ、和の雰囲気たっぷり。
丁寧に手書きされ、素敵な額縁に飾られたメニュー。どれから食べようかとつい迷ってしまう、魅惑的なメニュー名が並びます。メニュー写真はあえて少なく。どんな料理が出てくるのか期待感を楽しんでほしいという思いもあるそうです。
※メニューは随時変わります。画像に映っているメニューは撮影時のものです。
陽の光が差し込んで明るいお店です。友人とでも、カップルでも訪れやすい雰囲気ですね。
店内は落ち着いた"和"のたたずまい。ゆっくりと美味しいパフェやうどんを堪能できそうです。
オリジナルコーヒーはサイフォンでじっくりと。お店の中にもこうばしい香りが漂います。
本店は町田で長い歴史を持つ和菓子屋「中野屋」
カフェからすぐ近くにある和菓子屋「中野屋」さん。昭和8年創業という、長い歴史のあるお店です。
中野屋の名物は「豆大福」。おやつにもおもたせにも良いと、長く愛されているお店です。
鮮やかな色味のイチゴに、可愛いピンクのマカロン！キラキラした宝石を散りばめたような盛り付け。実はこちら、「中野屋」という老舗和菓子屋さんがやっている「カフェ中野屋」のパフェなんです。