木々の間からこぼれる陽射し。一歩中に足を踏み入れると神聖な空気を体中で感じることができる場所。日々の喧騒を忘れてゆったりしたくなったらそんな場所を散策してみるのはいかがですか？東京都内とは思えないほどの静かで贅沢な時間を過ごせる深大寺とその周辺をご紹介します。

深大寺の本堂。やはりまずはここで参拝したい。

新緑の時期の深大寺境内は、美しい緑が楽しめます。

深大寺の紅葉も見ものです。

軒先に水車を構えたそば処もあり、風情ある光景。

休日ともなると深大寺は多くの人でにぎわいます。

境内のメイン通りにはそば屋さんのほか、おみやげ屋さんやお休み処も。小腹が空いたら「あめや」さんの名物「そばぱん」はいかが？

深大寺の門前にある陶磁器専門店「むさし野 深大寺窯」では、予約なしでも陶芸体験できます。「らくやきコース」なら20分でオリジナル陶器が焼き上がる！

本堂から向かって左120メートルほど先にあるのが「深沙堂」。こちらには縁結びの神様「深沙大王」様がいます！深大寺は、恋愛成就のご利益があるとも言われているんです。恋する方はぜひこのパワースポットへ♪

深沙堂参道にある、七福神の恵比寿尊と大黒天の石像はちょっとした人気スポット。

深大寺境内では、ところどころに滝や湧き水が。水の流れに癒されます。

深大寺参道にある「鬼太郎茶屋」。
調布は「ゲゲゲの鬼太郎」の生みの親、水木しげる氏の第二の故郷でもある縁からこの地に作られました。築40年余りの木造建築の店舗は、見どころもたくさん！

なんとも魅力的な店構えの「鬼太郎茶屋」は、連日人気のショップ♪鬼太郎ファンならずとも一度は訪れたい。

店内にはカフェの他「妖怪ギャラリー（有料）」や「妖怪ショップ ゲゲゲの森（1階）」も併設されており、ここでしか手に入らない限定グッズもあります！

毎年3月に行われる“日本三大だるま市”のひとつ、深大寺の「だるま市」は、多くの人でにぎわう人気行事です。
ここで買っただるまは、深大寺の僧侶のかたが目入れをしてくれます。

「深大寺手作り市」は、真夏・真冬を除いて毎月一度ほど、週末や祭日に調布駅前や布多天神社（画像）などで行なわれます。ガラス、皮革、木工細工のほか、天然酵母パンや焼き菓子やなどのおいしい出展もあって楽しい催し♪

こちらのお店一番のおすすめは「湧水そば」。時期によって茨城産の常陸秋そば粉、北海道産粗挽きそば粉、夏の新そばは福島産粗挽きそば粉と使用されるそば粉が違うので季節ごとに味わってみるのもいいですね。

超大盛りで有名な人気店！深大寺そば「多聞」さん。こちらのお店も週末は行列必至！駐車場は23台まで駐車可能です。

そばの実の殻だけを剥いたそば雑炊はお店自慢の一品。あまり馴染みのないメニューですが一度食べたらやみつきになるかもしれません。

境内のメイン通りの一番右端にあるそば処「雀のお宿」。駐車場はありませんが近隣にコインパーキングがあり、雰囲気も良く、そばも美味しい、穴場のお店です。

細くて喉越しのいいおそばと、カツオの風味がしっかり香る甘さを抑えたさっぱりした辛口のおつゆは相性抜群。

深大寺にある日帰りの天然温泉「湯守の里」は、境内から調布駅方面へ徒歩5、6分のところにあります。お食事処もあり、岩盤浴も楽しめます♪

都内唯一の植物公園である「神代植物園」はとっても広大！深大寺境内に隣接しているので、併せて楽しみたい。自然のなかをたっぷり散策したい方はぜひ訪れて。

神代植物公園を初めて訪れるなら、春の桜か、秋の紅葉か、春・秋にそれぞれ開催される「バラフェスタ」の時期がおすすめです！

深大寺行きのバスは、JR中央線では吉祥寺駅と三鷹駅から、京王線では調布駅とつつじヶ丘駅から出ています。以下の「ちょうふどっとこむ」のサイトで、おそば屋さんを中心とした深大寺周辺地図のファイルがダウンロードできますよ。