おいしそうに見えるお弁当を作るコツ、知ってる?
普段作り慣れていないと、迷ってしまうことが多いお弁当づくり。せっかく作るお弁当だからこそ、見た目にもおいしく作りたいですよね。
おいしそうに見えるお弁当は「彩りが基本」というけれど、どんなおかずを、どんな風に詰めればいいの?そんなお弁当初心者さんにも分かりやすいように、お弁当づくりの基本から、おいしそうに見える詰め方のコツまで一気にご紹介!おすすめのおかずやお弁当箱も紹介するので、ぜひチェックしてみてくださいね。
おいしそうに見えるお弁当は「彩りが基本」というけれど、どんなおかずを、どんな風に詰めればいいの?そんなお弁当初心者さんにも分かりやすいように、お弁当づくりの基本から、おいしそうに見える詰め方のコツまで一気にご紹介!おすすめのおかずやお弁当箱も紹介するので、ぜひチェックしてみてくださいね。
まずはお弁当づくりの基本をおさらい
時間が経ってからいただくことの多いお弁当は、暑さや湿気で傷んで食中毒の原因になってしまうことも。お弁当に入れるおかずに向いているもの、向いていないもの、お弁当づくりの基本をまずはチェックしてみて。
お弁当のおかずに向いているもの
揚げ物や煮物、炒め物など火を通したおかずはお弁当にぴったり!コロッケや唐揚げ、生姜焼きなどお弁当に入れると喜ばれるおかずは、前の日に多めに作って冷蔵しておくと便利ですね。
お弁当のおかずに向いていないもの
生ものや、半生のもの
出典:pixabay.com
お刺身や半熟卵の卵焼きなど、生のもの、半生のものは傷みやすいのでお弁当には不向き。お刺身はバター焼きにして味付けしたり、卵を使うおかずは中までしっかり火を通してからお弁当に入れるのがおすすめです。
汁気の多いもの
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汁気の多いものも、お弁当のおかずには不向き。肉じゃがなど汁気が多いおかずをお弁当に入れたい時は、おかずカップを使ったり、ごはんの上にのせて汁を吸わせるように入れるといいですね。汁気を吸ってくれる、かつお節やとろろ昆布を一緒に入れるのもおすすめです。お豆腐は麻婆豆腐や炒り豆腐にすれば、おいしいお弁当のおかずになりますよ。
要冷蔵の食品を使っているもの
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お弁当の彩りによく使われるハムは、実は要冷蔵食品。10℃以下で保管できない場合には、一度火を通して冷ましてから入れる方が安心です。酢の物はギュッと絞って水気をなくせばお弁当に入れても大丈夫ですが、ハムやカニカマ、タコなど加熱していない食材が入っている場合には雑菌が繁殖しやすくなるので、入れないようにしてくださいね。
水分を多く含む野菜
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お弁当の彩りに使うことが多いプチトマトは、ヘタに雑菌がついていることが多いのでヘタを外して入れるのが基本。プチトマトを切って使う場合は水分が出やすいので、焼いたり炒めたりして、火を通した方が安心です。同じように水分が多く出るもやしも、お弁当にはあまり入れない方がいい食材ですが、ごま油と合わせてナムルにしたり、炒めて使えば水分が出にくくなりますよ。
お弁当の基本は、火を通して冷めてから詰める
お弁当におかずを入れる時は、冷めてから入れるのが基本。前日に作ったおかずを入れる時は、一度温めたものを冷ましてから入れます。ごはんも温かいままお弁当箱に入れてしまうと、お弁当箱に水滴がつき、熱が冷めずに蒸れて雑菌が増えてしまうことも。お弁当箱に詰める時にはごはんやおかずが冷めてから入れるようにしてくださいね。
彩りの基本、3色のおかずを意識して取り入れてみて!
茶色いだけのお弁当よりも、赤、緑、黄色など色が入っているおかずを入れると、それだけで食欲をそそるお弁当に。メインのおかずは茶色いものが多いので、赤、緑、黄色のおかずを意識して入れると彩りよくまとまりますよ。
お弁当の基本の6色は、赤、緑、黄色に白、茶色、黒(紫)を入れたもの。基本の3色を意識して入れてあげれば、あとはごはん(白)、メインのおかず(茶)、海苔や黒ごま(黒)などでいいので、自然と彩り豊かなお弁当が作れますよ。
お弁当の基本の6色は、赤、緑、黄色に白、茶色、黒(紫)を入れたもの。基本の3色を意識して入れてあげれば、あとはごはん(白)、メインのおかず(茶)、海苔や黒ごま(黒)などでいいので、自然と彩り豊かなお弁当が作れますよ。
おいしそうに見える詰め方のコツ
さっそく実践!まずはおかずの準備から
お弁当に入れるおかずは「メインのおかず」「サブのおかず」「すき間に入れるおかず」を準備しておくと、おかずをバランスよく詰めることができます。メインのおかずを選んだら、サブのおかず、すき間に入れるおかずには赤、緑、黄色の3色を使うように選んでみてくださいね。
ごはんは斜めに盛るように
ごはんはお弁当箱の半分くらいを目安に、真ん中が斜めになるように盛るようにしてみて。斜めにごはんを盛ると、おかずを入れた時に自然と立体的なお弁当になりますよ。
立体感を出しながら盛り付けて
ごはんを斜めに盛ったら「メインの大きいおかず」をお弁当箱の主役の場所に。ごはんに添わせるように立体感を出すことを意識して盛りつけてみて。「サブのおかず」を入れる時には、同じ色が重ならないように意識して盛りつけていくと、彩りのバランスがよくなります。最後に「すき間に入れるおかず」を詰めて、お弁当の余白を埋めてくださいね。
おいしそうに見えるお弁当の仕上げに、トッピングの魔法を
おいしそうに見えるお弁当に欠かせないのが、仕上げのトッピング。お弁当を開けた時のアクセントになり、見た目にもぐんとおいしそうに。おかずに使えなかった彩りのものを添えるてあげるのもおすすめですよ。
摘んだ葉っぱやお花をアクセントに
お弁当の定番!梅干しをトッピング
そうそう、パセリもありました
お弁当におすすめ「おかずレシピ」
今回は「つくおき」のレシピから、おすすめのお弁当メニューをご紹介。「メインのおかず」「サブのおかず」「すき間に入れるおかず」を準備する時の、参考にしてくださいね。
ピリ辛から揚げがくせになりそう♪煮物とわかめで彩りよくまとめるお弁当レシピ
ラクでヘルシーな野菜中心の彩りお弁当レシピ
ボリュームおかずがメインのお弁当レシピ
【お弁当箱別】詰め方のコツ
【楕円形】のお弁当箱
楕円形のお弁当箱は、盛りつけしやすく、一番おすすめな形のお弁当箱です。ごはんとおかずを斜めに添えていくだけで立体感が出て、おいしそうに詰められますよ。
あこがれの伝統的な曲げわっぱ弁当箱
ごちそう感があがる、すり漆の小判型弁当箱
手軽に楽しめるお弁当箱は、柄ちがいで揃えたくなるかわいさ
長方形のお弁当箱
長方形のお弁当箱は、ダイナミックなお弁当を作るのにピッタリ。ごはんの上におかずをのせた、のっけ盛り弁当や、大きい海老フライをドン!とのせた海老フライ弁当など、ボリュームのあるお弁当も作れますよ。
芸術的な美しさを感じるお弁当箱
たっぷり入る2段タイプは行楽にもぴったり
軽くて丈夫!洗練されたシンプルデザインのアルミのお弁当箱
丸いお弁当箱
丸いお弁当箱は、カーブを利用して詰めていくのがコツ。大きめのおかずを中心に、小さめのおかずをカーブに合わせるように詰めていくとおいしそうに詰められます。すき間に入れるおかずやトッピングを準備しておくとすき間が埋まっておいしそうなお弁当になりますよ。
内蓋つきで汁もれも安心♪アルミ弁当箱
温かいお弁当が食べたい時に。ステンレスタイプのフードジャー
お弁当にワクワクを詰め込んで出かけよう
「おいしそうに見えるお弁当」を作るコツ、いかがでしたか?メイン、サブ、すき間に入れるおかずを準備して、トッピングで彩りやかわいさを盛り込んであげれば、もうそれだけでおいしそうなお弁当に。蓋を開けた時のワクワクを想像しただけでも楽しい気分になりますね。おいしく見えるお弁当作りの、参考になりますように。
こちらのお弁当のトッピングには、茹でたにんじんを、鳥やひょうたんの型で抜いたものをアクセントに。自然栽培で育てたお花や、摘んできたハラン、山椒の葉っぱも使った彩り豊かなお弁当ですね!