成人して初めて飲むお酒は、素敵な思い出にしたいもの。強いお酒を飲みすぎて記憶がない…！なんてことは避けたいですが、一方でお酒を飲むというイベント感も大切にしたいですよね。大人の飲み物らしさがありつつ、アルコール度数が低くて飲みやすい網走ビールは、「楽しくビールを飲んでもらいたい」というメッセージを込めた贈り物としてもおすすめですよ。

リキュールと言えば、飲みやすいお酒の代表格。なかでも北岡本店のフルーツリキュールはフルーツをたっぷり使っており、果肉感まで楽しめるものも。お酒が初めての人でもアルコールらしさを感じることなく、ジュースのような感覚で気軽に飲むことができます。ただしアルコール度数が高いものもあるので、最初は炭酸水やミルクなどで割って楽しんだ方がよいでしょう。

グレープリパブリックのワインの特徴は、「ブドウそのものよりブドウっぽい」こと。すいすいと飲みやすい口当たりですが、ブドウ本来の風味やみずみずしさが強く感じられるのが魅力。ワイン好きの方には新しい味との出会いを、ワインが苦手な方にはこれまでのワインとは全く違った印象を与えてくれるはずです。デザイナーによって描かれたカラフルな鶴や山形県の県鳥・オシドリのラベルも美しく、お祝い事にぴったりですよ。

そこにあるだけで存在感があり、新築や引っ越し先のどんなインテリアにも馴染んでくれそうなガラスのボトルも魅力です。ラベルには4桁の数字が2つ書かれているのですが、これは蒸留日とレシピ番号。クラフトジンだからこそ、季節や生産のタイミングによる細やかな味わいの違いが分かるようになっており、マニア心をくすぐります。特にジンやスピリッツが好きという方や、お酒のボトルを蒐集する趣味のある方にも贈りたいお酒です。

贈り物には、天満天神梅酒大会で日本一になったこともある、うぐいすとまり 鶯とろがおすすめ。本格焼酎に特撰の梅を仕込み熟成させた後、さらに梅のピューレを加えてつくる梅酒です。果肉の食感ととろっとしたのど越し、梅の酸味やうま味がバランスよく、梅酒好きにはたまらない絶品。ロックでしっかり冷やして、少しずつ飲むのが美味しい飲み方です。

千代むすびの糀甘酒は、鳥取県で20年もの年月をかけて開発されたお米「星空舞」と、その米麹だけを使用したストレートタイプ。アルコールや砂糖、添加物、保存料などが一切使われていない、お子さんも安心して召し上がれる甘酒です。甘酒というとひな祭りに飲まれるイメージがありますが、最近は出産祝いとしても人気が高まっているそう。その点、千代むすびの糀甘酒なら産後のからだにも優しく、授乳中の方に贈るにも安心です。

今代司酒造からおすすめしたいお酒が、「錦鯉」です。かつて、得をしようと日本酒に水を足して売っていた酒蔵がありました。金魚が泳げるほど薄かったことから「金魚酒」と呼ばれましたが、今代司酒造はそういったことは一切せず、酒屋さんにも喜ばれたそう。今代司酒造の酒は「金魚」ではなく、「錦鯉」である。そんな想いから作られたのがこのお酒です。錦鯉を思わせるパッケージが国内外から好評で、デザイン関連の賞を数多く受賞しました。鯉は昔から縁起物と言われ、生命力が強く長生きする魚であることから、長寿のお祝いにはぴったりなのではないでしょうか。

イチオシのお酒は、古代米の赤米でつくる伊根満開。一見ロゼワインかと思ってしまうほど、米の赤さがそのままあらわれたお酒です。味わいも日本酒とは思えないほどフルーティー！甘酸っぱさもあり、冷やにしても燗にしても、それぞれ違った味わいを楽しむことができます。60歳の還暦には赤いものを贈るものとされているので、日本酒好きの方にはぜひ伊根満開を贈ってみてくださいね。