魯肉飯は、台湾の代表的なローカルフード。スパイスとともに醤油で甘めに煮込んだ豚肉を、煮汁ごとご飯にかけ、高菜炒めなどを添えて楽しむ丼物です。台湾では、総菜とともに楽しむのが一般的で、丼よりも小さい茶碗に盛られて出てきます。

現地では、どこの食堂にもある極めてポピュラーな料理。正しい表記は「滷米飯」ですが、観光客にも分かりやすいように魯米飯と表記しているお店もあります。台湾ブームもあり、魯米飯は日本でもとても人気の料理です。

使うお肉は、豚バラ肉のブロック。脂が多めですが、それが魯米飯ならではのうまみになります。もちろん、お好みで豚ロース肉などでもOK。

中華スパイスの八角・五香粉などを使うと、より現地の本格的な味に近づきます。多少くせがありますが、慣れるととてもおいしいです。

魯米飯など台湾料理には、揚げた葱もよく使われます。フライドオニオンでもいいですね。フライドオニオンは、自家製も簡単ですし、市販のものを利用するのもいいでしょう。

魯米飯の具は、多めに作って冷凍しておけます。好きなときに解凍してご飯にのせるだけですので、忙しい平日にも便利。あとは、おひたしや簡単な汁物などがあれば十分ですね。

ひき肉を使うことで煮込む時間も短く、忙しいときにおすすめ。ランチなどにもいいですね。食感のいい沢庵を添えるのもいいアクセントになります。

薄切りのバラ肉やスライス肉は、火が通りやすく時短になります。しいときなどぴったりですね。

さまざまな部位が混ざった豚こま切れ肉を使ったレシピ。リーズナブルなのもうれしいですね。

炊飯器に、豚ロース肉（かたまり）の角切りと調味料を入れて、スイッチを入れるだけ。簡単ですが、八角などの香りもきいた本格的な味です。炊けたら、ゆで卵も漬け込んでおきましょう。

拍子切りにした豚バラ肉に調味料を加えて、レンジにかけるだけ。煮込まずに手軽に魯米飯ができます。簡単に済ませたいけれどちゃんと食べたい、そんなひとりご飯にもおすすめ。

日本酒や干し椎茸、鶏ガラスープの素など、日本のおうちにある一般的な材料を使ってできる魯米飯。台湾の味がぐっと身近になりますね。

バラ肉の脂が苦手な方は、ロース肉もいいですね。こちらは、大根を合わせていますので、さっぱりした味わい。五香粉の香りも食欲をそそります。

豚バラ肉の脂を圧力鍋で蒸すことで除いた魯米飯。お肉もとろとろに柔らかくなります。圧力鍋は、時短にもなりますのでうれしい点が多いですね。

手軽でリーズナブルな豚こま肉と、油と相性のいいなすを使った魯米飯。肉とだしのうまみをなすが吸って、濃厚ながらもさっぱりといただける、この季節にぴったりなレシピです。

細身のたけのこを加えた魯肉飯のレシピ。かさましにもなり、コリコリとした歯ごたえもたまりません。

花椒やシナモン、クローブなどは、五香粉を構成するスパイス。五香粉を切らしていても、それら単体のスパイスを合わせれば、魯米飯にふさわしい味が出せます。こちらは、パクチーを添えることで、よりアジアンな風味をプラス。ピリ辛のスープを添えて召し上がれ。

調理しやすいロース肉などを使って、朝でも簡単に魯米飯ができます。汁を入れなければ、お弁当にもぴったり。スタミナをつけたい季節の頼もしいメインおかずになります。

豚バラ肉の代わりに車麩を使ったアレンジレシピ。車麩は、低カロリー・低糖質でありながら食べ応えもあり、ダイエット中にもぴったりな食材ですね。

豚バラ肉の代わりに厚揚げを使ったヘルシーレシピ。さっぱりした食材ですが、オイスターソースなどでコクを出し満足感があります。また意外と食べ応えがありますので、ダイエット中にもよさそうですね。

魚の中でも濃厚なうまみを持つブリを使って、魯米飯風に。コクのあるブリは、濃い目の味つけにも負けません。ヘルシー志向の方にもおすすめの一品です。

鶏むね肉を使えば、低カロリーでさっぱり。しかも、栄養満点で食べ応えもありますね。あっさり味もいいけれど、たまには濃い目の味でスパイスもしっかりきかせ、がっつりいただくのもいいですね。