プチ・デジュネ（petit déjeuner）とは、フランス語で「朝食」という意味。クロワッサンやバゲットなど日本でも人気のあるパンを生みだしたフランスの人たちは、朝ごはんとして「パン×カフェオレ」や「パン×紅茶」などのシンプルなメニューを楽しんでいます。

朝の慌しさはフランスでもご同様。そんななか、焼き立てのパンと温かい飲み物が体を目覚めさせ、1日が始まります。
メニューはシンプルでも、丁寧に焼かれたパンと淹れ立てのカフェオレがあれば十分に幸せな食卓。休日も、同じようなメニューをゆったりと時間をかけて楽しんでいるのだそう。

旬の素材をつかったジャムやお気に入りのバターを添えれば、幸せな気分を運んでくれるプチ・デジュネをさらに贅沢な食卓にすることもできます。

「プチ・デジュネ」は、シンプルで素敵な朝ごはん。でも四季折々の美味しい食材が溢れる日本でなら、旬を感じる春のプチ・デジュネを楽しめるはず！
そこでここからは、休日の朝に、春のやわらかい陽射しのなかで頬ばりたくなる“BOUL'ANGE風プチ・デジュネ”のレシピをご紹介します。

① 鍋の中にバターを入れ、弱火で色づかないように溶かす。
② バターが泡立ってきたら火から鍋を離し、ふるっておいた薄力粉をすべて加える。
③ 色づかないよう、ごく弱火にし、木べらでよく混ぜながら炒める。
④ 粉に火が通り、ツヤのある、なめらかなクリーム状になったら、火からおろして鍋底を冷やし粗熱をとる。

⑤ 中火にかけ、温めておいた牛乳を3回程に分けて、その都度なめらかになるまで木べらでよく混ぜる。
⑥ 牛乳をすべて加えて馴染ませ、沸騰してきたら火を弱めて混ぜ続ける。
⑦ 糊のような粘り気がなくなり、ツヤが出て流れるような状態になるまで煮る。
⑧ 塩・ホワイトペッパー・ナツメグで味をととのえる。

① 鍋でお湯を沸かし、菜の花を茎、葉（蕾）の順で塩ゆでして冷水にとる。
② 冷えたら水気をしっかり絞って、細かいみじん切りにする。
③ ミキサー（ハンドブレンダーでも可）にかけ、ピューレ状になるまでなめらかにする。
※ミキサーが回らないときは、ゆで汁を少しずつ加える。
※ミキサーが無い場合は、細かくたたくように刻めばOK。

「ベシャメルソース」：「菜の花のピューレ」を、10：1の割合で混ぜる。

① アスパラガスと菜の花を、それぞれ歯ごたえが残る程度に塩ゆでして冷水にとり、水気を切る。
② フライパンにオリーブオイルを入れ、具材をさっと炒め、塩で味をととのえる。

① クロワッサンに切れ目を入れ、大さじ2程度の菜の花のベシャメルソースを内側全体に塗る。
② ハムと炒めた野菜をバランスよく挟む。

③ クロワッサンの上に、大さじ1.5程の菜の花のベシャメルソースをのせ、その上にチーズを散らす。
④ 予熱した180度のオーブンで8分程度焼く。
※焼きすぎるとソースの色合いが消えてしまうので注意。

● 今回ご紹介した「春野菜のクロックムッシュ」を「BOUL'ANGE」の全9店舗で販売します。新感覚の美味しさを体験してから作ってみるのもオススメですよ。（410円／店舗情報は こちら）
※3月1日～4月下旬までの販売。期間や取扱いは店舗により異なります。詳細は、各店舗までお問い合わせください。

① バター（A）を鍋で熱し、アサリ・白ワイン・水を入れてフタをしてアサリの殻が開くまで中火で蒸す。
② ①をザルで濾し、アサリと蒸し汁を分け、アサリは殻から身をはずす。（飾り用に殻をはずさないものも取っておく）

③ 同じ鍋に残りのバター（B）を熱し、たまねぎ・じゃがいも・にんじん・ベーコンをしんなりするまで炒め、塩・こしょうを加える。
④ ③に小麦粉を少しずつ加えながら粉っぽさがなくなるまで炒め、②の蒸し汁を少しずつ加えてダマにならないように馴染ませていく。

⑤ 弱火にし、鍋の底が焦げつかないように混ぜながら、じゃがいもがやわらかくなるまで7～10分程フタをして煮込む。
⑥ 生クリームとアサリの身を加えてひと煮立ちさせたら火をとめ、塩・こしょうで味をととのえる。
⑦ 器に盛って、殻をはずさずに取っておいたアサリを飾り、クルトンとみじん切りにしたパセリを散らす。

① ボウルにカットした果物とレモングラス、グラニュー糖を入れ、全体によくまぶす。
※あらかじめ糖をまぶすことで、果物の美味しさが紅茶に浸透しやすくなる。

② 温めたティーポットに①と紅茶のティーバッグ、ミントを入れ、沸騰したての熱湯を注ぎ、5分間蒸らす。
※そのまま冷やしてフルーツアイスティーにするのもオススメ。

フルーツティーの甘酸っぱい香りが部屋中に漂うなか、春のプチ・デジュネを戴きます。では、今回初めて食すクロワッサンのクロックムッシュから……

サクサクの食感が新鮮！ やさしい春の味がする菜の花のベシャメルソースとクロワッサンが、絶妙な取り合わせです。山菜のような苦味はないので、小さなお子さんも季節の味を楽しめますよ。

休日の朝は、パンにちょっぴり手を加えて贅沢な朝食を戴く……。それほど特別なことではないけれど、忙しい日々をリセットできる素敵な過ごし方だと思いませんか。朝の空気が暖かくなる季節になったら、のんびりとプチ・デジュネを楽しんでみてくださいね。

～BOUL'ANGEのパンを買って、家で手軽にプチ・デジュネをしてみよう♪～

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毎回、試食している撮影スタッフ全員が「この美味しさを、読んでいる人みんなに伝えたい！」と切望していたパンを、お手頃価格で楽しんでいただける、またとない機会です。ぜひ、お店へ足を運んでくださいね。

条件／店頭で「パンのある暮らし　vol.3 プチ・デジュネ」の記事をスマートフォン画面で提示
期限／2019年3月27日まで