忙しい春。毎朝の食卓に、体が喜ぶ「カンタン温活ごはん」を。
【温活に適した食材】ショウガ
薬膳料理で人気の食材、ショウガ(生姜)。漢方薬の葛根湯にも使われていることでも知られていますよね。ショウガには「ジンゲロール」や「ショウガオール」という成分が含まれており、それがピリッとした辛さや香りの元となっているとのこと。身体を温めるのに一役買ってくれるのです。
【お役立ちメモ】ショウガのせん切りの保存法
「お味噌汁」に、ショウガのしぼり汁・すりおろしを加える。
「そぼろ煮」に、ショウガのみじん切りを加える。
「炊き込みご飯」の具に、ショウガのせん切りを加える。
「ヨーグルト」に、ショウガのせん切りを加える。
「甘酒」に、ショウガのすり下ろしを加える。
【温活に適した食材】シナモン
シナモンといえば、チャイに加えられたり、シナモンシュガーとしてお菓子作りに用いられたりと、甘いものと相性が良いことで知られていますよね。別名「桂皮(ケイヒ)」と呼ばれ、ショウガ同様、漢方としても活用されています。
スパイシーでどこか甘い……まさに朝から活力がわくような独特の香りですが、これは「シンナムアルデヒド」という成分由来のもの。この成分こそ、血行促進をもたらす優れものです。
スパイシーでどこか甘い……まさに朝から活力がわくような独特の香りですが、これは「シンナムアルデヒド」という成分由来のもの。この成分こそ、血行促進をもたらす優れものです。
「甘いトースト」に、シナモンを振りかける。
バナナ×シナモン
リンゴ×シナモン
マーマレード×チーズ×シナモン
「ホットミルク」に、シナモン、お砂糖を入れるだけ。
【温活に適した食材】玉ねぎ
「1日1個の玉ねぎは医者を遠ざける」ということわざがあるように、栄養満点な玉ねぎ。ちょっとピリッとする独特の香りは「アリシン」という成分によるもので、ビタミンB1の吸収を高めてくれると言われています。このビタミンB1は、エネルギー補給の手助けをする成分。体に代謝を促してくれます。
「カレースープ」に玉ねぎを加える。
「卵とじ」に玉ねぎを加える。
「ポタージュ」に玉ねぎを加える。
朝はぜひ、体があたたまるご飯を。
出典:pixabay.com
《温活朝ごはん》のレシピ、いかがでしたか?忙しい朝でも、冷凍したショウガの炊き込みご飯おにぎりや、玉ねぎスープをレンチンしたり。はたまた、食パンを焼くときにシナモンを振りかけたり…と、ちょっとしたことで、体がよろこぶ1日をスタートできますよ。自分のライフスタイルを大きく変えることなく、手軽に美味しい朝食を楽しみましょう!
新たな環境に身をおいたり、新たなチャレンジを始めたり――。春を迎え、いっそう忙しい日々を送るという方は多いのではないでしょうか。
今回は、そのように毎日忙しいという方に、おすすめ。1日のはじまり「朝」を健康的にもてなす、「温活ごはん」をご紹介します。カンタンレシピの温活ごはんでも、いただけば、じんわり体がぽかぽかに。さりげなく“活動モード”に切り替えてくれますよ。