『赤毛のアン』を読んだことがある人には、ちょっぴり馴染み深い『いちごウォーター』。
わくわくするお菓子がたくさん出てくるのですが、アンが大事件を起こしてしまうきっかけの飲み物で、『いちご水』として登場しています。

『赤毛のアン』の『いちご水』は、お砂糖が入ったちょっぴり甘めなものでした。
いちご、砂糖、水をお鍋に入れて、いちごをつぶしながらことこと煮込みます。
いちごを濾したらレモン汁を入れて完成。アンも大好きだった『いちご水』の完成です。

いちごはきれいに洗い、ヘタを取って縦半分に切りましょう。

いちごに対して2/3ぐらいの熱湯にいちごを入れて、粗熱が取れるまで冷ましてから冷蔵庫で冷やします。

しばらく置いておくと、いちごの色に染まってきれいな色になりますよ。

グラスに注いだ美しさに思わずうっとり。
さわやかでさっぱり、いちごの香りが移ってとってもおいしいんです。
レモンやライムを添えたり、ミントをのせると、また違った風味が楽しめますよ。

基本のいちごウォーターは、作り方も材料もとってもシンプルだから、アレンジもバリエーション豊かです。
レモンやライムを入れれば、味わいに深みが出て、フルーティーな風味が広がります。

ベリー系のフルーツはいちごとの相性ぴったり。ラズベリーやブラックベリー、ブルーベリー…。それぞれの風味が引き立ちあって、甘酸っぱくてとっても爽やかな味わいです。

いちごウォーターに入れておいたいちごは、色が抜けると白っぽく変わっていきます。
そんな色の抜けたいちごも、無駄にしないで美味しく食べるアレンジをご紹介します。

色が抜けて形がくずれたいちごは、少しつぶして粉糖をふりかければ、いちごの美味しさが引き立ちます。

刻んだいちごをヨーグルトに混ぜて、いちごヨーグルトに。

シリアルとヨーグルトにいちごを添えて。

牛乳につぶしたいちごを入れたいちごミルク。

いちごとカルピスを一緒にもみもみつぶして、お水で割ったいちごカルピス。

コンデンスミルクや生クリームと合わせて、ゼラチンで軽くかためたふんわり食感の甘いスイーツです。

ミキサーで混ぜるだけのやわらかいちごミルクゼリー。甘くやさしい味わいです。

きれいないちご色の『いちごウォーター』。
いちごの香りが広がり爽やかな味わいで、見た目もとてもキュート。
とっても簡単に作れるので、お家で、お出かけに、ぜひ『いちごウォーター』を楽しんでみてくださいね。