ヘルシーで美味しい、野菜たっぷりの前菜
お惣菜の定番、キャロット・ラペ
ほくほく美味しいレンズ豆のサラダ
キャロット・ラペと同じくらい人気の定番メニューが、レンズ豆のサラダ。レシピにはさまざまなバリエーションがありますが、茹でたレンズ豆とドレッシングを和えるのが基本。簡単にできるのが嬉しい一品です。ぷちぷち、ほくほくしたレンズ豆の歯ごたえとのほのかな酸味がくせになります。
■材料
・レンズ豆 100g
・エシャロットのみじん切り 1個分
・フランスの粒マスタード 大さじ1 1/2
・バルサミコ酢 大さじ2
・オリーブオイル 大さじ3
・コリアンダーのみじん切りカップ 1/2 (お好みで調節)
・カレー風味の場合カレー粉 小さじ1
・塩・胡椒
■つくり方
1. たっぷりのお湯(塩は入れない)でレンズ豆をアルデンテに茹でたら、水洗いして水分を切ります。
2. ドレッシングの材料とよく混ぜてできあがり。
(こちらの画像はイメージです。)
夏野菜たっぷり、ラタトゥイユ
野菜をたっぷりとることができるラタトゥイユは、夏の定番料理。多めにサーブしてバゲットがあれば、主食にもなる健康的な一皿です。
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
ボリューム満点のシンプルなサラダ
サラダ・リヨネーズ
リヨネーズとはフランス語で"リヨンの"という意味で、フランス東部、食の都リヨンの名物サラダです。リヨンといえば食肉加工品が名産で、このリヨン風サラダにもラルドン(豚バラ肉の塩漬けを茹でたもの)がたくさん入っているのが特徴ですが、日本ではブロックベーコンで代用できます。
サラダ・ニソワーズ
フランスを代表するもうひとつの有名なサラダが、ニソワーズ(ニース風)でしょう。地元ニースではニース風サラダ保存会があるほど愛されているこのサラダ。日本でも食べることができますが、伝統的なものは日本で食べられるニース風サラダよりもずっとシンプルです。保存会によるとニース風サラダに使用してよい材料は、トマト・固ゆで卵・アンチョビの塩漬け・ツナ・わけぎ・小粒のニース産黒オリーブとバジルだけ。ただ旬の季節であれば、若くて柔らかいソラマメや、若い生のアーティチョークを加えてもいいそうです。ドレッシングにはオリーブオイルと塩・胡椒だけでシンプルに。
フランスらしい、メインのひとさら
フランスの超定番といえば、ステーク・フリット
ステーク・フリットはステーキとフライドポテト、というそのままの意味でそのままのひとさらです。えっこれがフランス料理?と思うかもしれませんが、フランスのカフェなどでどこでも食べることができる超定番メニュー。モモやフィレなど、霜降りではない赤身の肉肉しいお肉を塩胡椒でシンプルに焼き上げ、たっぷりのポテトを添えていただくのですが、これがなんともクセになります。フランスに初めて訪れると、フランス人のフライドポテト好きにびっくりするはず。英語でフライドポテトのことを"フレンチ・フライ"と呼ぶのも納得です。
■材料
・赤身ステーキ肉 お好きなボリュームで、一人一枚
・フライドポテト 適量
・バター・パセリ 適量
・塩・胡椒 適量
■作り方
1. 塩・胡椒したステーキ肉をグリルで好みの焼き加減まで焼く。
2. お好みでバターで香ばしさを出したたっぷりのフライドポテトと一緒に盛り付ける。
3. パセリを散らしていただく。
簡単で、大皿メニューにもおすすめ。アシ・パルマンティエ
本格煮込み料理なら、ブフ・ブルギニョン
"ブルゴーニュの牛"という名のこの料理は、ワインの名産地ブルゴーニュの名物料理。牛肉の赤ワイン煮込みです。たっぷりのお肉とたっぷりの野菜を濃厚な赤ワインで煮込んだブフ・ブルギニョンはワインがよく進み、おもてなしメニューとしても喜ばれます。
もとは、家庭で飲み残したワインを使い、固い牛肉も美味しくいただくために煮込んでできた料理が始まりとのこと。
じっくり煮込むので時間はかかりますが、手順はそんなに難しくありません。
フランスの食卓に、デザートは必須
フランスの食事に欠かせないのが、なんといってもデザート。ランチの後もディナーの後も、日本人にとってびっくりするくらいしっかりとデザートを楽しみます。世界一のデザート大国フランスでは市販のデザートがとっても充実していますが、おうちでも作れるシンプルで美味しいデザートのレシピをご紹介します。
みんなが大好きな、ムース・オ・ショコラ
フランスで一番親しまれているデザートはこれでは?と思うほど、ムース・オ・ショコラ(チョコレートムース)はポピュラー。子供から大人まで、間違いなくみんなが大好きです。ランチにお弁当を持ってくる人も、食事のあとにはバッグの奥から市販のカップ入りムース・オ・ショコラが出てきたり。おうちでも、意外なほど簡単に作ることができます。
洋梨のコンポートで健康的に。
フランスの食卓を楽しむエッセンス
じつはとてもシンプルで、気軽に楽しめるフランスの家庭料理。普段の献立にも、おもてなしメニューにも取り入れてみてはいかがでしょうか。そのとき、フランスの食卓に欠かせない美味しいバゲットとワインも是非ご一緒に。お料理はより美味しく、会話も弾み、食卓がよりいっそう明るく和やかになるでしょう。お料理と同じくらい会話を楽しむ、フランス式の食卓をゆったりと楽しんでみてください。
生クリームやバター、お肉のイメージが強いフランス料理ですが、家庭的なお惣菜には健康的な野菜のメニューもいっぱい。味付けや調理は、ごくシンプルなのです。日本のおうちでも簡単に真似できそうなメニューをいくつかご紹介します。