みなさんも一度は耳にしたことがあるのでは？ピタパンは地中海周辺〜中東諸地域で親しまれているパンのこと。

直径20センチくらいの平たい円形のパンで、小麦粉に水、塩、砂糖、イーストを加えて、一時間ほど発酵させ、高温のオーブンで一気に焼上げます。中が空洞のポケット状になっているところから、英語ではポケットパン（pocket bread）とも呼ばれているそうです。

焼くとぷっくりふくらんで、半分に切るとポケットのようになるのが最大の特徴！

中に詰める具はなんでもOK。昨日の残りでもいいけれど、色々おかずを持ち寄れば、華やかなパーティフードに早変わり！具がこぼれにくく食べやすいので、お弁当箱に詰めてもよいですね。

材料もとってもシンプル！パンのように二次発酵が必要無いので、意外と簡単に出来ちゃいますよ♪こちらは全粒粉を使ったピタパンのレシピ。噛めば噛むほどに味わい深く、どんな素材を挟んでも美味しく頂けます。オーブンの中でぷっくりと膨らむ姿にご注目下さい！

こちらはオーブントースターで作れるピタパンレシピ。ピタパンは上と下からの熱によって、ぷくっと膨らみます。下側からうまく熱が来ない場合（上側が薄く焼ける）は、あらかじめオーブントースターのトレーを熱々になるまでしっかり熱してからその上に乗せて焼くと上手に焼けますよ！

ピタパンの生地は、なんと！フライパンでも作る事が出来るんです。ポイントは、テフロンのフライパンを使って焼くこと！とても綺麗に仕上がります！もし、ぷっくりしない場合でも、半分に切って包丁を入れたら、きちんとポケットになってくれるので安心です。全粒粉の代わりに強力粉で作ってもOK！

大きなポケットの中に、どんな具材を挟もうか…考えるのが楽しみになるピタパン。ここからは、アレンジいろいろのピタパンのサンドレシピをご紹介したいと思います。

BLTサンドをピタパンで！ベーコン、レタス、トマトを挟んでマヨネーズをプラス。シンプルな素材を挟むだけでも、なんだかお洒落に見えるのは、ピタパンならではですね♪

残り野菜のキーマカレーで食べ応え十分なお食事サンドに！

これぞ鉄板の組み合わせ。照り焼きチキンと野菜たっぷりのボリュームサンド。

クリームチーズとかぼちゃの優しい甘さがマッチした目にも鮮やかなピタパンサンド。そのままサラダとして食べても美味ですが、ピタパンに挟めばボリュームも満点です。かぼちゃの美味しい季節に作りたくなりますね♪

アボカドをスパイスたっぷりの衣で揚げて、たっぷりのキャベツの千切りと合わせましたピタサンド。キャベツの千切りには、ビネガー、マヨネーズ、カレー粉を一緒に和え、味にアクセントをプラス！

ピタパンに甘い具材を合わせても美味♪ピタパンを焼いて、バナナ＆マスカルポーネを混ぜ、ケーキシロップであえたものを挟めば、デザートピタパンの完成です！溶かしバターを仕上げにたらして頂きます。

ピタパン＆ピタサンドレシピ、いかがでしたか？ ピタパン自体はいたってシンプルな食べ物ですが、気軽なひとりブランチにもお洒落なおもてなしにも変身する優れものです。

野菜やお肉をはサンドしてお食事系で楽しんだり、フルーツやクリームをサンドしてスイーツとして楽しんだり…ピタパンのアレンジぜを、是非色々なシーンで試してみてくださいね♪