切ってびっくり！チェッカー柄ケーキ「サンセバスチャン」
「サンセバスチャン」の基本のレシピ
材料と下準備
【材料】12cm丸型
・卵 1個
・グラニュー糖 40g
・小麦粉 40g
・バター 15g
・牛乳 5g
※こちらの材料はプレーン1台分ですので、プレーンとココアの2つの生地を使用しますから全て『×2』で準備します。
さらにココア生地は、プレーンの材料に“ココア5g”をプラスしましょう。
【下準備】
・小麦粉とココアはふるいにかけておく。
・バターと牛乳は合わせて湯煎して溶かす。
・型にオーブンシートを敷く。
・オーブンを170℃に予熱する。
色違いの生地を作る
1.卵をボウルに解きほぐしたら、グラニュー糖を加えて湯煎に掛けながらハンドミキサーで泡立てる。
2.小麦粉とココアは3回に分け加え、ゴムべらで底からサックリ混ぜる。
3.生地を少し別皿に取り、バターと牛乳の器に入れて馴染ませたら戻す。
4.余熱していたオーブンで170℃で20分焼き、出来たら網上でラップで保湿し冷ます。
5.プレーン生地も同様に焼きあげる。
6.その間にシロップを作る。お湯でグラニュー糖を溶かしブランデーを加える。
『サンセバスチャン』の模様を作る
ここからが、模様を綺麗に引き立たせる重要ポイントです！
高さは扱いやすい1.5～2cm位が理想です。その幅の角材などがあればガイドにして平行に切りそろえる事を意識して。
同じ高さの生地をそれぞれ2枚ずつ用意します。
コンパスで紙型を作ったら、4つの円にくりぬいて互い違いに合わせていきます。
作ったガナッシュを間に挟みながら、交互に重ねていきます。このガナッシュが切り分けた時に模様がずれないようにサポートしてくれます。
最後の仕上げ
1回目のガナッシュは薄塗りにして冷蔵庫で冷やし固めます。
2回目のガナッシュは柔らかめにした方が綺麗に仕上がります。
全体的に回しかけパレットナイフで均一にしたら、あまり触る時間を長くせず冷蔵庫で冷やし固めましょう。固まれば完成です！
「サンセバスチャン」のアレンジレシピ
ここで注目して欲しいのは、生地の段数。一枚の厚みを大きくして重ねる枚数を3枚にするのは、失敗が少ないので初心者さんにもおすすめです。
形は丸形じゃなくても大丈夫。パウンド型を使った四角い形なら、切り分けてラッピングしたら『お裾分け』も出来ちゃいますね。シックな色合いだから、父の日やバレンタインにも♪
ジョコンドビスキュイを使って、減バター＆減糖にしたヘルシーなレシピ。ラズベリーのトッピングがチョコレートブラウンによく映えますね！
こちらは、生地がプレーンといちごのタイプ。ガナッシュの代わりにシュガーペーストを使用しているので、見た目もふんわり優しい雰囲気ですね。
フリーズドライの苺を生地に練り込んで作ったサンセバスチャン。淡いピンク色のクリームで可愛らしいデコレーションを楽しんで♪
生クリームでコーティングしても可愛いですね。一見普通のケーキに見えてカットすると驚きがあるサンセバスチャンは、バースデーケーキにもぴったり！
抹茶チョコレートを使った色鮮やかなグリーンの和風サンセバスチャン。仕上げに抹茶の粉末を振りかければ、ほろ苦い大人の風味に♪
長方形の抹茶の和風セバスチャンに、白あんクリームや紫芋ペーストなどでデコレーションしています。クリームの絞り方で立体感を出すのも素敵！
こちらはマンゴーが混ぜ込まれた生地で作ったアレンジ。トロピカルな風味が夏にぴったり！他にも、にんじんやかぼちゃなど、季節の緑黄色野菜なんかでも作れそう♪
カロリーが気になる…という方は、軽やかな食感のシフォン生地で作ってみませんか？春を思わせる淡いピンクとグリーンのチェッカー柄がキレイですね。
あなたも「サンセバスチャン」に挑戦してみて♪
今回の記事を参考に、可愛らしいチェッカー柄のサンセバスチャンをおうちで作って、優雅なケーキタイムを楽しんでみて下さいね♪
一見すると普通のケーキに見えますが…切ってみると思わず「わぁ～！」と声をあげてしまうチェッカー柄の可愛らしいケーキ「サンセバスチャン」。フランスとスペインの国境近くにあるバスク地方の高級リゾート地サン・セバスチャンに魅せられたフランス人が、美しい街並みの“石畳”を模して作ったことが由来とされています。今回は、「サンセバスチャン」の作り方をご紹介します。