自然を満喫しながらそれぞれのスタイルで楽しむキャンプ。ホテルや温泉に泊まるのとは一味違った楽しみがありますね。季節が良くなると、どこへ行こうか計画を立てたくなる方も多いのではないでしょうか。

友人同士、仲間同士でのキャンプなら、ゆったりと流れる時間を共にしながら語り合う楽しみがありますね。大自然に包まれると、日頃話せないことも素直に話したり聞くことができそうです。

キャンプの大きな楽しみのひとつが食事。火を起こしてバーベキューをしたり煮込み料理を作るのは、キャンプの定番ですよね。自然の中で食べるお料理は格別の美味しさです。

そして、キャンプをしている時も欲しくなるのが甘いもの。おやつにデザートにと、甘いものが食べたくなります。せっかくのキャンプ、持ち込むのではなくその場で作れたら最高ですよね。

しかも、ホットケーキミックスを使えば簡単に美味しいバームクーヘンが作れます。ホットケーキミックスならば、なんとなく気軽に作れる気がしますよね。

【材料 : 直径15cmほど、30cmくらいの長さのバームクーヘン1本分】
１．ホットケーキミックス600g
２．卵3個
３．牛乳450ml
４．砂糖500g
５．無塩バター100g

※以上は目安です。ホットケーキミックスの袋に記載してあるホットケーキ生地の分量を参考にしてください。そこに溶かしバターと砂糖を追加するイメージです。

ホットケーキミックスで作った基本の生地に、溶かしバターと砂糖を加えてバームクーヘンの生地を作りましょう。

芯棒にアルミホイルを巻き付け、生地を流しかけます。余分な生地を落としてから火にかけ、くるくると回しながら焦げ目がつくまで焼いていきます。生地を流しかけては焼くの繰り返し。程よい大きさになるまで繰り返しましょう。

ミトンをかけて芯棒からバームクーヘンを外すと完成！弱火でじっくり焼くよりも、少し強めの火力で一気に焼くのがふんわりと仕上がるコツのようです。焼き加減やレシピなど、いろいろ試して好みを見つけたくなりますね。

切り口が木の年輪のように見えるバームクーヘン。ドイツ語でバウムは「木」でクーヘンは「ケーキ」という意味の、ドイツ発祥のお菓子です。この年輪が「幸せを重ねる」ことや「長寿、繁栄」を連想させるため、引菓子やお祝いの贈り物として人気があります。

ところが本国ドイツでは作るのに技術を必要とする「伝統菓子」であって、一般的なお菓子ではないようです。見た目も日本のバームクーヘンとは多いに違いますよね。
バームクーヘンは、日本で独自の進化を遂げ、愛されているお菓子なんですね。

家での手作りは難しくても、キャンプでならば仲間や家族と一緒に作る時間も楽しめるバームクーヘン。次のキャンプの計画に、バームクーヘン作りも加えてみませんか？