少しずつ変えていこう。秋冬ムードのインテリア
step1.まずは小物×秋冬カラーを取り入れる

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涼しい日も増えてきたけれど、まだまだ暑い日も…。そんな時期には、季節の移り変わりを楽しみながら少しずつ秋冬インテリアを取り入れていきましょう。いきなりボアやウールといった素材のアイテムを取り入れるのではなく、目で見て秋冬らしさを感じられる、それでいて使い心地は軽いものを選ぶのがポイント。
深みのある色をクッションカバーに
小物はベージュ&ブラウンをベースに
シックなドライフラワーや枝ものを飾る
<アイテム選びのヒント>秋冬の小物選びは「色数」に気をつけて
秋冬はダークトーンの雑貨が多く、油断すると色に溢れてしまいがち。お部屋で使う色はなるべく3色までに抑え、ベージュや白、黒、グレーと言った無彩色を選ぶとまとまりのあるお部屋になります。同じ色味でも、ボアやウール、ファーなど、素材を変えて楽しんでみて。
step2.大物も秋冬の素材に模様替え
本格的に肌寒くなったら、インテリアでも暖かい素材を取り入れていきましょう。ラグやベッドカバーなど、面積の大きいもので印象を変えて。
ふわふわ幸せな座り心地のラグ
ストールもインテリアの一部に
ワンルームではベッド周りを重点的に
<アイテム選びのヒント>大物に柄を使いたい時は?
ラグやベッドカバーのような大きい面積に柄物を取り入れる際は、柄物を1つだけにするか、大小を組み合わせると失敗を防げます。例えば、クッションカバーが大柄ならラグを細かい柄にしたり、ベッドカバーが大柄なら枕やベッドスローを無地にすることでバランスが取れます。
step3.イベントデコレーションを楽しむ
一通り秋冬インテリアに模様替えが済んだら、そろそろクリスマスやお正月といったイベントシーズンが始まります。デコレーションを早めに用意して、その日までのカウントダウンを楽しみながら過ごしましょう。
部屋中に明かりを灯そう
リースやスワッグを飾って楽しもう
お正月飾りは「さりげなく」がちょうどいい
<アイテム選びのヒント>定位置をつくる
イベントデコレーションは、アイテム選びの前に「飾る場所」を決めておくのがおすすめ。キッチン横の壁、トイレの窓、玄関の靴箱の上など、何箇所でも良いのでディスプレイ用の定位置を作っておきましょう。1つだけ、または小さな場所に飾っても浮かないものを…と考えながら選ぶと、失敗も少なくなります。
[tips]夏のアイテムを、秋冬インテリアに活かすワザ
最後に、夏のインテリアで使っていたアイテムを上手に活かす、ちょっとしたヒントをご紹介します。夏と冬でインテリアの雰囲気を変えたくても、総入れ替えするとなるとお金も手間もかかるし、収納する場所も必要…。だからこそ、少しのアレンジで全体の印象を変えるテクニックを上手に使いましょう。
ガラス雑貨は、クリスマスシーズンに合わせて
アウトドアライトを室内に
ポスターのフレームを木製にチェンジ
<アイテム選びのヒント>秋冬の植物を組み合わせよう
なんとなく夏のディスプレイと代わり映えしないな…と感じた時は、秋冬の植物を組み合わせて飾るのが手っ取り早い解決策です。ドライフラワーや松ぼっくり、コットンフラワーや赤い実のついた枝ものなど、シックで秋冬らしいものを合わせてみましょう。
秋冬インテリアで、おうち時間を心地よいものに
秋冬はだんだん日が短くなり、家の中で過ごす時間も増えるからこそ、お部屋を心地よい空間に整えたいものです。布団のように肌に触れるものだけではなく、目に入る場所にも「温かさ」を取り入れることで、心もほっと休まるはず。秋冬ならではのインテリアを楽しんで、ぜひおうち時間を豊かなものにできますように。
全部を変えるのではなく、ひとつ深い色が加わるだけでも夏から秋へと雰囲気が変わります。深みのあるボルドーも、寒い季節のインテリアで楽しみたいカラーですね。