ヴィンテージ家具の魅力とは?
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ヴィンテージの語源はフランス語の「vintage」。元はぶどうの当たり年に作られたワインを指す言葉でした。それが転じて、古い価値のあるものに使われ出しました。
あまり構えて考えなくても、家具を選ぶ際の一つのカテゴリーと捉えてみると、今までよりも身近に感じられるようになります。
あまり構えて考えなくても、家具を選ぶ際の一つのカテゴリーと捉えてみると、今までよりも身近に感じられるようになります。
時代を超えて愛されるデザイン性
ヴィンテージと呼ばれるものは、流行りによってで淘汰されず人々に時代を超えて愛されて残っていくだけのデザイン性の高さが秘められています。※アンティークとは、おおまかには製造されてからの年数によって区別されます。
お部屋にヴィンテージを取り入れると、おしゃれなのに頑張りすぎていない、ラフな空気が生まれます。そして、その製品に刻まれた歴史や生まれた時代の空気が、お部屋に良い意味での「人が生活している匂い」を漂わせてくれるのです。
お部屋にヴィンテージを取り入れると、おしゃれなのに頑張りすぎていない、ラフな空気が生まれます。そして、その製品に刻まれた歴史や生まれた時代の空気が、お部屋に良い意味での「人が生活している匂い」を漂わせてくれるのです。
修理しながら長く愛用できる
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ヴィンテージ家具は飾っておくだけではなく、実際の生活に取り入れられる点が大きな魅力です。
特に、昔の家具は長いサイクルで使うことを前提に作られたものが多く、修理しながら使い続けることができるのも良い点。
例えばソファは、ファブリックが傷んだら買い替えるのではなく、また張り替えて使っていくという考え方なのです。
特に、昔の家具は長いサイクルで使うことを前提に作られたものが多く、修理しながら使い続けることができるのも良い点。
例えばソファは、ファブリックが傷んだら買い替えるのではなく、また張り替えて使っていくという考え方なのです。
初心者さん向け「ヴィンテージアイテム」を選ぶコツ
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趣のあるデザイン性が高いヴィンテージアイテム。素敵だなと思いながらも、部屋にどう取り入れたらいいのだろう?と迷う方もいらっしゃいます。
家自体の築年数が浅く設備も最新の場合、インテリアになじまないのでは?と不安に思うこともあるかもしれません。
家自体の築年数が浅く設備も最新の場合、インテリアになじまないのでは?と不安に思うこともあるかもしれません。
今の部屋のカラーコーディネートに沿ったアイテムを選ぶ
確かに新しいものや新しい建物の中では、ヴィンテージアイテムは存在感があるかもしれません。
まずは浮かないように、あまりビビッドな色のものは選ばず、現在の部屋のカラーコーディネートに沿ったものから始めましょう。
まずは浮かないように、あまりビビッドな色のものは選ばず、現在の部屋のカラーコーディネートに沿ったものから始めましょう。
小さめアイテム&シンプルなデザインを選ぶ
いきなり大きなダイニングテーブルやソファに挑戦せず、小さめのアイテムから。そして、シンプルなものから取り入れるのがポイントです。
例えば椅子やサイドテーブル、デスクライト、フロアランプやコート掛け、素材で言えば木製や布製の製品が取り入れやすいでしょう。
小さなアイテムが増えていき、部屋にまとまりが出てきたときに大きなアイテムを取り入れると、部屋になじみやすくなります◎
例えば椅子やサイドテーブル、デスクライト、フロアランプやコート掛け、素材で言えば木製や布製の製品が取り入れやすいでしょう。
小さなアイテムが増えていき、部屋にまとまりが出てきたときに大きなアイテムを取り入れると、部屋になじみやすくなります◎
ヴィンテージのデメリットは、実はメリットにもなる
特にファブリックや革を使用しているインテリアは、経年劣化や汚れ、破れ、日焼けしていたりすることもあるでしょう。
こちらはめがねとかもめと北欧暮らし。さんで紹介されていた土間の様子。デンマークのヴィンテージスツール。元の座面はは革だったそうですが、少々汚れがあったため、スツールを購入した「talo」でミナペルフォネンのファブリックに張り替えてもらったのだそう。
後ろに飾られた陶器の色とリンクしてまとまっています。
こちらはめがねとかもめと北欧暮らし。さんで紹介されていた土間の様子。デンマークのヴィンテージスツール。元の座面はは革だったそうですが、少々汚れがあったため、スツールを購入した「talo」でミナペルフォネンのファブリックに張り替えてもらったのだそう。
後ろに飾られた陶器の色とリンクしてまとまっています。
もちろんコストはかかりますが、他のインテリアとカラーコーディネートすることもでき、ある意味、自分好みにカスタマイズする機会でもあります。その手間をかけて修繕して使い続けること自体が、ヴィンテージの家具を持つ醍醐味とも言え、愛着が増すことも間違いなし◎
ここから始めてみて!おすすめアイテム3つ
もし、インテリアに初めてヴィンテージを取り入れるなら、以下のようなアイテムから始めて見るのがおすすめです。
日本家屋と相性がいい「北欧やフランスのビンテージチェア」
こちらはデンマークのチェアです。
木製フレームの北欧ヴィンテージチェアやフランスのミッドセンチュリー時期のヴィンテージチェアは、日本家屋や和室との相性◎
特に北欧家具は日本でも人気が高く、いろいろなデザイナーの商品が販売されているので、比較的手に入りやすいのも嬉しいところ。
木製フレームの北欧ヴィンテージチェアやフランスのミッドセンチュリー時期のヴィンテージチェアは、日本家屋や和室との相性◎
特に北欧家具は日本でも人気が高く、いろいろなデザイナーの商品が販売されているので、比較的手に入りやすいのも嬉しいところ。
ひよりごとさんのブログで紹介されていたデンマークのヴィンテージチェアです。ソファほどの重さがないので、気軽に取り入れることができますね。
布は全体的に張り替え、足は塗り直しているそうです。上品な趣のあるヴィンテージ家具は、和室の片隅に置いても素敵です。
布は全体的に張り替え、足は塗り直しているそうです。上品な趣のあるヴィンテージ家具は、和室の片隅に置いても素敵です。
また、ダイニングチェアにヴィンテージを取り入れるのもおすすめです。
テーブルをヴィンテージにするのは大きく印象が変わるだけに難しさがありますが、チェアであれば面積も小さいので、主張しすぎることなく取り入れられます。
テーブルをヴィンテージにするのは大きく印象が変わるだけに難しさがありますが、チェアであれば面積も小さいので、主張しすぎることなく取り入れられます。
「照明」に取り入れて、雰囲気をぐっとシックに
こんな可愛らしいデスクライトもおすすめです。
お部屋の差し色としてインテリアのポイントにしてもおしゃれ◎
お部屋の差し色としてインテリアのポイントにしてもおしゃれ◎
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種類も様々な照明器具。こぶりなペンダントライトもおすすめです。白やブラウンを選ぶことによってあえて目立たせず、ヴィンテージ家具をお家に迎える入り口にするのにも向いています。
さり気ない存在感「サイドテーブル」「チェスト」
こちらはデンマークの二段チェストです。
ソファの横や壁際に、シンプルなサイドテーブルやチェストを置いてみてください。
メインの大きな家具のフレームが木製であれば木製、金属なら金属を使用した家具にするとまとまりのある雰囲気に仕上がります。
ソファの横や壁際に、シンプルなサイドテーブルやチェストを置いてみてください。
メインの大きな家具のフレームが木製であれば木製、金属なら金属を使用した家具にするとまとまりのある雰囲気に仕上がります。
めがねとかもめと北欧暮らし。さんの玄関の様子。北欧のヴィンテージチェストだそう。これくらいのサイズ・容量があると、オブジェなどお気に入りや季節の飾りを楽しむスペースにしたり、出かけるときに必要なものを収納したりと、実用面でも便利に使えそうです。
季節の飾りを楽むスペースとしても◎
季節の飾りを楽むスペースとしても◎
愛着を持って使い続ける気持ち、それ自体が最大の魅力
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自分が良いと思うものは古いものでも修繕しながら使い続ける。ある意味、その姿勢自体がかっこいい、と思うのは筆者だけではないでしょう。
ヴィンテージショップに足を運んで、確かな知識を持った人がセレクトしてきたラインナップから自分の好みに合ったものを探してみはいかがでしょうか。
まずはその扉を開いてみてください。きっと楽しい世界が待っていますよ!
ヴィンテージショップに足を運んで、確かな知識を持った人がセレクトしてきたラインナップから自分の好みに合ったものを探してみはいかがでしょうか。
まずはその扉を開いてみてください。きっと楽しい世界が待っていますよ!