「玄関収納」上手なスペース使いがポイント
コンパクトな造りながら、収納するモノも多くなります。
そのため、すっきりとした玄関を保つためには、限られたスペースを効率よく使って収納することがポイントです。不要なモノをなくしたうえで、アイテムの居場所を作ってあげましょう。
扉裏も…収納力をアップする工夫が大切
目につきやすい場所をよく使うアイテムの定位置にすることで、忘れ物を防ぐこともできます。
いろいろなスペースを効率よく使用することで、収納力はぐんとアップします。
そこで今回は、スペースとグッズを上手に使った「玄関」の収納アイデアをご紹介します。
寒さに負けない体を目指す！ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
「アイテム別」玄関のすっきり収納術をご紹介
「靴」の収納術
こちらは、クリアケースを使った収納術。
余裕をもって1足ずつ収納できるので、窮屈になる心配もなく大切に保管できます。
また手持ちの靴が把握できることで、使用頻度が通ったり、同じような靴を買ってしまうことも防げそう。
お気に入りの靴を1足ずつケースに入れて収納すると、毎日の靴選びが楽しくなりますね♪
「傘」の収納術
長さのある傘やカラフルな傘は、玄関に置くと存在感が気になりますよね。
シューズボックスの扉にフックを取りつければ、すき間収納が叶います。ポイントは、「耐荷重」と「傘の柄がしっかり引っかかるかどうか」を確かめたうえで、フックを設置することです。
加えて、しっかり扉が閉まるかどうかも確認しておきましょう。
「取り出しやすさ」「しまいやすさ」を求めるなら、玄関ドアを活用した収納術がおすすめです。
玄関スペースに傘立てを置くと、ほこりが溜まりやすく掃除のたびに移動させなければいけません。
その点、ドアに傘を収納することで、お掃除がしやすくて家事の時短にもなります。
ドアの開閉でずれないように、マグネットの強度や耐荷重にも注目しましょう。
「掃除グッズ」の収納術
玄関のたたきや鏡の掃除に使うアイテムは、汚れが気になったときにササっと掃除ができるように、あえて見せる収納にするのがgood！
生活感が出ないようにするには、デザイン性にこだわって選ぶことがポイントです。
小掃除もしやすくなって、玄関まわりを清潔に保ちやすくなります。
掃除道具が玄関スペースにマッチしない場合は、傘と同じようにシューズボックスなどの扉裏を活用して収納しましょう。
アイアンバーに掛けることで、ほうきやスプレーボトルなど、形が違ったアイテムも一緒に収納できます。
インテリアになじむアイテムは「見せる収納」、カラーや形状が浮いてしまうアイテムは「隠す収納」で、使い分けをするのも一つの手です。
「バッグ」の収納術
出勤やお出かけのお供であるバッグは、収納場所に悩むアイテムの一つです。
形がさまざななバッグ類は、カゴを活用して収納すると見た目がすっきりします。
普段使いのバッグはカゴのうえへ、お出かけ用や2軍バッグはかごの中にしまっておきましょう。
来客時など、人目が気になるときは、かごの中にサッと隠すこともできます。
かごのうえに置くことで、バッグの底裏が汚れる心配もありません。
子ども用のバッグは、自分で片づけられるように手が届きやすい場所にフックを取りつけて収納するのがコツです。
「帰ってきたらバッグはココ」と決まっていれば、帰宅後の部屋の散らかりも防げます。
バッグの定位置がなかなか決まらないという人は、利便性に注目してみましょう。
「おもちゃ」の収納術
バトミントンのラケット、サッカーボール、野球のグローブ…、おもちゃは形がいろいろあって収納が大変です。
バトミントンのラケットのように薄いアイテムは、シューズボックスや収納棚の壁面に引っかけると、すっきり収納できます。
なわとびやフラフープなども、引っかけ収納との相性がgood！
また、子どもが自分で取り出せて片づけられるかどうかも大切です。
ラケットと形が似ている虫取り網も同じ。扉を閉めてしまえば、アイテムが悪目立ちすることもなく、統一感が出てすっきりします。
毎日使うわけではないものや、玄関のインテリアやカラーに合わせにくいアイテムは、隠す収納で玄関をすっきりさせることがポイントです。
ボールや砂場おもちゃは、100均や無印良品のボックスを活用して収納しましょう。いろいろな形のアイテムも、ボックスに入れてしまえば存在感が気になりません。
中に何が入っているのかラベリングしておくことで、元に戻すときにも迷わず収納できます。
砂がこぼれやすい外遊びおもちゃも、ボックスなら掃除がしやすく玄関汚れも防げて一石二鳥です。
シューズボックスの下は、ワイヤーバスケットやカゴを置いておもちゃや自転車のヘルメットを収納するのもおすすめです。
子どもの手が届きやすく、自分で片づけをする習慣が身につきます。
「スリッパ」の収納術
いつも履くスリッパは出しっぱなしという人もいることでしょう。数が多かったり向きが揃っていなかったりすると、散らかって見える原因となります。
簡単にできるスリッパ収納術といえば、カゴに向きをそろえて入れる方法です。
ナチュラルなイメージの玄関なら「籐カゴ」や「木製のかご」が馴染みます。また、クール＆スタイリッシュなイメージなら「ワイヤーバスケット」に収納してもおしゃれですね。
こちらは、壁面を活用したスリッパ収納術です。
アイアンバーを取りつけて、スリッパを差し込む方法で、床に物おかなくて済むので玄関がすっきりした印象に。
壁に設置するもよし、シューズボックスの扉裏に設置するもよし、「見える収納」「隠す収納」のどちらにも使える方法です。
賃貸物件や新築住宅で、壁や扉に穴や傷をつけたくない場合は、剥がれないか確認した上で、「マスキングテープや養生テープ＋両面テープ」で設置する方法も。
100均の木板とアイアンバーを使うと、シンプルで木の温かみが伝わるスリッパ収納を手作りできます。
特別な工具がなくてもできるので、DIY初心者でも挑戦しやすい収納アイテムです。
お菓子の木箱やりんご箱などの廃材を使っても、味わい深いおしゃれな雰囲気に仕上がります。
スペースを最大限使って「すっきり玄関」を手に入れよう♪
玄関まわりをすっきりさせるなら、見た目はもちろん機能性も考えて収納することがポイントです。
「見せる収納」「隠す収納」を上手く使い分けて、リバウンドしない片づいた玄関まわりをキープしましょう。
靴の数が多くてシューズボックスが大混雑…というお宅は、スペースを最大限に活かすラックの活用がおすすめです。
シューズ用ラックがなくても、100均のファイルボックスで代用可能。
子どもの靴や高さのないパンプスなら、隙間を使ってすっきり収納できます。