完璧な収納より、続く収納を探すことからスタート!
「完璧な収納を真似してみたけれど続かなかった」そんな経験はありませんか?もしかしたらその収納方法が、自分の生活にマッチしなかったのかもしれません。
整ったわが家をキープするには、少しだけ肩の力を抜いてみることも大切。意外にもほどほどに整えた収納でも、整った収納に見えるのです。続けられる収納のアイデアを紹介します。
整ったわが家をキープするには、少しだけ肩の力を抜いてみることも大切。意外にもほどほどに整えた収納でも、整った収納に見えるのです。続けられる収納のアイデアを紹介します。
頑張りすぎない「ほどほど収納」 4つのルール
1.ざっくりとカゴやボックスに入れる
すぐ手に届く場所に置いておきたい物は、カゴにざっくりと収納するのが◎。見た目がごちゃごちゃしてうるさく見える物も、カゴに入れてしまえばすっきり。中身が見えるのが気になる場合は、目隠しに布を被せればOK!
また持ち手がついたカゴなら、いろいろな部屋に持ち運ぶにも便利です。北欧風、ナチュラル、和風と種類によって部屋の雰囲気に合わせることができ、インテリアの一部として部屋になじみます。
また持ち手がついたカゴなら、いろいろな部屋に持ち運ぶにも便利です。北欧風、ナチュラル、和風と種類によって部屋の雰囲気に合わせることができ、インテリアの一部として部屋になじみます。
毎日は使わないものをきっちりしまい込んでしまうと、片付けるのがめんどうに思え、使う頻度が減ることも。「これはこのボックス」と場所だけ決めて、中は自由に入れてOKのスタイルにすれば片付けの負担も最小限です。家族にも協力してもらいやすい収納です。
2.物それぞれに“だいたい”の定位置を決める
物の住所を決めておくことは片付けの基本。使ったらしまう、という一連の動作さえできれば散らからずに済みますよね。定位置を決めるときは、使う導線を考えることと、あまり神経質になりすぎないことがポイント。また、お気に入りやこだわりの収納グッズを使うことも、モチベーションも上げるポイントです。
小さな物を収納するときは、ざっくりとグループ分けをすることで整った印象に。持っている物の量も把握しやすいので、数が増えがちな文房具などの収納に向いています。定位置があることで使った後も自然と元の位置に戻せるようになり、散らかることも少なくなるかもしれません。
3.ボックス・収納用品のデザインを統一する
クローゼットや押入れなど、たくさんの物を収納するときは収納ボックスの種類を揃えます。収納する物の形や大きさや色が違っても、中を細かく仕切らなくても大丈夫。見た目が統一されるのだけで、すっきり整頓されてみえます。
収納ボックスはデザインの変わらない、定番のものを選ぶのがおすすめです。収納は家族の成長や用途によって日々変化があるもの。そんなときいつでも買い足せるものにしておけば、統一感をいつまでもキープできますよ。
4.共用部分はラベリングをうまく利用する
収納ボックスにはラベリングをするのがおすすめです。きれいな収納をキープするには家族の協力が必須。自分以外の家族が使いやすい収納にすることで、自然ときれいをキープできます。それにひと目でわかるようにしておくと、「〇〇はどこ?」の質問が減るのでストレスも減りますよ。
ボックスを使わない収納には、棚などしまう場所に直接ラベリングを。物に住所をつけてあげれば、使ったあとも迷わずいつも同じ場所に返すことができるので、自然にきれいな収納をキープできます。
余力があれば小物を入れるケースにもラベリングを。パッと見てどこの何が入っているかわかるので、使い勝手がよくなります。学習机の引き出し収納にもおすすめですよ。
場所別「ほどほど収納」アイデア実例
キッチン収納
食器は使う頻度でグルーピング
調理器具は仕切って、使いやすく出しやすい収納に
リビング収納
小物はざっくり区切って、見やすく・使いやすく・しまいやすい
クローゼット収納
バッグやストールは吊るす収納がおすすめ
メイクグッズ収納
かご・ボックス収納でひとまとめに
収納ケース内もざっくり区切って収納力アップ
子ども用品の収納
よく使うものは吊るして置きっぱなしとサヨナラ
ごちゃごちゃしやすい場所はラベリングで分かりやすく
バスルーム収納
浮かせる収納で掃除も楽ちん♪
お掃除グッズ収納
1か所に集めて吊るすことで、スムーズな動作・導線を確保
ゆるく、続けられる収納を
「ほどほど収納」のアイデアはいかがでしたか?きっちりと計算された収納には憧れますが、実践するのはなかなか難しいもの。完璧を目指すより、家族みんなが続けられる収納を目指しましょう。それが心地よいわが家を作るコツですよ♪
食器の収納は、同じ種類のお皿を並べるだけですっきりして見えます。たくさんの数を重ねず、余裕をもって並べることがストレスなく出し入れするためのポイントです。毎日使う食器や使う頻度が少ない食器など、引き出しごとにグループ分けをするのも◎。