そこにいるだけで安らげる空間は、インテリアの問題だけではないはず。家族との距離感や、本当に自分が好きと思えるモノに囲まれているかも大切なポイントです。

LDKのレイアウトを考えるとき、意識したいのが「ライフスタイルに合っている」かどうか。1日の家族の動きなどを、もう一度おさらいしながら考えてみては。

たとえば、朝食をとるダイニングテーブルは太陽の光が入る明るい窓側に、ソファは、夜にゆったりと過ごせるよう間接照明が映える壁側に置くなど…暮らしに自然になじむ家具の配置を考えてみましょう。

家族が回遊しやすい間取りは、居心地のよさにも繋がります。LDKはさまざまな役割があるため、モノがごちゃごちゃしてしまいがち。

モノを厳選したり、家具の配置や高さを調整することで開放的な空間づくりがかないます。

特に、お子さんのいるご家庭では、すっきりと暮らすというのがなかなか難しいこと。家具やモノを最小限に抑えれば、片付けもラクになります。

そこにあるだけで心を和ませてくれるインテリアグリーンやアート。心を潤わせてくれるアイテムは、居心地の良い住まいに欠かせません。

ソファにはクッションを。インテリアとして素敵なだけでなく、ひじ置きや枕、背中や腰を支えてくれるなど、ラクな姿勢を保つのに役立ちます。

お部屋が狭くなるから家具を増やしたくない、という方におすすめなのがローサイドテーブル。本やコーヒーなどが置けるだけの小さなもので構いません。

チェアやソファの傍らに置けば、居心地がグンと良くなります。

モノがごちゃごちゃしてきたな…と感じたら、まずは一時置きコーナーにまとめてみてはいかがでしょうか。

こまごまとしたモノは、お気に入りのカゴや小物入れにまとめることで瞬時にすっきりします。

すっきり、使いやすい、お気に入りのモノに囲まれている…そんなキーワードが居心地のよさのポイント。

リビングダイニング、そしてキッチンが心地良い空間にな
れば、家族団らんの時間がもっと楽しくなりそうですね。

始めからベストな状態をつくるのは難しいもの。さまざまなレイアウトを試しながら、自分たちらしいスタイルを見つけていくのがおすすめです。

あなたもぜひ、家族とほっこりできる素敵な空間づくりを楽しんでくださいね。