ビルトインゴミ箱とは、シンク下やキッチンカウンター下の収納庫にあらかじめ内蔵されているゴミ箱のこと。
海外のキッチンでよく見かけるポピュラーなタイプは引き出しビルトインタイプです。

こちらは、ひとりごとさん宅のビルトインゴミ箱。

ゴミ箱をビルトインにすれば、スペースを取られることもなく、キッチン内での導線もすっきり。

シンク下がビルトイン用になっていなくても、引き出しひとつだけをリフォームすることもできますし、サイズの合うゴミ箱を選んでDIYすることもできますよ。

こちらもひよりごとさん宅の開き扉用のビルトインダストボックス。

扉を開くと蓋も開きながらボックスごとせり出してきます。調理中に出たゴミをポンポン捨てるのに便利ですね。

ひよりごとさんのビルトインに使われているゴミ箱は、ドイツHailo（ハイロ）社のビッグボックススイングです。

調理中はあまり触れたくないゴミ箱ですが、蓋にはセンサー機能が付いていて、指先で軽く触れるだけで自動開閉してくれます。
センサー付きダストボックスは、HailoやEKOをはじめ、IKEAやコストコでも注目の進化系ゴミ箱。

傾斜や凹凸のないフラットなフォルムだから、引き出しに入れても余分な隙間ができずきれいです。
電源は電池式なので、繰り返し充電して使える電池を使えば節約になりそうですね。

また蓋だけを購入することもできるので、劣化が気になったときの買い替えもしやすいですね。
サイズが合えば既存のダストボックスに組み合わせても◎
サイズは約33.5cm☓26.5cmです。

センサー付きではないけれど、高機能なゴミ箱として評価の高いsimplehumanのタッチバーカン。
こちらもフットペダルがないので、ビルトインとしても人気です。
手の甲などで軽く触れても蓋が開きます。特殊技術による蓋の開閉はゆっくりで、音も気になりません。

高機能と言われる所以は蓋以外にも。
ゴミ袋の取替が簡単なインナーボックスに、ゴミ袋を収納できるランナーポケット。
リフトオフリッドで蓋の上部がパカっと開き、ゴミ袋の出し入れが手早く済むようになっています。
使い勝手の良さが計算しつくされているからなんですね。

引き出しに合わせてもっと小型なほうが良いという方はこちら。シンプルだけれどスタイリッシュなタワートラッシュカン。
サイズが約幅28cm×奥行き15cm×高さ30cmなので、引き出しをリフォームしなくても使えそう。

スタイリッシュで丈夫なステンレス製ダストボックスは、背面カウンター内に設置しやすい上質なゴミ箱です。
単体で置いても格好良いのですが、背面カウンターとコーディネートすれば、ビルトインのように見せられます。

天板は耐久性も高く家電を置いたり、ちょっとした作業スペースとしても使えます。
キャスター付きなところも良いですね。

重たい大型レンジや家電をひとまとめに収納できるレンジラックには、ゴミ箱付きタイプがたくさんあります。
耐久性のあるステンレスやスチール製、ナチュラルインテリアに馴染みやすい木製など、デザインも豊富。

また、キャスターが付いているもの、上部だけが開くものがあるのでお好みで。

ところで、せっかくおしゃれなゴミ箱に変えたのに、中に入れたゴミ袋がはみ出して、スタイリッシュさが活かされてない…ということありませんか？

袋用ストッパーが付いていなくても、100円ショップで解決できそうです。
防振粘着マットは家具や家電の転倒防止として、足元に取り付けるシリコン性のすべり止めマットのようなもの。

この防振粘着マットをペールの内側に貼り付けておけば、ビニールのすべり止めとしても使えるそうなんです。
ゴミを入れたときにズレることなく使用できますよ。良いアイデアですね。

また、ゴミ箱にも掛けられるような長めのフリーバンドも良い仕事をしてくれます。
マジックテープで好きな長さに連結できるタイプです。ちなみに45Lペール缶で、2本必要です。

このようにゴミ袋のヒラヒラをピタッと固定してくれるのですっきりですね。
重みのあるゴミを捨てたときに袋ごと下がってしまわないところも◎
ゴミ箱の悩みを解消して、使いやすいキッチンを目指しましょう♪