おしゃれな部屋作りにマスト!「吊るして楽しむ」植物
出典: グリーンがあふれるナチュラルなインテリア、素敵ですよね。のびのびと育つ鉢植えも印象的ですが、今回の主役はもっと奥。窓辺にぶらさがる不思議な形…一体なんでしょう?
出典: 実は、これも植物なんです。こちらはシダ植物の一種であるコウモリラン。今回は、このコウモリランや人気の高いエアプランツをはじめ、吊るすだけで「今風」「おしゃれ」に決まる、ハンギングプランツを取り入れたグリーンインテリアを楽しむ工夫についてご紹介します。
出典: 窓辺でハンギングをするならカーテンレールが一般的。S字フックをかけて鉢を吊るします。カーテンレールの耐荷重を確認して、重すぎないものを選びましょう。
出典: 土のいらないエアプランツは、ガラスのテラリウムに入れるとおしゃれ。幾何学的なデザインと植物の曲線が好相性。
出典: 鉢を吊るす紐は麻紐やチェーンなどがよく使われますが、マクラメ編みなどで手作りすれば、より個性的になります。
出典: カーテンレール以外には、長押や鴨居、梁などに吊るすのもアリ。こちらは無印良品の「壁につけられる家具」長押タイプ。
出典: アンティーク調のチェーン&フック。シャビーシックや男前インテリアにぴったりです。
出典: 照明のダクトレールがあるなら、専用フックをつければプラントハンガーに早変わり。
出典: キッチン上部のダクトレールに、鳥かごに収めたアイビーの鉢をハンギング。モンキーのオブジェもかわいい!
出典: こちらもダクトレールの活用例。照明器具とプラントハンガーが白で統一され、モダンなアート作品のようです。
出典: 吹抜けのあるお家なら、手すりの隙間から植物を垂らしてみては?お手軽にハンギング風の空間がつくれます。
ハンギングに適したグリーンとして、インテリア雑誌やSNSでも人気なのがエアプランツです。土や根を必要とせず、自然界では木の枝や岩に着生して空気中の水分を吸収して生育します。鉢に植え込む必要がないので土の重量を気にすることなく、自由なアイディアでハンギングを楽しめます。
出典: エアプランツとは、ブルメリア科の植物チランジアの別名。交配種や変種も含めて種類も豊富で、さまざまな姿を楽しむことができます。ホームセンターのガーデニングコーナーやグリーンショップをはじめ、雑貨店や100均などでも取り扱っています。流木や板などに着生させれば、オリジナルのグリーンインテリアのできあがり。
出典: 葉の形が優雅で美しいキセログラフィカは「王様チランジア」とも呼ばれます。こちらはマクラメに絡めてハンギング。どこか野性的な姿は、インダストリアルなインテリアにもよく合います。
出典: こちらもチランジアの一種で「イオナンタ・クランプ」という種類。葉の端が鮮やかな赤に染まるのが美しいですね。
出典: 冒頭でご紹介したコウモリランはシダの仲間。大きな葉がコウモリの羽根を思わせることからこの名前がついているほか、鹿の角にも似ていることからビカクシダ(麋角羊歯)という和名もついています。チランジアと同じく木や岩につく着生植物です。
出典: 長く垂れ下がっているのはシダの仲間のリコポディウム。ワイヤーバスケットに入れたエアプランツや鉢のハンギングなど、多種をうまく組み合わせています。
出典: 多肉植物の一種、グリーンネックレス。緑の玉が連なって垂れ落ちる様子がかわいらしい植物です。
出典: こちらはハンギングとして長く親しまれるアイビー。リース仕立てにすることで、スッキリと今風なアレンジに。
インテリア上級者は、ハンギングプランツをどのように楽しんでいるの?空間づくりの達人であるインテリアブロガーのお部屋や、グリーンインテリアを楽しむSNSから素敵な飾り方のヒントを集めてみました。
出典: 八方に羽を伸ばすコウモリランは、北欧デザインのランプに負けない存在感。
出典: キセログラフィカを吊っているのは手作りのマクラメ編み。ウッドブラインドのナチュラルな質感とも相性抜群です。
出典: 窓辺のグリーンは、ウッドブラインドとの相性もぴったり。大小・高低の差をつけて動きを出しています。
出典: エアプランツとコウモリランの組み合わせ。吊るす紐には統一感を持たせ、小さなものと大きなもの、流木や板を組み合わせることでリズム感を出しています。
出典: 淡色のスパニッシュモスは麻紐で、濃緑のアイビーは黒のアイアンでハンギング。それぞれの個性を引き立てていて効果的です。
出典: 板に着生させたエアプランツをチェーンで連結して壁面でハンギング。まるで植物図鑑みたいですね!
ハンギングプランツを吊るす場所や道具、おすすめの植物やおしゃれな飾り方などをご紹介しました。エアプランツやシダ植物、多肉植物などは水やりや土の管理などの手間があまりかからないので、グリーンの初心者にもおすすめです。窓辺や室内の印象づくりに、個性的なハンギングプランツで彩ってみてはいかがでしょうか?
グリーンがあふれるナチュラルなインテリア、素敵ですよね。のびのびと育つ鉢植えも印象的ですが、今回の主役はもっと奥。窓辺にぶらさがる不思議な形…一体なんでしょう?