都心を中心に、狭小住宅と呼ばれる「コンパクト」な住まいに暮らす方が増えています。立地優先で選ぶと、どうしても広さを我慢しなくては…という実情も。広い家に憧れる方は多いと思いますが、実は小さな家にもメリットがたくさんあるのです。今回は、小さくても自分らしく快適に暮らすヒントをご紹介します。2019年07月04日作成
住まい選びでは、「立地」を優先する方が増えているよう。交通の便が良かったり、公共施設が近かったりと好立地の住まいを選ぶと、広さを我慢しなければならないこともあります。
広い家に憧れる方は多いと思いますが、実は小さな家にもメリットがたくさん。実際に、あえて小さな家を選択する人もいます。あなたも記事を読み終えた頃には、「あれ?小さな住まいも意外といいかも」と思えるかもしれませんよ。
広ければ広いほど暮らしやすい家になる…と考えがちですが、小さな住まいのメリットはたくさん。
・家事動線が短くなり動きがスムーズ・モノを厳選できる・家族の気配を近くに感じられて安心・インテリアを統一しやすく模様替えが楽他にも施工費用が抑えられたり、掃除が楽になったりと幅広い世代に嬉しいメリットがあります。それでは、狭さを感じさせない、小さな空間を心地良くするポイントを見ていきましょう。
小さな住まいは、できるだけ開放感のある空間づくりが快適に暮らすポイントになります。そこで意識したいのが「オープンな間取り」です。
お子さんのスタディスペースや大人の書斎など、仕切る必要がある場合は、圧迫感の少ないカーテン・パーテーション・間仕切り家具を取り入れると◎
小さな住まいで心地良く暮らせるよう、効率のよい家事動線を考えましょう。たとえば、こちらのお宅のように玄関からキッチン、リビングダイニングまでがひと続きになっていれば、買い物から食材の片付け・調理・配膳までがスムーズですね。
小さな住まいのアイデアでよく見られるのが、スキップフロア。段差をつけて奥行きのある空間づくりができます。高低差をつけることで空間に広がりが生まれるだけでなく、海外のインテリアのようにおしゃれな雰囲気を演出できそう。
狭小な土地に家を建てる時、日当たりの悪さがネックになることも。そんな時には、中庭やトップライト(天窓)を取り入れてみてはいかがでしょうか。どちらも、限られた空間を上手に使いながら通風や採光に役立ちます。
小さな住まいでは空間を横に広げることは難しいもの。部屋数を増やすなら、地下室をつくるアイデアもあります。防音対策をしっかりすれば、楽器演奏やホームシアターを楽しむこともできますよ。
「壁面に家具をまとめる」のが、空間を広く見せるテクニックのひとつ。限られた空間でも、開放的に感じられます。
家具を壁側に寄せて中央に空間をつくる配置がベスト。家具を窓の前に置く場合は、光を通す背面のないタイプがおすすめです。
空間を分けたい場合は、低めの家具を間仕切りに。こちらのお宅では、ソファを使ってくつろぎの場と食事の場を分けています。
オープンな空間に寝室をつくる場合も、低めの家具やカーテンなどで緩やかに仕切るのがおすすめ。程よいプライベート感で安心できそうですね。
一目惚れで家具を決めたけれど、実際に入れてみたら部屋が狭くなってしまった…という失敗はありませんか。空間を広く使うためには、家具選びも慎重に。
小さな住まいに圧迫感を与えないのは、奥行きの浅いスリムタイプ。写真のようにスライドドアタイプなら、開閉に場所をとらず◎です。モノを厳選して、入るものだけ残すのがベスト。限られた収納を上手に使いたいですね。
小さな住まいだからこそより楽しめる、さまざまな住まいづくりのヒントをご紹介しました。あなたもぜひ、広さだけにとらわれず自分らしい心地良い住まいを実現してくださいね。
naomi.spring
福岡(博多)を拠点に活動するフリーランスライターnaomi.springで...
アプリ限定!12星座占いなどお楽しみ記事が読めます
お買いものもキナリノアプリで◎
キナリノアプリ
もっと便利に楽しく心地よい暮らしつくるライフスタイル情報を、毎日お届けします
住まい選びでは、「立地」を優先する方が増えているよう。交通の便が良かったり、公共施設が近かったりと好立地の住まいを選ぶと、広さを我慢しなければならないこともあります。