毎日、誰もが必ず使うトイレ。汚れやにおいも溜まりやすいエリアなので、特に清潔には心を配りたいですよね。風水的にみても、清潔にしておくのはとても大切なポイントです。素敵なトイレのインテリアをつくるために、知っておきたいことをご紹介していきます。

お掃除しやすいように、トイレにはあまりたくさんのモノは置かない方がいいものですが、何も置かないのは殺風景。方角やカラー、ワンポイント小物などについて、風水の考え方を取り入れて、気持ちを上向きにしていきましょう。

風水とは、中国発祥の「気」の力の作用を考えた環境学のことです。この「気」を上手にコントロールするために、モノの方角や位置を考えていくのが大切になります。

トイレは風水において、「邪気」が発生しやすいところです。こまめに掃除をして、気の流れを滞留させることのないよう、心がけてみましょう。

便座のふたやトイレのドアを開け閉めすることで、汚れた気がお部屋の中にも流れてくるというのが風水の考え方。トイレは清潔に使いながら、他のエリアとはしっかり場を切り分けるという習慣をつけるといいですね。

東のトイレは木の気を持っています。グリーンや水色といった爽やかなカラーと相性がいいとされています。

西のトイレは金の方位で、金運に強く影響するとされています。金の気を強めるイエローやクリーム色がおすすめです。

鬼門（北東）と裏鬼門（南西）のトイレは健康を損なうことにつながるとされ、あまり好まれません。鬼門と裏鬼門のトイレは毎日、しっかりとお掃除と換気をして、空気を浄化するとよいですね。

生花や植物を飾ると、悪い気を浄化してくれるというはたらきが生まれます。丸い葉の植物がとくにおすすめです。

トイレには窓があった方が風水的には良いのですが、なければなるべく明るめの照明をチョイスするようにしましょう。薄暗いトイレは悪い気が滞留してしまいます。

浄化のちからを持つお香やアロマはトイレにもぴったり。強すぎる香りは良くありません。ほどよい香りで、トイレの邪気を払いましょう。

トイレマットは、他のエリアとトイレとの境界をつくる役割を果たしてくれます。マットなしは良くありません。明るめのカラーのトイレマットをチョイスし、いつも清潔にしておきましょう。

鏡は風水的には気の流れを自在に操ることができるものとされ、扱いが難しいアイテムです。どうしてもトイレに鏡を置きたいときは、便座が写りこまない位置に置くようにするとよいでしょう。汚れたものが写ると運気が下がってしまいます。

トイレを毎日きれいにすることで、小さな幸運を呼び込めたら嬉しいですよね。方角やカラーに心を配り、小掃除を繰り返して、良い運気を引き寄せるトイレにしてみてくださいね♪