旬の味覚を「器」でも味わう
出典:www.instagram.com(@cotogoto.jp)
旬の味覚を味わうことができるのは、四季のある日本ならではの幸せですね。季節の食材を取り入れ、お気に入りの器で食事をすることは日々を豊かにしてくれるものです。お料理映えやテーブルアレンジのしやすさを考えると、実は使い勝手の良い「和の器」。とはいえ和食器は、お手入れが気になったり、手の込んだ料理が必要かしら、と気になる方も多いと思います。今回は、特徴や扱い方をおさらいしながら、初心者さんこそ使いたい「磁器」と「漆器」をご紹介します。
「磁器」
まずは、和食器初心者さんにとって扱いやすい「磁器」をご紹介します。陶石を元に高温で焼成された磁器は、強度が高いので傷がつきにくく、料理の匂いやシミが付きにくいというメリットがあります。陶土から作られる陶器と違って、使う前や使った後に特別なお手入れを必要としません。
華やかな「豆皿」
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あると便利な、「無地」の磁器
「現代的なデザイン」の磁器
「漆器」
さて、次に和の器の初心者さんにご紹介するのは「漆器」。
漆の器はハレの日にだけ使うもの、そう思っている方は多いのではないでしょうか。
漆の器はハレの日にだけ使うもの、そう思っている方は多いのではないでしょうか。
漆器が身近に感じにくいのは、お手入れが大変なのでは...という気持ちがあるからかもしれません。そこで、使用上気をつけた方が良いとされる点を下記にまとめてみました。
・直射日光、極度の乾燥を避ける
・水につけ置きをしない
・柔らかなスポンジなどで優しく洗い、すぐに水気を拭き取る
・収納時は硬いものと重ね置きをしない
こうやって見ると、思っていたよりもハードルが低いと思いませんか。
・直射日光、極度の乾燥を避ける
・水につけ置きをしない
・柔らかなスポンジなどで優しく洗い、すぐに水気を拭き取る
・収納時は硬いものと重ね置きをしない
こうやって見ると、思っていたよりもハードルが低いと思いませんか。
「毎日使える」漆椀
軽やかな白漆
おうちでも、お外でも万能選手
毎日に「和の器」を取り入れよう
「和の器」と聞くと、初めは敷居が高く感じてしまいますが、特徴と機能を知ることで、「磁器」や「漆器」は意外と普段使いにぴったりな器だということが分かります。昔から愛用されてきた和の器を取り入れて、ぜひ毎日の食事や料理を楽しんでくださいね。
冴えわたる白に、絵付けの美しさが活かされるのも磁器の魅力。日本らしいモチーフや縁起物、四季を表現したデザインも多いので、季節に合わせて使い分けるのも楽しそうですね。