お客様に見た目から楽しんでいただくために、印象的な花型皿を取り入れるカフェや飲食店も多いです。素敵なお皿でお料理が提供されると嬉しいですし、思い出にも残りやすいですよね。その嬉しさを、ぜひ日頃から味わってみてください。

可愛らしい印象のある花型皿は、お子様にも喜ばれること間違いなし。特に、可愛いものが大好きな女の子にはたまらないですよね。食事やデザートをもっと美味しく、そして楽しく味わってもらえるはずです。

花弁1枚ずつが、弧を描く丸みのある形が特徴です。花弁の形がくっきりとしているので、1枚あるだけでもとても華やかな印象です。また、輪花皿にも「菊型」「梅型」など様々な種類があります。

稜花皿は、蓮弁のような尖った先端と控えめな花弁が特徴。しなやかな曲線が、上品さを醸し出します。さりげない印象なので、料理を引き立てたい方にもおすすめ。

金沢・大野町で作陶する宅間祐子さんが手掛ける「たくまポタリー」の作品。“日々の暮らしに奉仕する、実用的でやさしい表情の手仕事良品”のコンセプト通り、作りの美しさと、見ているだけで癒されるようなやわらかな雰囲気が魅力的です。

たくまポタリーでは、ここでご紹介している作品以外にも様々な形の花型皿が作られており、選べる楽しみも。また、色は白・黄・黒などが主で、混ざりあったような少しくすみのある風合いが味わい深いですね。

中坊優香さんの花型皿は、白釉の上品な雰囲気が魅力。マットな質感で、さらさらとした手触りが気持ちの良い作品です。花びらの細やかさや均一さがなんとも美しく、うっとりとしてしまいます。

白色の中に薄いベージュが覗き、シンプルさの中にもこだわりが感じられます。すっきりとした色なので、どんなお料理も映えます。

中心から花弁が広がる華やかな輪花皿。現代のスタイルに合う作品作りをされる笠原良子さんの作品です。緑色をおびた半マットなグレーが、モダンかつクールさも感じさせます。所々に見える胡麻のような黒点が、陶器らしい味わいを楽しませてくれます。

美濃焼で有名な小田陶器が制作するコトハナシリーズの花型皿。小ぶりなサイズで、お漬物や和菓子などを添えるのにもぴったりです。鮮やかな色や艶が食卓に映え、お花見のような楽し気な雰囲気にしてくれそうでうすね。

千葉県の館山市で作陶されている志村和晃さんの輪花皿です。淡い藍色の染付が可愛らしく、レトロな姿が魅力的ですね。春に咲く梅を思わせる形が、和の雰囲気を高めます。

折居ゆかさんの作品は、陵花皿が多く見かけられます。淡いトーンのやさしい色合いが、食事の時間を和やかに癒してくれますよ。控えめなデザインで、和食との相性が抜群です。

長崎で活動する濱端弘太さんの作品は、なんと木彫りのお皿。花弁の部分の彫り跡から、その繊細な職人技がうかがえます。木で作られる陵花皿は、温かな風合いでナチュラルな印象もありますね。使い込むほど、変化を楽しめる作品です。

阿部慎太朗さんの作品の作品は、主に陵花皿。西洋の食器を思わせるクラシカルなデザインは、まるで芸術品のようですね。花弁の中に描かれた花柄によって、レースのような愛らしさも感じさせます。