お米がおいしい食欲の秋。そこで今回は、ごはんをよりおいしくしてくれる素敵な茶椀と、それに合う汁椀をセットでご紹介します。上品で洗練されたもの、色絵の華やかなもの、粋な印象のもの、作家ものなど、食卓をどんなイメージにしたいかによって、さまざまな茶碗と汁椀を集めました。さらに、それらに合う箸や箸置き、小皿などのアイテムも提案しているので、ぜひ参考に。こだわりの飯椀&汁椀で、恵みの秋を満喫しましょう。2018年10月20日作成
ぬくもりのある飯椀によそったふっくら炊きたてご飯と、旬の素材で作った自家製のおみそ汁を盛ったお気に入りの汁椀…なんだか心が和みますよね。秋の食卓をより豊かにするために、こだわりの飯椀と、それに合う汁椀を探してみませんか?
美しい絵柄が映え、お箸でご飯がすくいやすい平茶わん。日本の代表的プロダクトデザイナー・森正洋氏のデザインによる「白山陶器」の平茶わんは、絵柄のバリエーションも豊富で、コレクションしたくなります。ご飯以外に、煮物などを盛り付けても素敵です。
山中漆器の上品な漆黒の椀。外側に刷毛目のさび模様を施して表情豊かに仕上げる一方で、高台部分には天然木の色味を残しており、漆と天然木のコントラストの美しさが魅力的です。
塗り箸の名産地、福井県の老舗「箸蔵 まつかん」の、シンプルながらもつやのある削り箸。こだわりの飯椀や汁椀に合う、上品なお箸を添えると、食卓がまとまりますね。
可愛らしいデザインの九谷焼の茶碗。九谷五彩といわれる5色のうち4色を使って、色とりどりの野菊が描かれています。成形から絵付けまですべて人の手によるもので、ひとつとして同じ作品がないのも素敵なところです。
華やかな飯椀の一方で、全体を落ち着いた印象に引き締めてくれる渋めの汁椀の存在は欠かせません。こちらは、会津漆器の汁椀で、天然木の木目が忠実に再現されています。レンジや食洗器OKなのも大きなメリット。
九谷の土や絵の具を使って手作業で仕上げるぬくもりの箸置き。金沢の陶芸作家、赤地径氏の作品です。全てのデザインをそろえたくなりますね。九谷の色絵茶碗にもよく合います。
江戸時代から伝わる「印判」という染付の手法を用いた花茶碗。素焼きの生地に、柄入りの和紙を手作業で転写していきます。アーティストの立花文穂さんによる、+・※などの記号を組み合わせたモダンなデザインが特徴的です。
山中漆器の中でも一番の老舗「喜八工房」の、ベーシックでモダンな印象のロングライフ汁椀。木目からうっすらと下塗りの漆が見えるのは、使い込むことで漆が擦れ、下塗りが出てくることを想定した作りになっているから。表情の変化を楽しみながら長く使えます。
茶碗と同じく、印判という染付技法で作った小皿。いろいろな柄をそろえると、食卓に同時に出したときに変化があって楽しいですね。
この飯茶碗の口径は12㎝で、標準的サイズの日本人の両手で丸を作ったときの直径と同じ。それが手になじむ大きさなのだとか。また、高さは6㎝で、これは人差し指と親指の長さの比率から考えて導き出したサイズだそうです。毎日使うものだからこそ、持ちやすさを極めた茶碗です。
数百種のお椀を検証し、百種以上を実際に取り寄せて分析した結果、「最もお椀らしい形」として生まれたのがこのお椀。福井の越前漆器の老舗・漆琳堂の製造で、持ちやすいのはもちろん、傷がつきにくいのも特徴。しかも、万が一、割れたり欠けたりしても修復が可能な一生もののお椀です。
こだわりの飯椀を使うなら、ご飯の炊き方にもこだわりたい!こちらは、小人数分がふっくら炊ける土鍋です。お米が対流しやすいように鍋の縁が内側に入っており、ふきこぼれにくいのもうれしい点。卓上に置いても絵になります。
思いがこもった作家ものの飯椀・汁椀もいいですね。こちらのごはん茶わんと手まりわんは、金沢の陶芸家・中田雄一氏の作品で、中田夫妻が実際に使っていらっしゃるものだとか。手まりわんにご飯を盛り付け、ごはん茶わんに具だくさんの汁物を入れるなど、入れ替えて使うのも自在です。
作家ものの飯椀に、こんな味わいのある汁椀を合わせるのもおすすめ。「我戸幹男商店」のもので、石崎育未さんのデザイン。Design Award受賞の作品です。毬型は、かつて花嫁に毬を持たせたことから、魔除けや幸せのシンボルを意味するそうです。
こちらのカトラリーレストは、ごはん茶わん&手まりわんと同じく、中田雄一氏の作品。和食のテーブルにもよくなじむ、シンプルでさりげないデザインで、お猪口やコップなどに立てておいても絵になります。
400年の歴史を誇り、日本で初めての白い焼き物・磁器を生んだ有田焼。ファンも多いですね。そんな伝統の焼き物を食卓に迎えてみませんか。こちらは、古典柄でありながら、和洋中どんな料理にもなじみ、現代の食卓にも合うデザインの飯椀。本格派の焼き物を据えることで、上品さと落ち着きが生まれます。
本物の焼き物と合わせるなら、やはり汁椀も本物で。伝統の山中漆器の欅フリーボウルはいかがでしょうか。一流の技術を持つ職人が集結した喜八工房のもの。飯椀にも汁椀にもなり、とくに大きい椀は、具だくさん汁やお茶漬けにもぴったりなサイズ。
こちらは、お茶を焙じる「ほうろく」と急須がいっしょになった、ほうろく急須。香り高い本格的なほうじ茶が、おうちで味わえます。また、茶葉が開く2煎目は、フタの穴を茶漉し代わりに使う工夫も。渋い色合いで、落ち着いた食卓にもよく合います。
実用性と美しさを兼ねた瀬戸焼の器。タテ縞の「麦藁手」という伝統の柄ですが、軽やかな雰囲気もあり、食卓のアクセントにもなりそう。飯椀や小鉢などフリーに使える器です。
ときには鮮やかなお椀を合わせてみるのも楽しいもの。こちらは、越前漆器の色拭き漆椀。お椀では珍しい黄色です。とはいっても、伝統の漆器ですから落ち着きと上品さが感じられる色味。こういうお椀がひとつあると、食事が楽しくなりますね。
淡いグリーン系の薄荷色が特徴的な、落ち着きの中に爽やかさが感じられるボウル。煮物など和の器としてはもちろん、シリアルやサラダなど洋の器としても使えます。個性があるのに、柄物・色物の器と合わせても調和するので重宝します。
毎日の食卓の中心になる飯椀&汁椀。ぜひ、何パターンかそろえて、料理に合わせて楽しんでみませんか?素敵なお椀と出会ったとき、お米はさらにさらにおいしくなります。
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ぬくもりのある飯椀によそったふっくら炊きたてご飯と、旬の素材で作った自家製のおみそ汁を盛ったお気に入りの汁椀…なんだか心が和みますよね。秋の食卓をより豊かにするために、こだわりの飯椀と、それに合う汁椀を探してみませんか?