お金を招くといわれる縁起の良い十草模様が描かれたお茶碗は、シックなモノトーンですが一つひとつ手作りされているため、モダンな中にも温かみを感じさせてくれます。レンジや食洗機使用もOKなので忙しい若いカップルにもおすすめ。

唐草模様の一種・蛸唐草と定番の丸柄を融合させて、シンプルすぎないところが魅力。手で成形しているので形が画一的ではないところに温もりを感じます。

伝統的な十草柄と市松模様を組み合わせた柄ですが、色合いや柄のレイアウトを変化させることで現代的な雰囲気に仕上げた九谷焼の夫婦茶碗です。柄は手書きされているため、ラインが細くなっていたり太くなっていたりして、手仕事だからこその個性を感じます。

「九谷焼といえばこれ！」といわれるほど有名な石畳紋は、最も古くから愛される紋様です。神社仏閣で用いられる石畳をデザインしたもので、鳳凰などもあしらわれていてとても縁起が良いそう。全面に配するのではなく、部分使いすることで今時な印象に仕上がっています。

ヨシタ手工業デザイン室の「くーわん」は、九谷焼の産地・石川県小松市の「東製陶所」で手作業で作られているお茶碗。シンプルに見えますが、刷毛の模様がうっすらと見えるところがなんとも美しい。手に取ると下側面には細い溝がついていて、滑り止めの役割をしてくれます。

サイズが小、中、大の3サイズあるため、夫婦茶碗はもちろん、親子お揃いで贈っても喜ばれるかもしれません。

「OTOHA」は丁寧に作られた美濃焼の食器シリーズ。シンプルな美濃焼でありながら、こっくりとした色合いがどこか北欧テキストです。セットでの販売ではありませんが、ブラウンとブルーがあり夫婦茶碗としても使えます。

多種多様な美濃焼の中でも、重厚感と上品さを兼ね備える黒土を使ったお茶碗です。黒ベースに落ち着いた色合いの釉薬をプラス。高台にはボーダーラインが入っていてシンプルすぎないのもポイントです。

夫婦茶碗にするのなら、同じシリーズのブルーとホワイトをセットにして。

海の青、大地の黄土色、森の緑の色を表す釉薬を垂らした絵柄は、ナチュラルなのにインパクトのあるデザイン。器自体はつるりと艶やかで、触れるたびに上質さを感じさせてくれます。

手に馴染みやすいすっきりとしたフォルムで仕上げられたペアお茶碗は、ご飯用としてはもちろん、汁物や小鉢用としても幅広く使えるアイテムです。明るいグリーンの双葉柄は食卓のポイントになります。

伝統的な技法であるカンナ彫りを絵付でポップに表現したお茶碗のセットです。柄は職人が版画のように印をつけながら絵付けをしているため、所々に重なりやズレがあり、手仕事ならではの温もりがあります。軽量に作られているうえ、電子レンジや食洗機の使用もOK。

ごぎん刺しのまつかさ柄をモチーフとしたお茶碗と箸置きのセットは、深い色味がモダンで大人の雰囲気。和食はもちろん、洋食とも相性良く合わせられそうです。別売りですが、お揃いの柄の湯呑みやランチョンマットもあります。

砥部焼は陶器よりも高温で焼く磁器のため、固くてとても丈夫。ぽってりと厚みのある形と、薄い藍色で手書きされた模様が素朴です。唐草模様を大胆にアレンジした柄は、飽きずに長く使えそう。

砥部で現存する中で最も歴史のある窯元「梅山窯」で作られたお茶碗です。温かみのある白地に一筆書きという独特な技法で柄が手描きされています。こちらの手描きの格子柄は味わいがあり、うっとりするほどの美しさ。

アメリカの大学の美術学校を卒業した「器工房 巳」の加藤氏が作る茶碗は、青と白のコントラストが整っており、普段使いできるアイテムなのにアートのような美しさがあります。シンプルに見えますが、「掻き落とし」や「練り込み」といった手のかかる技法を取り入れているのも特徴です。

「U TOCHIGI DESIGN」は、益子の釉薬や技法を使った9種類ものデザインがあるお茶碗のシリーズ。写真の黒の他、明るい色や櫛で柄を入れたものなどがあります。サイズは男女兼用で1種類しかありませんが、色違いで贈るのがおすすめです。

TODAY'S SPECIALが信楽焼の窯元「壺八」に、釉薬や重さを別注したお茶碗です。直線的ですっきりとしたフォルムですが、土そのものの素材感を出す釉薬を使っているため柔らかな印象です。

微妙に違う、赤土と白土の茶碗をセットにして贈ると素敵。

1937年創業の信楽焼の窯元「丸十製陶」とTODAY'S SPECIALがコラボレーションしたお茶碗は、手の中にすっぽり収まる丸みを帯びた形がこだわり。深い青緑色の「碧」と無骨で渋みのある「鉄錆」の2色展開。渋い色合いがお米の白さを際立たせ、おいしく見せてくれそうです。

130年続く信楽焼の窯元「菱三陶園」と、キッチンツールプロジェクト「Homeland」のコラボで生まれたお茶碗です。シンプルながら丸くぽってりとした形と高めの高台、土の素材感は、唯一無二の存在感。職人によって手作りされているため、それぞれの形や色の出方が違っているのも魅力です。

波佐見焼のお茶碗と湯呑みのセット。「翔芳窯」は創業から一貫して手書きにこだわっている窯元で、デフォルメされて描かれた富士山がおしゃれです。よく見ると富士山が右肩上がりになっていて、運気がアップすることを表しています。

昔から縁起の良い動物として愛される鶴と亀が内側に描かれたお茶碗です。セット売りではありませんが、鶴と亀を１つずつ選んで贈るのがおすすめです。

繊細な柄と華やかさが人気の清水焼の夫婦茶碗は、富士山、鶴、松竹梅が描かれているためとても縁起が良く、贈り物にぴったり。絵付けは華やかですがベースは落ち着いているため、年配の方へ贈っても喜ばれそうです。

シンプルに見えて、ご飯を食べ切ると底からスヌーピーが現れる大人にぴったりのデザイン。お茶碗ではなく深さのあるボウルのため、サラダやシリアルを入れるのにも最適です。

ミッキーとミニーの柄の夫婦茶碗は、日本の伝統的な紋様を取り入れた柄がおしゃれ。白地に紺を使ったシックな色合いで、かわいさの中にも落ち着きのあるデザインです。

モダンなジオメトリックパターンとムーミン＆ミーのイラストの組み合わせが大胆でおしゃれ。北欧テイストが好きな方への贈り物としておすすめです。

山形市の平清水焼の「七右エ門窯」は、約200年前から平清水焼きの伝統と技術を守り続けている窯元です。山形市にある千歳山から採取される柔らかくきめ細かい石を高温で焼き上げており、手に吸いつくように馴染む質感が特徴です。繊細に見えますが、電子レンジや食洗機、オーブンにも使える優れものです。大小あるのでサイズ違いでセットにして。

機械で精製された土ではなく、伊賀の山からとれたそのままの土を使っているため、大量生産ができずにとても希少なお茶碗。手に触れる高台には釉薬や顔料を一切使わずに作られていて、手に取るとゴツゴツしていたりして土独特の素材感があります。

サイズはどっしりとした形の「茶碗大」と、平たく小ぶりな「茶碗小」の2種類。色は、無色透明の釉薬を使った「石灰」、柔らかさと温かみのある「志野」、艶感が美しい「黒飴」、釉薬の濃淡が美しい「松灰」の４色展開。贈るお相手のイメージに合わせて色を選ぶのも楽しそうです。

毎日使うものだからこそ、形や重さ、質感にとことんこだわったお茶碗シリーズ。ぽってりとした厚みがありますが、重すぎずちょうど良いサイズ感。大と小の2サイズ、色は温もりを感じる5色展開です。

美濃焼の流れを受け継ぎながらも、現代の感覚を取り入れた器作りをしている「SAKUZAN」のアイテムは、今までのお茶碗にはないポップな色合いとコロンとした形が魅力。和食だけでなく、洋食との相性も抜群です。