季節感のある食器と言ってもごっそり入れ替えるのは大変ですし、収納も困ります。1種類を1色か2色程度加えるだけで雰囲気は変わりますよ。
あとは季節のお花やテーブルクロスを変えれば、食卓で春を満喫できるように。
春を感じる色や柄。デイリーに使いやすい食器たち
mina perhonen （ミナぺルホネン）
小さなドットのサークル模様でお馴染み、デザイナー皆川明さんのミナぺルホネンが食器にも！底に向かってほっそり繊細なシルエットです。マットな質感の釉薬もモダンな雰囲気で素敵。
シリーズにはボウルやプレートもあり5色展開。シックな色合いの中で明るいイエローがひときわ目立っています。食卓の差し色にもぴったりですね。
moca（モカ）
作陶家片瀬有美子さんの作る器は、絵本や絵画を思わせるやわらかい色合いです。イギリスのモカウエアという技法を元に作られているのだそう。淡い色合いが春気分を盛り上げてくれそうですね。
モカウエアは顔料を筆などに含ませ、陶器の生地に垂らして文様を作っていくユニークな技法。同じものがなく1点物なので、お祝いや特別な記念に集めるのもおすすめですよ。
鳥と花
まさに春にぴったりの増山文さんの作品です。一度目にしたら忘れられないやさしくて、どこかレトロな世界観が魅力的。スイーツもおかずも何を入れてもほっこりしそう。
楕円輪花牡丹文小皿
何枚あっても重宝する作陶家赤地径さんの豆皿。少しずつたくさん並べたくなりますよね。生まれ育った九谷の土と絵の具で作ることにこだわられているのだそう。伝統的な赤絵に明るいグリーンやイエローが華やかです。
蝶文小皿
芽吹いたばかりのやわらかい新芽に蝶が止まっているかのよう。こちらも同じく赤地径さんの、春を思わせてくれる素敵な豆皿です。
青い鳥
内村七生さんの青い鳥シリーズです。内村七生さんの描く鳥シリーズは愛らしい鳥のポーズや表情がユニークでファンが多い作品です。
箸休めや薬味入れとして、小さなスイーツを並べても素敵な小ぶりな長角豆皿です。使いやすそうなところも◎
色絵花繋ぎ
徳永遊心さんの作品で九谷焼きです。「古九谷」という1600年代から50年ほどしか作られなかった技法に近い色彩なのだそう。カラフルな花模様が一列に並んだ絵柄は、ぱっと目を惹き華やかですね。
カラフルな縁取りなので料理も映えますね。コーディネート次第で和洋どちらでも合わせやすく使いやすいでしょう。
marimekko MYNSTERI（ミンステリ）
食器と言えばマリメッコの新作も気になります。ブルートーンの爽やかなセラミック製の食器で、点描でレースモチーフを描かれているのだそう。使いやすいこちらのボウルの他にもカップやプレートも揃います。
marimekko KESTIT（ケスティト）
元気が出るこちらのビビットイエローは入手困難な限定色なのだそう。ぜひゲットしたいですね！傾斜の少ないフラットなフォルムなので、プレートの中に料理が並べやすくおもてなしにも◎
LisaLarson（リサ・ラーソン）
春の陽気をプラスして明るい食卓を♪
普段使いの食器としても食卓を明るく元気に演出してくれる春色の食器たち。どれも使いやすいカタチで、使い回しがきく点も良いですよね。お手持ちの食器に合わせて取り入れてみてくださいね。
お馴染みのメニューでも、旬の食材が加わるだけで季節を感じられるものですよね。お皿1枚変えるだけでも季節感を演出できるから、色って不思議です。
色とりどりの花が楽しみな春。春を感じられる色はイエローやピンク、淡いパステルカラーも良いですね。モチーフはやっぱり花や葉、春とともにやってくる蝶や鳥でしょうか。