卵焼きの作り方
地域や年代によっては、薄焼き卵や目玉焼きも卵焼きと呼ぶこともありますが、一般的に卵焼きは、溶いた卵を四角い専用の鍋で巻き上げて作る厚焼き卵のことをいいます。そんな卵焼きの基本となる厚焼き卵は、卵の他に簡単な調味料で作ることができるお家の味。まずは甘さが美味しい人気の卵焼きレシピをおさらいしてみましょう。
だし巻き卵の作り方
だし巻き卵の作り方のコツは5つです。
・火を強くしすぎないこと(中火で十分)
・卵液を入れるタイミング(箸先で卵液を落としたとき“ジュ”っと音がしてから)
・半熟状態で巻きはじめること
・卵液を入れたら、箸を玉子焼きの下に入れて持ち上げ、下にもしっかり卵液を流し込むこと
・焼きあがったら、まきすに包んで形を整えること
厚焼き卵を作るよりも、焼く際に巻きにくいだし巻き卵ですが、完全に固まってから巻かずに、半熟で巻くように心がけると◎。
厚焼き玉子と違う点は、『だし巻き卵は加える卵液を1/5量ずつくらいにすること』、『巻くときにより半熟の状態から巻いたほうがおいしく仕上がること』、『巻き終わった後に熱々をまきすにのせて包み、3〜4分ほどおいて形と中の火どおりを落ち着かせること』などです。
調理道具にもこだわって…
少しの熱を加えただけで固まったり、焼き色がついたりしてしまう卵。卵焼きを鍋に入れて焼く際、火が当たる部分と当たらない部分の温度差をなるべく少なくすることが大切です。
使い込んだ銅はやがて艶やかな飴色の輝きを放つようになります。
いつもの素材で一段上の料理が仕上がる嬉しさに、使い込む楽しみが加われば、
なおさら手放せない、一生ものの道具の一つになりそうです。
玉子焼き器の形状の違いとは
おすすめはこちら!
銅玉子焼き器 :中村銅器製作所
純銅製玉子焼き器(関西型):工房アイザワ
プロにも愛用される、確かな品質は、同時に主婦の憧れでもありますよね。
例えば、純銅製の卵焼き器。
卵料理を極めることの難しさは、料理人ならずとも一度は耳にしたことがあるはず。
お弁当に入れるいつもの卵焼きが、ふんわりと柔らかく仕上がると聞けば、使ってみたくなりますよね。
玉子焼き 正角 L:テノールワークス
あると便利な、こんなものも
油引き
菜箸
おわりに
懐かしい甘さが大人から子どもまで人気の厚焼き卵、上品な味わいで見た目も美味しそうなだし巻き卵など、卵焼きは意外と奥が深い総菜かもしれませんね。そんな昔から親しまれていた卵焼き、もう一度しっかりと調理のコツを覚えたり、調理器具を工夫したりして、いつもの卵焼きの見た目と味をより良くしてみませんか?
溶いた卵を四角い専用の鍋で巻き上げて作る日本独特の調理法である卵焼きは、お弁当や朝食などに欠かせない家庭料理として、子どもから大人まで大人気。でも上手にふっくら焼くのって意外と難しいかも…