秋食材と相性の良いお皿の特徴は？
味のある白いお皿
何の料理にも合うお皿として定番の、「白いお皿」。フラットでプレーンな白いお皿も良いですが、さりげない程度にデザインが施されたお皿は、より美味しそうに食材を引き立ててくれることも！
どんなお皿かというと、ちょっと凹凸があったり、プリントではない技法で柄が入っていたり、お皿の形がちょっと凝っていたり。そうしたほんの少しの遊び心が効いているお皿のことです。
お皿に細かな凹凸で描かれる何気ないデザインで、お魚が立体的に見えます。肉じゃがも、ザ・和風ではない、味のある白いお皿に盛られることで、いつもと違った風合いに。
なめらかな表面に繊細な模様が入ったお皿は、角が丸くなっているのがポイント。それだけで、リラックスできる優しい空気感を醸し出してくれます。
カラーが素敵でシンプルなお皿
鮮やかだったり、淡かったり。あなたの好きな色は何色ですか？色が綺麗なだけで食材に新しい雰囲気をまとわせてくれます。色が主役のシンプルなお皿は、1枚あると食卓にメリハリが出せます。リム付きだったり、少し深さのあるものが使いやすくて◎
北欧の老舗ブランド“イッタラ”のティーマ プレートは色を選ぶのが楽しいシリーズ。こちらは夜空のように濃いブルー。落ち着いたお皿に子供も大好きなカルボナーラをのせると、それだけで大人っぽい爽やかな食卓に。北欧ブランドにはカラフルなお皿が充実しています。
ネイルにもありそうな真っ赤なお皿。食欲の出ない朝は赤いお皿に盛り付けてみると、気が付いたらペロリと完食しているかも？！
モノトーンのデザインが入ったお皿
リム部分やはじっこにさりげなくモノトーン模様の入った白いお皿は、北欧ブランドのお皿のような雰囲気で、置いてあるだけでお洒落な印象。いろいろなお料理に合うので、お家の食器棚に1種類は入れておきたいですね。モノトーンの落ち着いた印象が食材の新鮮さを引き立てるのに一役買ってくれますよ。
ちょっとしたコーヒーのお供やおつまみを...そんなときこのお皿に盛ると即席感を感じさせない盛り付けになります。
シンプルな料理程、ぐっと美味しく見せてくれます。引き立て上手なお皿なんです。
秋食材が映えるオススメのブランド
葛西国太郎「HANI（ハニ）」
京都にある葛西国太郎さんの工房で作られるブランド「HANI（ハニ）」の、日本と北欧のハーフのような味が素敵な LULU（ルル）というシリーズ。
主張する大ぶりな柄が、料理をのせると一変。料理の一部になったように、温かみを帯びたほっくりした印象を持たせてくれます。
DAISYシリーズのお皿は、総柄のデザイン。渋い色味の食材をのせても、温かい飲み物が欲しくなるような落ち着くお皿。
ARABIA - アラビア
フィンランド生まれの、大人気ブランド。多くの人に愛されるそのデザインは、綺麗な線と色が特徴。モチーフも素敵。
彩りに欠けるお料理をお皿に盛るときは、ARABIAにおまかせ。それだけでご馳走感たっぷりに。
自分へのご褒美の一皿には、その特別感を演出するお手伝いをしてくれます。
九谷焼 日下華子「つばめのシリーズ」
陶芸家、日下華子さんのつばめのシリーズ。ツバメのシルエットがなんとも愛らしくて、お友達やゲストをもてなしたくなりますね。
シンプルながら遊び心のあるツバメ柄は、おしゃべりのお供にぴったり。
魚料理にも違和感なくしっくり。その時々の食材の魅力をシンプルに引き立ててくれる。かぼちゃの黄色も映えますね。
marimekko - マリメッコ
北欧フィンランドで生まれたテキスタイルブランドmarimekko。世界中にファンの多いマリメッコは、お皿のコレクターも多いことで有名です。黒いラインに北欧カラーを合わせた華やかなデザインは、秋食材にもぴったりハマります。
奥行を感じさせてくれる一皿。食材１つ１つがくっきり浮き出て見えます。
平たい形状の食べ物をマリメッコのお皿にのせると、ボリュームと立体感が生まれます。
秋の食材が映える盛り付け方！
「秋食材:かぼちゃ」が映える盛り付け方
かぼちゃのバーニャカウダ。
せっかく彩り豊かな野菜がそろっているのだから、白いお皿で。ディップが入ったカップをぐるりとお花畑で囲むように盛り付けるのもおすすめ。
「秋食材:キノコ」が映える盛り付け方
椎茸のマリネ。
丸いオーバルのお皿に、彩り豊かなきのこなどを、それぞれ素材の形が引き立つよう整列させて並べます。ごちゃごちゃせずに、品よく可愛く見える盛り付け方です。
付け合わせのスライスマッシュルーム。
いつもなら白いお皿や色付きのお皿に盛り付けがちなお料理ですが、たまには透明のガラス皿を選んでみてはいかがでしょう？テーブルの木の温もりがお皿にも伝わってくるよう。ぜひお皿の上に小さな森を作ってみて。
「秋食材:魚」が映える盛り付け方
秋鮭。
綺麗な鮭色は青い柄のお皿がぴったり。捕色の関係に近い色合いなので、お互いを引き立て合います。大きいお皿に盛るときは、鮭を何等分かに切って、重なるように並べます。皮部分と身との間にもよいコントラストが生まれて、見た目にも美しいし食べやすくなりますよ。
秋刀魚。
黒一色のお皿に、シンプルにのせました。端に大根おろしとすだちを。この定番の盛り方は、安定の美味しさを約束するテクニックです。
いかがでしたか？
秋の恵みをふんだんに取り入れたお料理に使いたい北欧の雰囲気漂う皿は見つかりましたか？デザインやちょっとした深さの違い、カラーバリエーションの豊富さなどなど、お皿選びを楽しんでみてください。この秋に、とっておきの可愛い北欧皿を買い足すも良し、いつものお皿で丁寧に盛り付けるのも良し、あなたのアレンジ次第で秋の味覚を満喫しましょう。
秋は食材もちょっと渋かったり、ほっこりカラーが多くなる季節。キノコ・じゃがいも・栗・さつま芋・南瓜・柿などなど、暖色と茶系が増えてきます。そんな食材をより一層引き立ててくれる皿ってどんなものがあるでしょうか？今日は、秋の味覚にぴったりのお皿をベーシックなものからちょっと冒険できるものまでいろいろと集めてみました！