暑い夏。エアコンや扇風機で涼しくなるのもいいけれど、手元で涼を取れる「扇子」や「うちわ」があると、電気を使わず地球にやさしくお手軽に涼しくなることができます。リビングに置いておくと絵になるうちわと、お出かけの時にかばんに忍ばせていつも携帯したくなる粋な扇子をご紹介します。2017年08月15日作成
暑い夏。エアコンや扇風機で涼しくなるのもいいけれど、手元で涼を取れる「扇子」や「うちわ」があると、電気を使わず地球にやさしくお手軽に涼しくなることができます。リビングに置いておくと絵になるうちわ、お出かけの時にかばんに忍ばせていつも携帯したくなる粋な扇子をご紹介します。
染色工芸作家・柚木沙弥郎さんの作品は大胆かつ調和のとれた色使いが特徴的。動物や自然をモチーフとしたデザインは、どこかユーモラスで温かみがあります。
竹の丸みを生かした「丸柄」は、「房州うちわ」の特徴のひとつ。竹を細かく裂いた骨が窓から放射線状に見え、美しい佇まいです。
「木に鳥 緑」木と鳥が抽象的に組み合わされたグラフィカルな作品。どこか北欧っぽくもあります。
「なす 青」なす紺の地に、上下になった白抜きのなすが、かわいらしく爽やか。
TOKYO UCHIWAはうちわの専門ブランド。日本産の竹を採取するところから始まり、表面には上質なコットンやリネンの生地が貼られ、細部にまで手が込んだハンドメイドのうちわを作りつづけています。
「スロベニア」魅力的なテキスタイルのスロベニア柄。少し光沢感のある生地が上品な印象です。
「ブルーホワイトストライプ」メンズ物のYシャツにありそうな知的な柄。見た目から涼を演出してくれます。
元禄3年から江戸に続く和紙問屋「東京松屋」の丸うちわ。光の移ろいにより印象が変わる雲母の煌めきが陰影を生む「江戸からかみ」を使用。
版木に、雲母(きら)や胡粉(ごふん)と布海苔(ふのり)などを混ぜた絵の具を乗せ、手漉きの和紙に、彫られた文様を手で撫でながら写し取っていくのが、からかみの技法。表面の凸凹感が特徴的です。
風情がある和紙の質感とすっきりした竹の持ち手のコンビネーションが美しい。蒸し暑い夏に、スッと居ずまいを正させてくれるような、品の良さが魅力。
浴衣と合わせて持ちたくなる和風のうちわ。日本の良さを再発見できそうです。
熊本県山鹿市の来民(くたみ)地区に伝わる「渋うちわ」は、慶長5年(1600年)頃に四国の旅僧が宿の謝礼として、うちわの製法を伝授したことが始まりと言われています。
柿から採った柿渋を団扇表面に塗ることで、丈夫さが保たれるだけでなく、柿渋に含まれるタンニンの働きで虫除けにもなり、年々色合いが濃くなり経年変化も楽しめます。
職人さんのていねいな手仕事のうちわから生まれる心地いい風と、柿渋の色の変化を楽しむ時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
仮織りした経糸に高圧釜で手捺染の染料を定着させ柄を染め、一旦ほぐしてから織り上げる「ほぐし織り」をベースに生み出された「鷹の羽ほぐし」。
富士山のある山梨で織られていることから、一富士、二鷹、三茄子の「鷹」、矢羽根に使われる鷹の羽、絣の代表柄である「矢絣」をかけあわせたテキスタイルに仕上げられています。
女性の手でも持ちやすいちょうど良いサイズ感と、ホタテのような丸みのある形が特徴の扇子。ポップな印象のテキスタイルなので、普段は扇子を使わない若い方へのプレゼントとしてもおすすめです。
1823年(文政6年)創業の「宮脇賣扇庵」は、日本舞踊に用いられる舞扇、夏扇に加え、昔ながらの飾扇など、あらゆる扇子をそろえる老舗の扇子店。
ポシェットが流行した昔、「ポシェットにすっぽり収まる短めの扇子を」というリクエストに応えて誕生したのが、小ぶりなサイズの「麻ポケット扇」です。
コンパクトで持ち運びに便利なサイズ感、持ってるだけでエレガントな気分になれるデザインが女性に人気です。
創業290年の歴史を持つ「白竹堂」では、雅な京扇子からレースや刺繍を施したモダンなデザイン扇子まで、さまざまなデザインの扇子を取り揃えています。
扇骨は45本。中骨には繊細な透かし彫り加工が施され、上品なフォルムを演出。扇子を開くと広がる伽羅の香りが雅な雰囲気です。
日ごろお世話になっている方へのプレゼントにも。どちらかというと男性的なイメージですが、クールな印象の女性が持っても違和感ないデザイン。
電気を使わず、手軽に手元から涼しさを感じられる昔ながらの夏の知恵「扇子」、「うちわ」。おしゃれで粋なデザインのものを選ぶと、夏がより快適に過ごせそうです。
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暑い夏。エアコンや扇風機で涼しくなるのもいいけれど、手元で涼を取れる「扇子」や「うちわ」があると、電気を使わず地球にやさしくお手軽に涼しくなることができます。リビングに置いておくと絵になるうちわ、お出かけの時にかばんに忍ばせていつも携帯したくなる粋な扇子をご紹介します。