ダイニングで気になるテーブルのパンくずや、子どもたちの勉強後の消しゴムのかす、こまかなホコリ。
近くに小さなほうきやブラシをスタンバイさせておいて、通りすがりにささっと片付けてしまいましょう。
◇REDECKER (レデッカー)「テーブルブラシ」
出典: 1936年創業のドイツの家庭用品メーカー・REDECKER製「テーブルブラシ」。はりねずみのフォルムは、同社製の「靴の泥落とし」でもおなじみ♪馬毛のブラシが、小気味よくごみを取り除いてくれます。
◇folk product「三角ホウキS ホワイト」
出典: 鈴木 日富(すずき ひとみ)さんが手がけるfolk product(フォルクプロダクト)の「三角ホウキS ホワイト」は、長さ35㎝。チェストの横などのホコリをかき出す時に便利。紐付き。山形県庄内のほうき職人さんの仕事です。
※糸はホワイト/ブラックの2色。SとMの2サイズあり、Mサイズ、及び、三角ほうきがぴったりおさまる鉄板の三角ちりとりも、後ほどご紹介します。
出典: 荒神箒(こうじんぼうき)とは、かつて農家のかまどを清める時に使われていたもの。
画像は、手巻きの銅線が美しい棕櫚(しゅろ)製の荒神箒(3サイズ)。和歌山県で作られています。
出典: 全長13cm~15cm。“はりみ”は、後ほど登場しますよ(^-^)
※白木屋傳兵衛は1830(天保元)年に銀座で創業。現在は京橋に店舗を持つ、江戸年間から続くほうきの老舗です。
◇folk product「三角ホウキM ホワイト」
出典: 前出のfolk product「三角ホウキ」より長めの80㎝強。和室よりもフローリングを掃くことを考えて作られました。狭く細いスペースのごみやホコリをこまやかにキャッチしてくれます。
出典: 全長120㎝ほど。長ぼうきは、かがむ必要なく、気軽に掃き掃除ができます。
画像は山本勝之助商店の「長柄箒(ながえぼうき)」。素材は、一枚の棕櫚(しゅろ)皮から数本しか取れない貴重な繊維「鬼皮」で、繊維に含まれた油分が、ワックス効果をもたらしてくれる優れものです。
出典: 赤いハンドルが、お掃除気分をON♪こちらのサイズ、ドイツ本国では、子ども用のほうきとして販売されているそう(^.^)
長すぎず短すぎず、女性にはピッタリなサイズ感だと思います ( ´艸`)
もちろん子供たちにもお手伝いをお願いするのですが、使いやすい!と言っていたので
問題ないようです 💛
出典: 成形した和紙に 防虫・除虫効果のある柿渋を塗り、外枠を竹ひごで補強したはりみ(ちりとり)。穴がついていますから、麻紐や細い皮を取り付けてぶらさげておくことができます。
出典: 軽いことはもちろん、しなやかで、床に押し付けてごみをすくい取りやすいのが特色です。
◇中川政七商店「吉野桧(よしのひのき)のちりとり」
出典: 防虫効果のある吉野桧の色目と光沢を生かしたちりとり。指通しの穴には革ひもが付属し、吊るして収納できます。
出典: 前出の「三角ホウキ」にぴったり。ガルバリウム鋼板の三角ちりとりは、金物加工のメッカ・新潟県三条市の板金職人さんの仕事です。
出典: ほうきをおさめたところ。溶接ではなく、1枚の鋼板を職人さんが丁寧に折り曲げて成形するめ、丈夫で長持ち♪
ホコリやばい煙が付着しやすいブラインドや網戸を、手間なくきれいにしてくれる専用の道具たちです。
出典: レデッカー「ブラインドブラシ」。ブナのハンドルを持り山羊毛の柔らかなブラシをブラインドに添ってスーッと動かすだけ。
出典: ブラインド掃除に代用できるものはいくらでもありますが、一気に何本ものブラインドを効率よく掃除できる点で、こちらに軍配が。
ふだんのお手入れは、汚れを振り払い、奥に入ったホコリを歯ブラシなどでこすり出すだけ。
◇Iris Hantverk(イリスハンドバーク)「網戸ブラシ」
出典: 100年あまりの歴史を持つスウェーデンのブラシメーカー・Iris Hantverk。視覚障害を持つ職人さんが植毛を担当し、キッチンからバス、美容系まで、多種多様なブラシを製造しています。
網戸用のブラシは、全長30㎝。馬毛とタンピコファイバー(メキシコ産タンピコ麻が原料)を混植した硬くしなやかなブラシが、ホコリや汚れをしっかりかき出してくれます。ブラシ部分は洗浄OK。木のハンドルには、時どき、オイルを塗ってあげましょう。
アメリカ・ケンタッキー州は、キルトやアイアン、ほうきなどのフォークアートでも広く知られるところ。
画像は、同州のべレアカレッジでクラフトを専攻する学生が箒草から製作した「蜘蛛の巣はたき」。(上下ともに画像:筆者)
全長120㎝、300gの軽さで、天井や家具の奥にも楽に届くすぐれもの。山梨県清里「清泉寮」のショップで手に入ります。
居間に、寝室、ペット、壊したくない焼き物に付着したさまざまな“ホコリ”や“毛”、なんとかしたいときに。
出典: レデッカー「リントブラシ」。※「リント」は、糸くずや綿ぼこりの意。天然ゴムのブラシが、静電気の力で、ペットの毛やこまごました糸くずをからめとってくれます。その後は水洗いを。
◇Mi Woollies(ミウ―リーズ)「ウールダスター」
出典: ニュージーランドのメーカーMi Woollies(ミ・ウーリーズ)の「ウールダスター」は、羊毛100%。Lサイズ:53㎝。Sサイズ:37cm。木の柄に革ひもがついて、ぶらさげておくことができます。
出典: もふもふの羊毛で優しくなでなですると、羊毛がホコリを吸着してくれます。家電をはじめ、壊したくない陶器の置物などに。
出典: 楢材のケースから伸びる、真鍮のハンドル。一見して“コロコロ”には見えない、居ずまいの美しいカーペットクリーナー。ソファの横などに、さりげなくスタンバイさせておきましょう。
出典: 1718(享保3)年に日本橋で創業のブラシメーカー・江戸屋と中川政七商店のコラボ商品。
藤のハンドルに取り付けられたオーストリッチの羽ばたきと馬毛が、モニターに、キーボードの隙間にと活躍してくれます。パソコンのほか、TVやサイドボードの溝や隙間にもどうぞ。
出典: 高田耕造商店「紀州産棕櫚束子 すみっこ」。繊維状に加工した棕櫚を、巻き始めから巻き終わりまで一本の銅線で締める「綴り(つづり)」で仕上げたもので、つげの櫛やパソコンのキーボードなど、細かな溝の汚れをかき出してくれます。
排水口と換気扇、発想を変えて、既存のモノにさよなら♪
出典: ドロドロ汚れとカビの巣窟・排水口のカゴと菊割ゴムを捨て…。 ↓↓↓
出典: 「水切りリング」+「ストッキング素材のネット」によって、排水溝の掃除は週1回ですむようになったそう。
汚いカビやヌメリ掃除をするのが嫌だった為に
そのアイテムを楽に掃除するための洗剤や掃除道具バカリが
増えていましたが今はそんな洗剤も道具も不要になりました。
掃除嫌いの方は掃除したくないアイテムを
試しに一度、手放してみてはいかがでしょうか?
厚手のレンジフードフィルターなら、換気扇の汚れを深刻化させない。
出典: 厚さ10mm以上というレンジフードフィルター。「わが家のここち。」のwacoさんの換気扇防汚対策です。
出典: 業者さんによると、厚地のフィルターを使うことで、
油汚れをしっかり吸着できるので、奥の換気扇が汚れにくくなるそうですよ(*・ω・)ノ
出典: 急須やポットの注ぎ口や、「4月の花器」のような試験管の掃除に最適なブラシ。スチールハンドルに、側面は弾力性のある豚毛をからませ、先端は柔らかなコットンという組み合わせで、繊細なガラスに傷をつけずに掃除できます。
キッチン-浴室-洗面所。ほとんど万能なマイクロファイバークロス★
◇MQ・Duotex(エムキューデュオテックス)ニットクロス
出典: スウェーデン生まれのMQ・Duotex(ポリエステル86%、ナイロン14%)。油汚れや水垢を落とすニット面と、窓やステンレスなどの金属をピカピカに磨きあげるテックス面とのリバーシブル仕様。キッチンだけでなく、布張りソファや照明の汚れにも対応してくれます。
シックなグレーは、モノトーン好きのお部屋に。
水のある場所なら、浴室や洗面所と、幅ひろーく使えます★
出典: MQ Duotexには、前出のグレーのほか、レッドやブルーもあります。
四つ折りにして、裏と表の計8面を順番に使い、汚れたら洗濯機へ。1年あまり使い続けることができます。
◇Plastex(プラステックス)社「Evergreen スプレーボトル」。
出典: 鋭さと円みが融合するオブジェのようなデザインは、ボールチェアを手掛けた Eero Aarnio(エーロ・アールニオ)によるもの。
噴出口を回転させることによって、水鉄砲のような噴霧から繊細なミストまで調節でき、植物の水遣り、アイロンかけと多用途に使えます。
出典: MoMAコレクションのペダルビンで知られるデンマークの日用品メーカー・vipp社のシャワーワイパー。浴室の壁や鏡の水滴をすいーっと拭き取ってくれます。この後、マイクロファイバークロス(前出)でさらに水分を拭き取って換気扇をかけ、いい状態をキープでしましょう。吊るして干せ、ワイパーブレードは交換可能。
出典: 浴室掃除用のバスサンダルです。床との接触面を減らす滑りにくい仕様の上、かかと部分がフックの形状となっており、バーなどにそのまま干すことができます。
出典: 140年の歴史を持つイタリアのブラシメーカー・ACCA KAPPA(アッカカッパ)の「ブラシクリーナー」。
ナイロンの毛が、ブラシ部分だけでなく、ブラシの取り付け部までこびりついた髪の毛やホコリをしっかり取り除いてくれます。ハンドルはコチベウッド製。
出典: 自立し、ワンプッシュでほうきとちりとりが外れます。ブラシは馬毛とポリプロピレン。穴に紐をとおして掛けることもOK。これで、500円以下(^.^)
置きたかったのは靴箱。
ちょ〜っと欲しい!って時が重なったので、もう設置しちゃいました。
これで、いちいち掃除機持ってこなくていい!!
出典: ふとんやラグを吸引中の掃除機ノズルへの絡みつきを防ぐ「ふとん用掃除機カバー」は、T型ノズルの機種に対応。100均のキャンドゥの商品です。
各社共通タイプ、ということで・・・
早速、我が家の掃除機に。
(中略)
取り付けてみたらうちの掃除機にもしっかり取り付けできました!
すごいっ!
これを付けたら、スムーズにストレスなくラグにも掃除機をかけることができました!!
出典: 入浴後の浴室の拭き上げには、30cm×30㎝サイズがちょうどよいそう。こちらはダイソーの製品。
番外編:トイレ、ホワイトに統一して、清潔キープ(^.^)
出典: キナリノではすっかりおなじみ、セリアの「ワンプッシュケース」を、2つ購入し…。 ↓↓↓
出典: それぞれに、トイレ用の薄手のメラミンスポンジとビニール手袋を収納。
下の大きなケースは、ダイソーの『粘土ケース』。『流せるトイレブラシ』が入っています。
機能性が生んだ美しいカタチの“不朽の名作”、テクノロジーの進歩からうまれたマイクロファイバークロス、そして、プチプラ~100均グッズにして、高評価なモノたち。多彩なお掃除道具をご紹介しました。いずれも、軽くて小回りが利き、騒音を立てず、場所をとらない上、電気不要、洗剤不要な点は特筆もの!何より、使う喜びを感じながら、気分UPでお掃除できるのが一番。まずは、気になった道具を手に入れて、マイナーチェンジから始めてみては★
出典: 名作といわれる道具は、みんな“用と美”を兼ね備えていますね(^.^)
「掃除機という便利なものがあるのに、箒?」「畳よりフローリングのお部屋の方がたくさんああるのに?」と思うかもしれません。ですが、今だからこそ使ってほしい「箒」の良さがあります。掃除機やお掃除ロボット……便利な文明の利器が普及しても尚、形を変えず、廃れることもない「箒」の魅力をご紹介。棕櫚箒や江戸箒といった素材による違いや種類、箒を使った上手な掃除術、お手入れの方法をお伝えします。
老舗のほうきをはじめ、掃き方の基本や掃除のコツなどをご紹介しています。音を気にせずササッとできる、昔ながらのお掃除を始めてみませんか?
1936年創業のドイツの家庭用品メーカー・REDECKER製「テーブルブラシ」。はりねずみのフォルムは、同社製の「靴の泥落とし」でもおなじみ♪馬毛のブラシが、小気味よくごみを取り除いてくれます。