北欧スウェーデンを代表する陶芸作家リサ・ラーソン。彼女の作品のひとつに、ワードローブをモチーフにした花瓶があります。洋服を花瓶にしてしまうユニークさはリサ・ラーソンならではのもの。お気に入りの花瓶を手に入れて、花との暮らしを楽しんでみてはいかがですか?2017年07月04日作成
北欧スウェーデンを代表する陶芸作家であるリサ・ラーソン。その陶芸作品の愛らしさと優しい風合いは、世界各国で愛されています。今回は、そのリサ・ラーソンが1990年代に生み出した、ワードローブをモチーフにした陶器の花瓶をご紹介します。
作家であるリサ・ラーソンは1931年スウェーデンのヘルルンダで生まれました。彼女は、大学卒業後、同じく今やスウェーデンを共に代表する陶芸家スティグ・リンドベリからスカウトを受け、グスタフスベリ社に入社し、スウェーデン陶器の黄金時代を築きました。
1979年に独立後は、フリーデザイナーとして、1992年にKeramik Studion Gustavsberg(ケラミーク ストゥディオン グスタフスベリ)社を設立し、グスタフスベリ社時代の人気作品の復刻をメインに活動を開始しました。そして現在も新たな作品を生み出し続けています。
そんな彼女の作品のひとつである、ワードローブシリーズは、そのままオブジェとして飾っても素敵なほど愛らしい陶器の花瓶。手のひらほどの大きさで、陶器の素朴な風合いは、例えばふと摘み取ってきた野花や、庭に茂った木花の枝先など小さな植物をそっと活けるのが似合いそう。
ワードローブシリーズでも特に人気の高い、サマードレスをモチーフにした『ドレス』。2012年に表面がツヤありにリニューアルされ、より爽やかな印象になりました。
高さのある『ドレス』は、長めの枝ものも飾りやすく、初心者の方でも使いやすい花瓶です。スカイブルーの『ドレス』にミモザのイエローが目を惹きます。
差し口が狭いので、細い枝物もしっかりと自立してくれます。単体でも可憐な佇まいを魅せてくれる『ドレス』は、オブジェとしてもぴったりです♪
ワードローブシリーズでも特にシックな印象の『コート』。マットな質感で大人らしい花瓶です。
その上品な質感から、生花だけでなくドライフラワーを飾るのにもぴったり。落ち着いた佇まいは、まるでお部屋の平穏を守ってくれている女神のようです。
シリーズの中でも最も背の高い『コート』は、特に枝物を飾るのに向いています。花瓶を主役にして、葉ぶりの控えめな落ち着いた枝物を飾ると良いでしょう。
ざっくりとしたニットのセーターをモチーフにした『セーター』は、手描きのストライプ模様が可愛らしい花瓶です。
花瓶のグリーンの色合いと、どっしりとした安定感のある姿は、葉ぶりのある瑞々しい植物が似合います。
差し口が横長く背が低いため、枝物を差すと枝垂れる姿になりますが、それが時には可愛らしくもあります。
女性らしく上品な印象の『ベスト』は、胸元に描かれた花模様のレースが目を惹きます。
マットで風合いのあるベージュの色は、『コート』と並べると相性抜群。オブジェとして並べて飾っても上品で素敵です。
ナチュラルな色合いでそれ自体は主張しないため、少し主張のある植物を飾っても馴染むのがこちらの『ベスト』。活けたものを自然に引き立たせてくれる、そんな優しさを感じる存在です。
フェミニンなヒップラインが愛らしい『スカート』。ベルトが描かれていることでぐっとスカートらしくなり、愛嬌が沸きますね。
爽やかなブルーが映え、それだけでもお洒落なオブジェとして活躍します。愛嬌のあるその姿は、色鮮やかな植物を飾ると、とてもよく似合います。
まるで実際のワードローブのように、スカートにトップスを合わせるイメージで活けると楽しいですね♪
リサ・ラーソンが生み出したワードローブシリーズはいかがでしたか?他にないユニークで可愛らしい花瓶たちは、それぞれに個性があり、つい集めたくなりますね♪一輪挿しとして初心者の方も飾りやすいため、これを機に、ぜひ花との暮らしを楽しんでみてはいかがですか?
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北欧スウェーデンを代表する陶芸作家であるリサ・ラーソン。その陶芸作品の愛らしさと優しい風合いは、世界各国で愛されています。今回は、そのリサ・ラーソンが1990年代に生み出した、ワードローブをモチーフにした陶器の花瓶をご紹介します。