フェルトはファーと同じように、寒い季節に見ると可愛さが増すアイテム。
ころんと転がるフェルトボールは、たくさんあればあるほどまるで小さな生き物のようで心惹かれる存在に。
可愛いフェルトボールを作って、小物やインテリアとして使ってみませんか？

ただフェルトを丸めるだけではすぐに形が崩れてしまうフェルトボール、一体どのように作るのでしょうか？
フェルトボールの作り方は簡単なので、一度作ればすぐに覚えられますよ♪
材料もフェルトを買えば、あとは家にあるものだけで作れるところも魅力的です♡

まずは材料の準備をしましょう！

【材料】
・フェルト
・少し熱めのお湯500ml
・台所用洗剤（ベストなのはフェルト羊毛専用ソープ）
・容器

★容器にお湯と台所用洗剤を2～3滴入れ、せっけん水を作ります。

★ここでは容器にせっけん水を入れて作る方法を説明しますが、せっけん水をペットボトルに入れ、フタに複数の穴を開け、じょうろのようにせっけん水を振りかけて作る方法もあります。ペットボトルは穴のないフタで数回振って洗剤をよく混ぜてから、穴つきのフタと交換してくださいね。

また、肌が弱い方は、どちらの方法もビニール手袋をつけて作業をすることをおすすめします！

それでは早速、フェルトボール作りを始めていきましょう！

フェルトを細く裂きます。
そして、玉のような形になるように端からくるくると巻いていきます。
巻き終わったら、こんな形になるはずです。
あらかじめ巻いておくのは、せっけん水に浸したあと形を整えやすくするためです♪

まるめたフェルトボールをせっけん水に浸します。
こんな風に思いっきりせっけん水につけてしまって大丈夫です♪
ペットボトルを使用する場合は、十分な量のせっけん水をフェルトボールに振りかけてください。

手のひらで転がして丸い形に整えていきます。
力を入れて転がしても大丈夫！
力を加えてフェルトを転がすことで、硬くしっかりとしたフェルトボールができあがりますよ。
形が丸くなったら、更に少しフェルトを巻きつけ足します。
巻きつけすぎると大きくなって不格好になりますし、シワができてしまうので要注意。
ポイントは最初にせっけん水に浸す時に使うフェルトは、作りたい大きさよりも小さく仕上がる量のフェルトを使うことです。

可愛いフェルトボールの完成です。せっけん水をすすぎ、よく乾かしたらでき上がりです。
上手にできましたか？
2色を組み合わせるとマーブルのフェルトボールができますよ♡
色んな個性あるフェルトボールを作ってみてくださいね！

実は、フェルトボールを作るのにとっても便利なフェルトボールメーカーも販売しているんですよ！
こちらは手を使わずにフェルトボールメーカーを振って振ってポンポンするだけで丸くてキュートなフェルトボールができあがってしまうという優れもの♡

フェルトボールは1個だけでもとっても可愛らしい存在ですが、いくつかを繋げると更に可愛さがアップします♡
たくさんのフェルトボールをつなげるにはどうすれば良いのでしょうか！？
まず、一つの方法はワイヤーに刺して繋げていくやり方です。
フェルトボールにワイヤーを通すだけで、こんな風に可愛らしい輪を作ることができます。

手芸でよく使うグルーガンや、接着剤を使うこともおすすめですよ。
接着すればもっと自由にフェルトボールを使うことができます♪
他にも色々なフェルトボールたちをくっつける方法があるので、いろいろ試してみてくださいね。

今ご紹介した接着剤を使う方法で作ったコースターがこちら。
土台にコルクのコースターを使用しているので、しっかり安定するのが良いですね♪
見た目もカラフルで楽しく、ティータイムをおしゃれに彩ります。

ネックレスにして秋冬コーディネートと合わせるのもとってもキュート。
こんな風にリボンをつけるのも女性らしくて素敵。
色の合わせ方も上手ですね！

自然素材×フェルトボールの組み合わせ。カラフルフェルトボールを枝につけて、観葉植物の代わりにお部屋に飾ってみてはいかがでしょうか。
そのままでは少し色が寂しいように思える枝も、ポップで賑やかに。

クリスマスにおすすめなミニリースのオーナメント。
色やリボンを変えるだけでとっても個性的に♡
インテリアとして飾るだけでも季節感がアップしますよ。

見た目がもこもこしたぬくもりを感じる、フェルトボールの大きなリース。
さりげないクリスマスカラーが素敵です。
オブジェなども効果的に使ってみて♪

どんぐりの傘を接着した、キュートなフェルトボール。
ころんと可愛いどんぐりは、今が旬の秋冬らしい木の実ですよね。

フェルトボールはこれから来る冬に向けて、大活躍間違いなし♡
フェルトボール雑貨のアイディアを参考にして、自分らしいアレンジを加えてみてくださいね。