山彦の滝は、武利川にかかる落差28メートルの滝です。この滝は、明治30年にアイヌ青年によって発見された滝で、大正13年に「山彦の滝」と命名されました。

山彦の滝は、冬季になると完全に滝が氷結して巨大な氷柱が現れます。滝の裏側に入ってみると、頭上の岩盤から巨大な氷の壁が流れ落ちているという幻想的な風景を楽しむことができます。

月待の滝は、福島県と茨城県を流れる一級河川、久慈川の支流である大生瀬川にあり、落差17メートル、滝幅12メートルの滝です。

月待の滝は、四季折々で美しい表情を見せてくれます。マイナスイオンをたっぷりと浴びることができるグリーンシーズンの美しさはもちろんのこと、冬になると美しい氷瀑ができ、夏とは異なる風情を見せてくれます。

滝の裏側に入ってみましょう。天候や時間帯に恵まれると水瀑が陽射しを浴びて光芒のように輝く神秘的な景色を見ることができるかもしれませんよ。

裏見の滝としてよく知られている雷滝には、滝の裏側へと入る遊歩道が整備されています。雷のような轟音を聞きながら、裏側から滝を眺め、マイナスイオンをたっぷりと浴びる気持ち良さは格別です。

滝の裏側からは、正面から眺める景色とは全く異なる表情を見せてくれます。頭上から流れ落ちる水瀑は、まるで水のカーテンのようです。

岩井滝は、氷ノ山後山那岐山国定公園内にあり、落差10メートル、滝幅6メートルの滝です。滝の下流100メートルの場所には「岩井」と呼ばれる清水が湧き出しており、名水百選にも選定されています。

岩井滝の裏側から、滝を眺めてみましょう。頭上の岩盤から流れ落ちる白い瀑布は、周囲の美しい緑の樹々を包み隠す天然のベールのようです。

龍頭ヶ滝は落差40メートルの滝で、「日本の滝百選」にも選定されています。龍頭ヶ滝がある滝谷川流域にはオオサンショウウオも生息しており、周囲は豊かな自然が広がっています。

滝の裏側から眺める景色の美しさは格別です。岩肌を覆う緑の苔、滝周辺に生い茂る豊かな森、天然のシャワーのように頭上から降り注ぐ瀑布が織りなす景色は幻想的で、いつまで眺めていても飽きることはありません。

壇鏡の滝は、隠岐諸島の一つである島後島にそびえる横尾山を源流とする那久川にかかる滝です。この滝は、「日本の滝百選」に選定されている名瀑であるほか、壇鏡の滝からほど近い場所にある水源は「壇鏡の滝湧水」として名水百選にも選定されています。

「裏見の滝」といえば、熊本県阿蘇郡小国町にある鍋ヶ滝を想い描く方も多いのではないでしょうか。鍋ケ滝は落差12メートル滝幅20メートルの滝で、滝としての規模はそれほど大きくないものの、洗練された優美な姿が恰好の被写体となっており、テレビCMのロケ地に使用されているほどの美しさです。