幻想的な雨の京都へお出かけしませんか?
梅雨時は外出するのが億劫になりがち…。ですが、京都はそんな雨の時期も魅力たっぷりで人気のシーズンです。
雨粒をまとった青もみじなどの新緑・あじさいや花菖蒲など、季節の花々が幻想的な風景を作り出します。一年の中でも観光客が比較的少なくなる時期なので、ゆっくりと散策できるのも、この時期ならではの魅力です。
雨粒をまとった青もみじなどの新緑・あじさいや花菖蒲など、季節の花々が幻想的な風景を作り出します。一年の中でも観光客が比較的少なくなる時期なので、ゆっくりと散策できるのも、この時期ならではの魅力です。
今回は風情漂う雨の時期の京都の見所をご紹介します!またこの時期ならではの「夏越祓」と「水無月」についてもご紹介していますので、ぜひお出かけの参考にしてみてくださいね♪
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
【はじめに】雨の京都旅行で気をつけたいこと
熱中症に注意。こまめな水分補給を心がけましょう
出典:unsplash.com
京都の梅雨は盆地ということもあり、夏に向けて非常に蒸し暑い日が増えてくる時期になります。
朝晩は寒くなる日もありますが、とくに6月半ばから祇園祭の7月半ば頃までは、しっかりとした雨が例年降り続く傾向にあるため気温も上がっていきます。
体がまだ暑さに慣れていない時期なので、こまめな水分補給を心がけて熱中症に気を付けましょう。
朝晩は寒くなる日もありますが、とくに6月半ばから祇園祭の7月半ば頃までは、しっかりとした雨が例年降り続く傾向にあるため気温も上がっていきます。
体がまだ暑さに慣れていない時期なので、こまめな水分補給を心がけて熱中症に気を付けましょう。
通気性の良い服や、速乾性に優れたインナーウェアを
雨の降り方は他府県とほとんど差はないかと思いますが、やはり注意したいのが「湿気」。
気温がそんなに高くなくても、じめじめと蒸し暑くなるので体感温度は高くなってしまいます。できるだけ通気性の良い服や、吸湿性・速乾性に優れたインナーウェアを着用するようにしましょう。
気温がそんなに高くなくても、じめじめと蒸し暑くなるので体感温度は高くなってしまいます。できるだけ通気性の良い服や、吸湿性・速乾性に優れたインナーウェアを着用するようにしましょう。
ストールや虫除けもあると安心
一方で室内は冷房がしっかり効いている場所も多いので、ストールなどで調整できるよう何か羽織れるものを持っていくのがおすすめです。
また虫が増えてくる時期でもあるので、虫よけスプレーを持っていくと便利でしょう。
また虫が増えてくる時期でもあるので、虫よけスプレーを持っていくと便利でしょう。
【雨の日に訪れたい名所6選】雨粒をまとった梅雨の風景を見に~
1. 別名”あじさい寺”として有名「三室戸寺の紫陽花」
2. 水面に映る姿が美しい「平安神宮の花菖蒲」
3. まるで絵画!圧巻の美しさ「瑠璃光院の新緑」
4. 白いお化粧をまとった「等持院の半夏生」
5. 庭園一面を包み込み”苔寺”として有名「西芳寺の苔」
6. 壮大に広がる深い緑が魅力「貴船の青もみじ」
【靴を脱いで上がれるお寺4選】雨の音を聞きながらゆったりと~
1. "ねねの寺"として親しまれる「高台寺」
2. 新緑で覆いつくされた自然美「永観堂」
3. 枯山水の石庭が最大の魅力「龍安寺」
4. 壮大な景色に魅せられる「天龍寺」
【番外編】無病息災を願う行事「夏越祓」と「水無月」
「夏越祓」とは?
一年の折り返しとなる6月30日。
この日に行われる神事「夏越祓(なごしのはらえ)」は心身のけがれ・災いをもたらすような罪や過ちを祓い清める儀式と言われています。
またその中でも一番知られている行事として「茅の輪くぐり(ちのわくぐり)」があり、茅(ちがや)などの草で作られた大きな輪をくぐり、無病息災のお祓いをするというもの。京都市内では様々な神社で行われています。
この日に行われる神事「夏越祓(なごしのはらえ)」は心身のけがれ・災いをもたらすような罪や過ちを祓い清める儀式と言われています。
またその中でも一番知られている行事として「茅の輪くぐり(ちのわくぐり)」があり、茅(ちがや)などの草で作られた大きな輪をくぐり、無病息災のお祓いをするというもの。京都市内では様々な神社で行われています。
ただこの輪が設置されるのは6月30日のみ、もしくは数日前からという神社がほとんど。タイミングが合わないと、この神事を体験することができません。
そこでおすすめなのが「車折神社」。こちらでは6月1日~30日まで一ヶ月間、期間を設けています。
そこでおすすめなのが「車折神社」。こちらでは6月1日~30日まで一ヶ月間、期間を設けています。
車折神社について
京都で厄除けとして食べられている「水無月」
6月30日と言えば、もうひとつ京都で有名なのが「水無月」。
古くは宮中で「氷の節句」として、氷を口にふめば夏の暑さを乗り切れると言われていました。ただ庶民にとって氷は高価なものだったそうで、その代わりとして氷をイメージした三角形の外郎(ういろう)に、邪気を払うと言われている厄除けの小豆をのせた「水無月」を食べるようになったとのこと。
古くは宮中で「氷の節句」として、氷を口にふめば夏の暑さを乗り切れると言われていました。ただ庶民にとって氷は高価なものだったそうで、その代わりとして氷をイメージした三角形の外郎(ういろう)に、邪気を払うと言われている厄除けの小豆をのせた「水無月」を食べるようになったとのこと。
この時期になると、どこの和菓子屋さんにも「水無月」が並びますが、そのお店ごとに外郎生地が変わったり、小豆がアレンジされたりとオリジナルの水無月もたくさん。またスーパーでも買えることもあり、地元の人はスイーツとして好んで食べる人も多いと言われています。
水無月を買いに行くなら・・・
京都府の現代の名工を受賞した人気の老舗「甘春堂 本店」
七条 / 和菓子
- 住所
- 京都市東山区上堀詰町292-2
- 営業時間
- [月]
09:00 - 18:00
[火]
09:00 - 18:00
[水]
09:00 - 18:00
[木]
09:00 - 18:00
[金]
09:00 - 18:00
[土]
09:00 - 18:00
[日]
09:00 - 18:00
■ 定休日
年中無休(1月1・2日を除く)
- 定休日
- 平均予算
- ~¥999
京佃煮・京菓子で有名「永楽屋 本店」
京都河原町 / カフェ
- 住所
- 京都市中京区河原町通四条上る東側
- 営業時間
- [月]
11:00 - 19:00(L.O. 18:30)
[火]
11:00 - 19:00(L.O. 18:30)
[水]
11:00 - 19:00(L.O. 18:30)
[木]
11:00 - 19:00(L.O. 18:30)
[金]
11:00 - 19:00(L.O. 18:30)
[土]
11:00 - 19:00(L.O. 18:30)
[日]
11:00 - 19:00(L.O. 18:30)
[祝日]
11:00 - 19:00(L.O. 18:30)
[祝前日]
11:00 - 19:00(L.O. 18:30)
[祝後日]
11:00 - 19:00(L.O. 18:30)
■ 営業時間
1F物販 10:00~19:00
2F喫茶 11:00~19:00(L.O. 18:30)
■ 定休日
水曜不定休 ※詳しくはHPご確認ください。
- 定休日
- 平均予算
- ¥1,000~¥1,999 /¥1,000~¥1,999
豆餅だけじゃない「出町ふたば」
出町柳 / 和菓子
- 住所
- 京都市上京区出町通今出川上ル青龍町236
- 営業時間
- [月]
08:30 - 17:30
[火]
定休日
[水]
08:30 - 17:30
[木]
08:30 - 17:30
[金]
08:30 - 17:30
[土]
08:30 - 17:30
[日]
08:30 - 17:30
■ 定休日
第4水曜 (祝日の場合は翌日)*お正月休みは長めです
- 定休日
- 火曜日
- 平均予算
- ~¥999 /~¥999
雨の京都を楽しもう♪
雨の時期にあえて訪れたい、京都の名所をご紹介しました。春や秋とはまた違った、趣を感じられたのではないでしょうか。風情あふれる雨の京都で、素敵な思い出を作ってくださいね♪
約1200年前に光仁天皇の勅願で創られたと言われている「三室戸寺」は、西国三十三所巡礼の十番札所とされ多くの巡礼者が毎日訪れます。また「あじさい寺」の異名を持つことでも有名で、この時期には紫陽花をひと目見ようと、多くの観光客が訪れます。