海外で出合う【肌の3大天敵】
1.【!】容赦ない日差し
2.【!】手ごわい乾燥
日本のように湿度が高くない国では、歩いているだけで汗がにじむような不快感がなく、カラッとした空気は気持ちがいいです。しかし、乾いた空気は肌の大敵。普段は肌トラブルがない人でも、海外で急性的な乾燥肌となってしまうことも。激しい乾燥は、移動中の機内から始まります。肌や髪や喉の違和感で気分が落ちていかないように、楽しい旅には乾燥対策が欠かせません。
3.【!】体が驚く硬水
欧米の水はマグネシウムやカルシウムを多く含む「硬水」。便秘ぎみの人にはミネラルが豊富な硬水が嬉しいといわれていますが、乾燥肌の人にはちょっと厄介な水。旅行先でシャワーを浴びると、髪はきしんで、手荒れを起こすことも。海外では日本とは水質が違うことをしっかり認識しておきましょう。
海外でやってはいけない【3つのNG】
1.【×】石鹸を使ったスキンケア
2.【×】しっかりダブル洗顔
3.【×】角質を落とすゴシゴシ洗い
毛穴の汚れや角質を落としてくれるスクラブ。慣れない水を使う旅先では、避けておいたほうが無難なケアです。また、ナイロンタオルで体を洗うと、海外の水を浴びている時には刺激が強すぎてヒリヒリしまうことも。乾燥によって皮膚が乾き、かゆみを感じることもあります。体は、コットンタオルや手で優しく洗いましょう。
心がけたい【旅先スキンケア】
拭き取りクレンジング
泡立たせない洗顔
紫外線対策は万全に
リゾート地でも街歩きにも、紫外線対策は絶対必須。夏の旅なら日焼け止めと帽子を携帯しましょう。
欧米では日傘をさしている人はいません。郷に従って日傘を持たずに出かけるのであれば、日焼けクリームをばっちりつけて、数時間おきに塗り直して。
ベッドサイトに濡れたタオルを
加湿器を持ち歩きたくても海外旅行でそうはいかないですよね。そこで、せめてフェイスタオルなどを水で濡らし吊しておくことで保湿をしましょう。朝目覚めてタオルがパリッと乾燥しているのを見ると、どれほど空気が乾いているのかわかるはず。
こまめに水分補給を
美肌を保つにはやはり水分ケアが大切です。ミネラルたっぷりの硬水は、内側から吸収すれば体は喜びます。日本にいる時よりも意識して、まめに水分補給をしましょう。
髪、ボディ、手足、唇のために
フェイスケアと同様に、全身も保湿を。
髪のツヤをキープしたい人は、洗い流さないトリートメントを使うか、クリームやオイルなどで潤いを保って。
空気や水の違いも、海外での思い出に
わずか数日間の旅行だとしても油断は禁物ですよ。たった半日でも、肌は環境の変化を感じ取ります。ちょっとしたケアに心がけて、肌のトラブルを防ぎましょう。
見事な観光スポットを巡ることに比べたら空気や水の違いを感じるのは些細な体験かもしれませんが、それもまた海外ならでは。絶好調の肌を保って、ステキな思い出を作ってきてください♪
オーストラリアの紫外線量は日本の4~5倍だといわれています。ハワイ、グアム、バリでは3~5倍。赤道直下の国や、日照時間が長いヨーロッパでも、日本より多くの紫外線が降り注ぎます。紫外線による肌のダメージは、後々まで響くもの。甘く見ていると大変ですよ!