ヴェネツィアとは?
ヴェネツィアは、仮面舞踏会発祥の地でもあります。毎年春頃にヴェネツィア・カーニバルが開催され、街の中は、華やかな衣装と仮面をまとった人々で賑わいます。
サン・ジョルジョ・マッジョーレ島
サン・ジョルジョ・マッジョーレ聖堂
サン・ジョルジョ・マッジョーレ島の大半を占めるサン・ジョルジョ・マッジョーレ聖堂は、1610年に完成したルネッサンス様式の建造物です。4つの柱で支えられた白を基調とした教会の入り口は、どこかギリシア神殿を彷彿とさせる趣があり、存在感を放っています。
聖堂に隣接する鐘楼は、1791年に完成されたものです。鐘楼最上部から眺める景色は格別です。抜けるような青空、赤レンガ色をした風情ある街並み、碧いアドリア海が織りなす景色は絶景そのものです。
リード島
ムラーノ島
大小7つの島から構成されるムラーノ島は、ヴェネツィア本島北東部に浮かぶ島で、ヴェネツィアングラスの生産地として知られています。
ヴェネツィアンガラス工房
ガラスの塊が、職人たちの手によって、芸術的な美しさを持つヴェネツィアングラスへ変化してゆく様は、まるでガラスに命を吹き込んでいるかのようです。
職人たちが丹精を込めて、作り上げたヴェネツィアングラスの輝きは、見る人を魅了してやみません。工房に飾られた作品や展示物を眺めているだけでも楽しい気分を味わうことができます。
ヴェネツィアングラスのアクセサリーは、お土産として人気があります。
ブラーノ島
ヴェネツィア本島の北東部に浮かぶブラーノ島は、4つの小島で構成される離島です。
一軒一軒の家の壁がカラフルな色で塗り分けられているブラーノ島では、メルヘンのような街並みが広がっています。鮮やかな壁をした可愛らしい街並みを散策していると、絵本から切り取った「絵」そのものが目の前に現れたかのような気分を覚えます。
斜塔
サン・マルティーノ教会に隣接する斜塔は、ブラーノ島を象徴する建物です。教会前の広場から眺めても傾いていることがよくわかります。
ヴェネツィアの歴史は古く、その起源は5世紀まで遡ります。アドリア海に面した干潟に築かれたヴェネツィアは、大小合わせて118もの島で構成されています。中世になると、ヴェネツィアは地中海貿易の交易地として発展し、海洋都市国家ヴェネツィア共和国の首都として煌びやかな歴史を歩んできました。