大自然の宝庫「新潟県」。いつ・どこに行ったら、観光を楽しめる?
出典: 中部地方北東部、日本海に面する新潟県。コシヒカリの米どころとして有名で、冬になれば日本有数の豪雪地帯として、ニュースでよく目にしますよね。
そのような新潟県、山や海など大自然に恵まれているとあって美味しいグルメのイメージが強いですが、一方で「遊べる場所ってどこだろう?」「これといった観光地がないのでは」という声も・・。
写真/新潟県新発田市月岡温泉にある高級旅館「白玉の湯 華鳳」
「新潟ならではの観光」を楽しむカギは・・・季節の風物詩
出典: そこで今回は、新潟観光の楽しさを、しっかりお伝えしたいと思います!
「新潟観光」の大きな魅力は、年中いつ訪れても、季節の風物詩が楽しめるところ。そのため、新潟に旅行に行く人の中には、四季折々の魅力を求めるリピーターが多いのだそう*
時期を変えれば、また違った表情を見せて楽しませてくれる新潟は、家族と、友達と、恋人と、ときには一人で訪れたくなる観光地です。
新幹線を使えば、東京から約2時間という距離感なので、少し足を延ばしたいときの旅行にもぴったり。
写真/長岡まつり大花火大会
長岡 花火大会 ©Koichi_Hayakawa クリエイティブ・コモンズ・ライセンス(表示4.0 国際)https://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
今回は、季節イベント+立寄りスポット付きで、観光プランをご提案
出典: 写真/寺泊魚市場(新潟県長岡市寺泊)にある、「寺泊中央水産 まるなか」。
寺泊魚市場は魚のアメ横と呼ばれるほど、海鮮食べ歩きで人気。
今回は新潟に、春夏秋冬どの季節に行っても楽しいことをお伝えするために、「春夏秋冬別」におすすめ観光地」をご紹介します!せっかく訪れるなら、帰り道に一緒に行きたい「立ち寄りスポット情報」付きです。
この機会に、初めての方も、リピーターの方も、ぜひ新潟観光に出かけてみませんか?
① 春の観光プラン:満開の桜を楽しむ、女子旅モデルコース
出典: 最初にご紹介したいのは、日本三大桜ともいわれている「高田城」の桜。新潟県上越市に位置し、4月上旬から中旬には、高田公園とその周辺で、約4000本もの桜を眺めることができます。その光景は、春のわずかな時期しか見ることのできない、まさに絶景*
公園内では、屋台が出ているので、友達と一緒に食べ歩きながら桜を堪能するのがオススメ。なかでも、新潟名物、蒸気でふわふわ・もちもちな食感が美味しい「ポッポ焼き」が人気ですよ。
出典: 夜になると、この4000本もの桜のライトアップを楽しめるのも、ここならでは。
日没から21時(最盛期には22時)までの時間、ピンク色の桜の木々が、高田城と共に、一斉に鮮やかに光照らされます。
お堀の水面に、高田城と桜がまるで鏡のように反射する様子も、美しいですよね。
出典: 上越市に行くなら、併せて立ち寄りたいのが、「上越市立水族博物館うみがたり」。
まちとつながり、「ものがたり」のある水族館を、というコンセプトのもと、2018年6月にリニューアルオープンしました。
空と日本海、大きな水槽がひとつながりに一望できる光景は、開放感いっぱいです。
出典: 愛らしい動物や魚たちに出会えますが、なかでも一番人気なのは、間近で眺めることのできるマゼランペンギン。人が歩くエリアにも自由に出入りしてくる様子は、とてもチャーミングですよね。
今なら、マゼランペンギンのヒナたちがぞくぞくと誕生している時期なので、生まれたばかりの貴重なヒナたちを見ることができるかも*
② 春の観光プラン:お花畑に、子供もわくわく!家族お出かけコース
・「国営越後丘陵公園」のチューリップ(新潟県長岡市)
出典: 北陸道長岡ICからほど近い場所に位置する「国営越後丘陵公園」は、春になるとチューリップ畑が見頃を迎えます。
辺り一面を覆いつくす、色とりどりのチューリップは、うっとりするほどの美しさ。
メインの「花の丘」では、約3,000㎡に広がるチューリップ畑を堪能することができます。
出典: カラフルな色、定番のものから少し変わった種類のものなど、様々なチューリップを一度に楽しめるのも、ここならではの魅力。
見頃の時期は、土日を中心に、クラフト教室や、チューリップの花絵展示などのイベントも開催されています。
出典: また、国営越後丘陵公園は、⼦供が楽しめる様々なアスレチックも魅⼒のひとつ。赤ちゃん連れのお母さんにうれしい、多目的トイレ、授乳室などの設備もあります。
「国営越後丘陵公園」ではチューリップだけでなく、夏はひまわり、秋はコスモスのお花畑を楽しむこともできます。家族みんなのお出かけスポットとして人気の場所ですよ♪
出典: 「長岡野菜」をご存知ですか?信濃川が作った肥沃な土壌など、長岡ならではの気候風土の中で育った伝統野菜。戦前から愛され続けているんですよ。
そんな「長岡野菜」に出合えるのが、「JA越後ながおか農産物直売所なじらーて関原店」。
国営越後丘陵公園の帰り道、同じ長岡市にあるので、ぜひ寄ってみては。
地元で採れた長岡野菜をお手頃価格でゲットできるので、旅のおみやげにもぴったりです。
長岡市その他 / その他
- 住所
- 長岡市関原1丁目字中原2980-1
- 営業時間
- [月]
09:30 - 18:00
[火]
09:30 - 18:00
[水]
09:30 - 18:00
[木]
09:30 - 18:00
[金]
09:30 - 18:00
[土]
09:30 - 18:00
[日]
09:30 - 18:00
■ 営業時間
季節により変動あり
■ 定休日
第2火曜日・第4火曜日(祝日の際は営業)
- 定休日
- 平均予算
データ提供: 出典: 「新潟県立近代美術館」も、長岡でおすすめの施設。お子さん連れのファミリーの方にとって人気のスポットです。
実は、現在改修工事のため休館中となっており、再開館日は2019年の9月以降となっています。過去に「ディズニー・アート展」などの展覧会を行っており、次回は「PIXAR(ピクサー)のひみつ展」を予定。再開館日が楽しみですね。
このように、野外庭園にはアート作品もありますよ。
③ 春の観光プラン:春爛漫を五感で楽しむ!新潟市内のモデルコース
・豪農の館「北方文化博物館」の大藤棚(新潟県新潟市江南区)
出典: 越後屈指の大地主、伊藤家七代の歴史と、新潟の地方文化を伝える施設が、「北方文化博物館」。
アクセスは、万代シティバスセンター(新潟駅から徒歩約10分ほど)からバスが出ているほか、観光のハイシーズンには期間限定で新潟駅南口から無料シャトルバスが運行されることもあります。
こちらの「北方文化博物館」、“豪農の館”と冠していることも納得のつくり。敷地面積は8800坪、本邸の部屋数は65以上!60人もの使用人を抱えていたそうで、いかに地主・伊藤家が、当時圧倒的な経済力を誇っていたかを感じ取ることができますよ。
出典: メインの見どころとなるのは、そのお屋敷の見学ですが、今回お伝えしたいのは・・・こちら。
毎年5月の上旬、ちょうどゴールデンウィークあたりに見ごろを迎える大藤棚です。とっても大きな大藤棚というわけではありませんが、この風情溢れる建物の敷地で鑑賞できることが、大きな魅力。タイムスリップしているような感覚になりますよ。夜間はライトアップが行われ、幻想的な雰囲気に*
出典: 実は「北方文化博物館」は、秋の紅葉も有名。11月頃に見ごろを迎え、夜になるともみじがライトアップされます。
眺められるのは・・・こちらの100畳敷の大広間!卓越した庭師の技術も相まって、日本の唯一無二の季節の美しさを伝えてくれますよ。
上でご紹介した「北方文化博物館」行きのバスが出ているバスターミナル「万代シティバスセンター」。
大型商業地「万代シテイ」内にありますので、せっかくなら「万代シテイ」でお買い物を楽しむのも◎。「伊勢丹」があったり、「ラブラ」にはニトリやロフト、「万代シテイビルボードプレイス(万代シテイBP)」内には映画館「T・ジョイ新潟万代」があったり・・・。ファッションのお店もたくさんあります。
新潟駅すぐ、新潟市内のホテルに泊まる方も多いと思いますので、チェックしておくと何かと役立つかもしれませんね*
・にぎわい市場 ピアBandai (新潟県新潟市中央区万代島)
出典: 新潟駅からも、万代シテイからも、約15分くらいのところにある「にぎわい市場 ピアBandai」。日本海の穫れたての鮮魚、産地直送の新鮮な野菜、新潟の特産品であるお米や日本酒など・・ありとあらゆる新潟の美味しいものが揃う、人気の食市場です。お寿司屋さんやパスタなど飲食店も入っているので、食事もゆっくり楽しめます。
・新潟市水族館 マリンピア日本海 (新潟県新潟市中央区)
出典: 春の海の空気も感じたい!という方は、ぜひ西海岸公園地区にある「マリンピア日本海」へ。新潟駅前からも、万代シテイからも、バスが出ています。
イルカショーやラッコの給餌タイムがアイドル並みに大人気!
④ 夏の観光プラン:子供の夏休みは海・BBQ!素敵な家族の思い出を
・「和島オートキャンプ場」でアウトドア体験!(新潟県長岡市)
出典: 北陸自動車道西山ICから車で20分の場所にあるのは、「和島オートキャンプ場」。日本海を見晴らす丘に建つ、夏にぴったりのキャンプ場です。
キャンプ場からの遊歩道を下りれば、すぐに山田海岸海水浴場に到着。着替えや荷物などの準備もラクチンでいいですね♪また、釣り場やアスレチックなども充実しており、家族で訪れたいスポットです。
出典: キャンプをしてみたいけれど、道具を揃えるのが大変そう・・・という方もご安心を。
キャンプ用品のレンタルや、グループでのキャンプにぴったりのバンガロー、ウッドデッキがついたキャビンなどもあるので、キャンプ初心者の人にもおすすめです。
出典: ペットと一緒にキャンプが可能なエリアもあるので、家族全員で夏のキャンプをぜひ満喫して*
開催日を予めチェックして・・【併せて立ち寄りたい】
・長岡まつり大花火大会(新潟県長岡市・信濃川河川敷)
出典: また、長岡市の夏といえば、欠かせないのが「長岡まつり大花火大会」。8月第1週に開催されます。
「日本三大花火」と呼ばれるのも納得。大きな空いっぱいに、鮮やかな花火が打ち上げられます。その数、なんと約2万発!
長岡市を訪れるなら、ぜひ、花火大会の開催日も要チェック♪花火大会も楽しんで、素敵な思い出を作ってくださいね。
⑤ 夏の観光プラン:大自然の中で楽しむ「野外アート巡り」コース
・「大地の芸術祭の里」のアート(越後妻有地域…新潟県十日町市・津南町)
出典: アートをテーマに、地域活性化に取り組むイベント、「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」は、世界最大級のスケールでアートを楽しめる場です。
イベントは、3年ごとの開催で(前回は2018年開催)、次回は2021年と少し先になりますが(*)、野外アート作品は常設なので、いつ訪れても楽しむことができますよ。野外展示には大人も子供も楽しめるアスレチックのような作品もあり、触れたり、アート作品内を探険することも可能。
*ただし、2019年8月10日(土)~18日(日)の9日間に限り、『大地の芸術祭」の里 越後妻有2019夏』を開催。詳細は以下のリンク先よりご確認ください。
*写真/まつだい「農舞台」に展示されている、草間彌生氏の「花咲ける妻有」。
▼『大地の芸術祭」の里 越後妻有2019夏』についてはこちらから。
出典: アート作品は、公共施設内だけでなく、屋外や、集落の空き家、廃校など、さまざまな場所に展示されています。まさにこの土地の大地に根差した芸術祭です。
中庭に水が張られた「Palimpsest: 空の池」(画像)は、建物の列柱や空が映り込んでいる風景・・と思いきや、別の角度から見ると、実は映り込みではなく、水底に描かれたグラフィックなのだそう!だまし絵の原理で作られた、ユーモラスなアート作品です。
出典: こちらは、インフォメーションセンターやお土産屋さんも兼ねているメイン会場、まつだい雪国農耕文化村センター「農舞台」です。北越急行ほくほく線「まつだい駅」に直結しているので、車が無い方でもご安心を。
駅発のバスツアーなども行っているそうですので、車が無い方も気軽にチェックしてみてくださいね*
出典: 「農舞台」には、食事を楽しめる「越後まつだい里山食堂」が併設されています。アート巡りの最後に、越後妻有の自然の恵みが詰まったランチをいただけば、すぐに疲れた体も回復しそうですね。
公式HPはこちらです。作品のなかには、ご覧いただけないものもありますので、あらかじめ公式HPで「現在公開中」かどうかを確認してから足を運ぶようにしましょう。
出典: 宿泊を考えている方は、十日町市からタクシーで行ける距離にある、「光の館」へ宿泊してみては?
第1回目のアート・トリエンナーレ2000において発表した、ジェームズ・タレルの作品が、今は宿泊可能なゲストハウスになっています。
出典:www.flickr.com(@frontriver) 時間の経過によって変わる空の景色に思いを巡らせたり、幻想的な光の演出を肌で感じられたりと、アートな世界観にどっぷりと浸かることができますよ。
出典: 正式には、「光の館 - House of Light」という名の作品。「光の知覚」を探求するジェームズ・タレルによって、空の光のみならず、光ファイバーなども駆使した試みとなっています。
百聞は一見に如かずなので、ぜひあなた自身で、その魅力を体験してみてくださいね。
出典: 実はもう一つ、同じ十日町市の松之山温泉エリアに、知る人ぞ知るアートの宿があります。それがこちら、旧ユーゴスラビア出身の作家マリーナ・アブラモヴィッチの作品「夢の家」。
出典: 慌しい現代生活の中で「自分自身と向き合うために、夢を見てほしい」という想いのもと実現されたアートプロジェクト。
特徴的なのは、こちら。赤・青・緑・紫・・・4色の「夢の家」、そして中には「夢をみるためのベッド」が備わっています。
出典: 宿泊する部屋の色と同じ色の夢“夢をみるためのスーツ”という名のパジャマを着て眠りにつきます。こちらももちろん、マリーナ・アブラモヴィッチ氏によるデザイン。
そのほか、「清めの部屋」と呼ばれる浴室などもあります。宿泊施設であると同時に美術作品であるからこその、特別な体験を味わえます。
ちなみに“自分自身と向き合うための夢”を試みた、過去の宿泊者たちの記録ノートも大人500円で閲覧できるそう。知られざる、意外な自分の一面を知る機会として・・・ちょっと勇気を出して泊まってみてはいかがでしょう。
⑥ 秋の観光プラン:恋人と秋を感じる、大人の癒し旅モデルコース
出典: 新潟県西蒲原郡にある「弥彦公園」。10月中旬から11月初旬にかけて、真っ赤に燃えるような、美しい紅葉を愉しめます。
出典: 弥彦駅に隣接するこの公園は、花菖蒲園や水芭蕉園など、季節の花々を見に、たくさんの観光客が訪れます。
なかでも、秋は、赤や黄、だいだいなど色鮮やかに染まった紅葉が大人気。入園無料で、いつでも入ることができます。
出典: 弥彦公園では、紅葉の最盛期になると、夜にライトアップイベントが行われます。
照明に照らされた色とりどりの葉は、夜空とのコントラストが際立ち、昼間に見る紅葉とはまた違う美しさがあります。
このエリアの紅葉を更に堪能するなら、弥彦山ロープウェイや、約14kmに渡るドライブコース・弥彦山スカイラインから眺めるのもおすすめですよ。
出典: 弥彦公園に立ち寄ったら、併せて縁結びのパワースポット「彌彦神社(いやひこじんじゃ)」へ。
弥彦山を背に、樹齢400年を超えるスギやケヤキに包まれたこの地は、昔から「おやひこさま」と呼ばれ、地域の方々に深く信仰されてきました。
境内には、お願い事を唱えて持ち上げると成就するかも?と言われる「火の玉石」や、「恋守」をはじめとするさまざまなお守りなど、パワースポットならではの楽しみがいろいろあるのも見どころですよ*
ちなみに弥彦神社には相撲場があり、公開稽古が行われることもありますよ。ぜひこちらにも立ち寄ってみてくださいね。
彌彦神社 相撲場 ©弥彦村 クリエイティブ・コモンズ・ライセンス(表示4.0 国際)https://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
⑦ 秋の観光プラン:文化・歴史に触れる一人旅行に・・*
日本海の中央に浮かぶ「佐渡島(さどしま/さどがしま)」を訪れてみませんか。
「佐渡」といえば、名物の「たらい舟」をイメージする方が多いかもしれませんが、今回ご紹介したい魅力は、異なるポイントです。産業遺跡など、非日常的の雰囲気を楽しむことができ、廃墟が好きな方にもファンが多い穴場となっています。
© OpenStreetMap contributors
出典: まるでジブリのアニメの世界のような光景が広がるこの場所は、「佐渡金山遺跡」。近世の時代、日本で最大の金銀山であり、重要な財源として発展していた採掘所が、今尚、貴重な遺跡として残っています。
世界遺産登録の申請対象にもなっており、現在は博物館が併設されて、その歴史を深く学ぶことができます。
出典: こちらは、日本金属鉱山初の、西洋式エレベーター。
1877年に完成したこのエレベーターは、日本最古のものとして、大切に保存されています。
坑道や鉱山町のまち並みを、ガイドツアーで回ることもできるので、より深く歴史を学ぶことができ、文化の秋にぴったりな場所です。
出典: 佐渡島に来たら、ぜひ併せて訪れたいのが、「トキの森公園」。自然界にはまだ300羽しかいないトキを、自然に近い環境で見ることができるんです*
リラックスしてゆったりと飛行する姿や、食事中の様子を見られるのも、ここならでは。トキに会える、日本に数か所とない施設ですので、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
⑧ 冬の観光プラン:恋人同士で訪れても* 空&雪原の一大イベント
・「おぢや風船一揆」の熱気球・花火(新潟県小千谷市)
出典: 毎年2月下旬に、小千谷市にて、国内外から観光客が訪れる熱気球バルーンフェスティバル「おぢや風船一揆」が開催されます。
2日間かけて開催されるこのイベント。目玉である、日本海カップクロスカントリー選手権では、全国各地から集う競技者が、色とりどりのバルーンを上げ、空一面がカラフルに彩られます。
出典: なんとこちらのバルーン、整理券をもらえば、一般の人でも乗ることができるんです*
地上からだけでなく、空からも、雪原の美しい風景を楽しむことができます。ご夫婦やカップルの方の素敵な思い出になるのではないでしょうか。
出典: また、夕暮れからの時間帯も見どころのひとつ。熱気球と花火と光が織りなす、幻想的なショー「グローバルーンフェスティバル」が開催されるんです♪
昼間の風景とはまた異なり、暗くなった雪原と夜空を、バルーンの明かりが美しく照らし出します。
クライマックスで打ち上げられる花火は、大迫力!空気の澄んだ冬の夜空に、地上のバルーンと合わせて光り輝く様子は、一見の価値ありです!
出典: バルーンの絶景を楽しんだ後は、「湯どころ ちぢみの里」の天然温泉で、冷えた体を温めて*
「おぢや風船一揆」の会場から、車で10分程度のところにあり、露天風呂や岩盤浴など、施設も充実しています。
22時まで営業しており、個室部屋もあるので、気兼ねなくゆっくり休むことができますよ。
⑨ 冬の観光プラン:女子旅にもおすすめ*レトロな町屋散策コース
・「越後村上鮭塩引き街道」の塩引き鮭(新潟県村上市)
出典: 風情ある町並み散策を楽しめるエリアといえば、新潟県村上市。
地元住民の方によって、町屋造りの街並み景観の保存が行われています。町人町、武家町、寺町など、昔ながらの佇まいが残る城下町として人気の観光地です。
夏(7月)なら「村上大祭」、秋(10月)なら「宵の竹灯籠まつり」といった催しがあり、この街並みとのコラボレーションは必見。そして今回ご紹介したい冬の観光プランは、こちら。
出典: この土地伝統の「塩引き鮭」です。毎年12月上旬~下旬になると、各家の軒先に「塩引き鮭」が下げられて、街道のように連なります。この光景は、「越後村上鮭塩引き街道」と呼ばれており、冬の村上市の風物詩となっています。
村上市は、世界初の鮭の自然ふ化増殖に成功したことで有名な土地。今尚、鮭を使用した産業が残っており、それを見ることができる、貴重な場所です。
出典: 室内の工場では、風通しの良いよう高くした天井に竿を張り、鮭の乾燥を行います。その光景は、まさに圧巻!
村上市の冬の寒風と、適度な低温と湿度、そして、北西の風が運んでくる塩分と乳酸菌が、鮭の旨味を引き立たせるのだそう。
昔ながらの産業が、今もこうして引き継がれているのは、その土地ならではの気候や、人のてまひまがあるからなんですね。
出典: このようにして作られた塩引き鮭がどんな味なのか、気になりますよね。
「越後村上鮭塩引き街道」から、車で10分程度の場所にある「朝日みどりの里食堂」では、村上市で作られた塩引き鮭を実際に食べることができます*他にも、定食系のメニューが充実しており、ほっこりとしたやさしい“お母さんの味”が堪能できます。
「朝日みどりの里」には、食堂だけでなく、農産物直売所や温泉、プール、宿泊施設などもあり、とても充実しています。村上市に観光に訪れる際には、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
村上 / 日本料理
- 住所
- 村上市猿沢1215 道の駅朝日内
- 営業時間
- [月]
11:00 - 21:30
[火]
11:00 - 21:30
[水]
11:00 - 21:30
[木]
11:00 - 21:30
[金]
11:00 - 21:30
[土]
11:00 - 21:30
[日]
11:00 - 21:30
■ 定休日
毎月末の月曜日・年末年始
- 定休日
- 平均予算
- ~¥999 /¥1,000~¥1,999
データ提供: 出典: 新潟県には、一年を通していつ訪れても楽しめる季節のイベントが充実しています。もちろん、定番の人気を誇る名所も、たくさん点在。
写真/石川雲蝶の彫刻作品を見ることができる「西福寺開山堂」(新潟県魚沼市)
お寺の内部は撮影禁止。こちらはパンフレットでの紹介ページとなります。
出典: 家族や友達とわいわい遊びに行くもよし、恋人とゆっくり美しい景色を楽しむもよし、ときには一人旅で心赴くままに散策してみるもよし・・・ぜひ、新潟観光で、今までにない素敵な思い出づくりをしてみてくださいね。
写真/寺泊魚市場(新潟県長岡市寺泊)にある、「寺泊中央水産 まるなか」。
寺泊魚市場は魚のアメ横と呼ばれるほど、海鮮食べ歩きで人気。