日本のマインドフルネス、座禅
この記事では、座禅の基礎的な知識から、都内で座禅を組めるお寺、さらにおうちでも実践できる座禅メソッドなどをご紹介していきます。ストレス解消したい方や、マインドフルネスに興味がある方、和の文化に興味がある方は必見です。
PART1:座禅ってそもそも何?
雑念が起こり精神が乱れると、僧侶に肩のあたりをたたかれます。これを警策と呼びます。
近年では、マインドフルネスに対する注目の高まりとともに、座禅も多くの関心を寄せています。たくさんの寺院で座禅体験を受けることができるので、百聞は一見に如かず、まずは体験してみてはいかがでしょうか。
座禅をすることで得られるメリット
心が落ち着き、ストレスが軽減される

マインドフルネスに効果あり

これだけ注意!座禅体験のマナー
慎ましやかで動きやすい服装で行く
遅刻をしない

遅刻をすると、集中して座禅を組んでいる他の体験者さんの迷惑になってしまいます。特に座禅未体験の方は、少し早く到着するよう指示されていることもあるので、しっかり時間を確認しておきましょう。
音の鳴る電子機器はオフに

音の鳴る電子機器も、もちろんオフにしましょう。
PART2:座禅におすすめの都内のお寺12選
レクチャーありで初心者におすすめ
林泉寺(文京区)
全生庵(谷中)
青松寺(港区)
朝からすっきり♪早朝に座禅体験ができる寺院
香林院(広尾)
静勝寺(赤羽)
大龍寺(新宿)
円融寺(目黒)
おしゃれスポット近く!座禅前後にショッピングや食事が楽しめる寺院
長谷寺(西麻布)
圓通寺(浅草)
長光寺(新宿)
プラスアルファの体験あり
祥雲寺(広尾)
成願寺(中野坂上)
〈おまけ〉おうちでもできる座禅の組み方
自宅で座禅を組む際の注意点としては、以下のようなものがあります。
①座りやすいように、座附を使うか、座布団を2枚重ねたうえに座りましょう。このとき、上の1枚は半分に折り畳み、その上に座るようにすると座りやすいです。
②体を締め付けない、リラックスできる服装で行い、腕時計などは外しておきましょう。
③静かで落ち着ける空間で行いましょう。
おうちでもきちんと座禅を組みたい場合は、このような座禅用座布団を用意するとよいでしょう。
POINT1:どのくらいの時間座禅を組む?

本来の座禅は、長いお線香が燃え尽きるまで(約40~45分間)行うとされています。しかし、組みなれていない人にとってはこの時間組み続けるのは至難の業。まずは、無理せず5~10分ほどから始めて、少しずつ時間を伸ばしてみましょう。
POINT2:朝に座禅を組む場合

朝座禅を組むと、すっきりした頭で一日を始めることができます。朝起きてついだらだらスマホを見てしまうという人は、ぜひ朝座禅を取り入れてみてはいかがでしょうか。朝活の始まりにもおすすめです。
POINT3:夜に座禅を組む

夜寝る前に瞑想すると、頭の雑念が払われて眠りにつきやすくなると言われています。座禅でも、同じような効果が期待できるでしょう。
座禅を組んで、澄んだ心に
忙しくあわただしい現代で、ひたすら自分自身と対話する時間は、とても贅沢です。ストレスが溜まっているときも、シンと静まり返ったお寺でただ呼吸に意識を集中すれば、落ち着いた気持ちで日常に戻ることができます。
あなたも、座禅で「自分をリセットする」ひとときを過ごしてみませんか。
過度に露出の多い服は、お寺では御法度です。また、座禅を組むことも考慮し、動きやすく、素足になりやすい服装で行きましょう。