【ヨーロッパ編】食卓が素敵な映画
『大統領の料理人』(2012)


『マダム・マロリーと魔法のスパイス』(2014)

監督:ラッセ・ハルストレム
老舗フレンチレストランを経営する女性が、ひょんなことから店の向かいのインド料理店と料理対立をすることに。フランス料理に絶対的な誇りを持つ彼女ですが、インド人の青年シェフとの交流をきっかけに、彼女の心境にも変化が訪れます。フランス料理とインド料理の融合が楽しめるヒューマンエンターテインメント。

『ジュリー&ジュリア』(2009)

監督:ノーラ・エフロン
実在の料理研究家であるジュリア・チャイルドと、彼女に憧れるOLのジュリーという2人の女性を通して料理のすばらしさを感じることができるヒューマンドラマ。1949年アメリカ人のためのフランス料理本を作るジュリアの人生と、それから約50年後に憧れのジュリアのレシピを365日ブログに綴ることに挑戦するジュリー。2つの時代と2人の女性の人生を、料理への奮闘を通して描かれるています。

『バベットの晩餐会』(1989)

監督:ガブリエル・アクセル
フランス革命で祖国を追われた女性料理人バベットは、デンマークの老姉妹の元で家政婦として雇い入れられることに。買い続けていた宝くじを当てたバベットは、当てた1万フランを使い姉妹への恩返しとしてフランス料理を振舞います。

『トースト』(2010)

監督:SJ・クラークソン
実在するイギリスの料理研究家ナイジェルスレイターをモデルにした作品。小さい時亡くなったナイジェルの母は、決して料理が上手ではありませんでした。シンプルなトーストに紅茶がお決まり。ですが、新しくやってきた継母は料理上手。最初は嫌悪感を抱いていたナイジェルも次第に彼女の料理に魅了されていき料理に目覚めていく……。

『ヘイフラワーとキルトシュー』(2002)

監督:カイサ・ラスティモ
ヘイフラワーとキルトシューの2人の姉妹は、芋の研究に熱中するパパとあまり家事が得意ではないママとの4人暮らし。しっかり者の姉ヘイフラワーは自由奔放なキルトシューに振り回される毎日。

『オンネリとアンネリのおうち』(2014)

監督:サーラ・カンテル
マリヤッタ・クレンニエミによる児童文学を実写映画化した作品。通りで拾った封筒には、お金と一緒に「正直者にあげます」とかかれたメッセージが同封されています。そして、拾ったお金で2人だけの家を購入したオンネリとアンネリはご近所さんたちと交流しながら楽しく暮らすのですが…

【アジア編】食卓が素敵な映画
『恋人たちの食卓』(1994)

監督:アン・リー
台湾を舞台に、父と3人の姉妹たちを描いた作品。日曜日には、有名ホテルのシェフである父親の料理で食卓を囲むのが習慣だった一家。独立したい娘たちと、その父とのやり取りが食事会を通して展開されていきます。

『桃さんのしあわせ』(2012)

監督:アン・ホイ
60年間同じ家に仕えてきたメイドの桃(タオ)さん。ある日彼女が脳卒中で倒れたことで、雇い主の息子であるロジャーは桃さんがかけがえのない存在であることに気付かされます。そして桃さんに残された時間を一緒に過ごす中で二人の絆は深くなりかけがえのない時間を共有することになります。

『再会の食卓』(2010)

監督:ワン・チュアンアン
ある日、上海で暮らす玉娥(ユィアー)のもとに戦争で生き別れた夫が40年ぶりに台湾から帰ってくる、という内容の手紙が届きます。ユィアーにはすでに新しい夫と子供、それに孫がいましたが、戸惑いながらも元夫を家へ向かい入れるユィアー。一緒に台湾で暮らしてほしいと言う元夫にユィアーの心は揺れ動いていきます。周りの家族も巻き込みユィアーが下した決断とは。

【日本編】食卓が素敵な映画

監督:荻上直子
日本人のサチエは夏のフィンランド・ヘルシンキに日本の食堂「かもめ食堂」がオープンさせます。図書館で出会ったミドリをスタッフに迎え、個性的なお客さんたちに心のこもった料理を振舞うのでした。

『eatrip』(2009)

監督:野村友里
様々な人の話を通して食育について考えるドキュメンタリー映画。住職、沖縄の主婦、歌手のUAなど様々な人物が登場し「食」と「生」について語られていきます。

『そらのレストラン』(2018)

監督:深川栄洋
北海道の牧場を舞台に描かれたヒューマンストーリー。北海道・せたな町の牧場で、牛を飼いながらチーズ工場を営む亘理は、妻と娘の3人で力を合わせ助け合いながら幸せに暮らしていました。ある日東京から有名レストランのシェフがやってきたことがきっかけで1日だけのレストランをオープンすることになります。

『食堂かたつむり』(2010)

監督:富永まい
小説を原作とした実写映画。スナックを経営する少々エキセントリックな母に育てられた倫子。倫子はそんな母のことが苦手でした。ある時、失恋のショックで声が出なくなった倫子は家の近所で小さな食堂を開業することに。開いた食堂で倫子は、一日一組だけお客さんを入れ、オリジナルメニューを振舞っていくのでした。

監督:クリスチャン・バンサン
フランスの小さな田舎町でレストランを営むオルタンス・ラボリ。新たに料理人としてスカウトされたのは大統領官邸のプライベートシェフだった!?そして、以前までの古典的なフランス料理ではなく、新しいフランス料理を創作していく彼女の姿勢は周りのシェフだけでなく大統領までも魅了されていき……。