生活の中にある読書
小説やエッセイ、ビジネス書にいたるまで、読書好きな方にとっては生活の中に「本」が欠かせませんよね。そして、読書には人それぞれの生活スタイルに合わせて楽しめる良さもあります。
まとまった時間をとって本の世界観に浸りたい方もいれば、隙間時間にさっと気分転換したいときに読むという方もいるでしょう。それぞれのスタイルで読書を楽しむために、本の選び方について見ていきましょう。
自分に合った読書スタイルを選ぼう
従来からある「紙の本」に加えて、今はスマートフォンやタブレットで読める「電子書籍」を選ぶこともできますよね。もしかしたら、ずっと前から本が好きという方ほど、電子書籍には抵抗があるのかもしれません。
ですが、それぞれの良さを知って本の内容はもちろん、読む場所や時間によって使い分けができたら、読書がもっと楽しいものになると思いませんか?紙の本と電子書籍について、それぞれが持つ良さや特徴は何かみていきましょう。
紙の本のメリット
理解・記憶しやすい
紙の本のメリットといえば、なんと言っても「記憶と理解」を促すことではないでしょうか。
例えば、ページを捲ることで書いてある場所とセットで内容を頭に入れたり、線を引くなど自分なりの工夫をしやすいこと、さらに紙が持つ特有の匂いや捲る際の手触りなど、五感を刺激するので、読書経験が理解や記憶につながりやすいと言えるでしょう。
例えば、ページを捲ることで書いてある場所とセットで内容を頭に入れたり、線を引くなど自分なりの工夫をしやすいこと、さらに紙が持つ特有の匂いや捲る際の手触りなど、五感を刺激するので、読書経験が理解や記憶につながりやすいと言えるでしょう。
読みやすく集中できる
紙の本は、メールや電話などによって読書を中断させられることがないため、一度読み始めると集中して読みすすめることができますね。また、物理的に視界を遮られるため、集中しやすいとも言えるでしょう。
特定のページを開いたり飛ばし読みしやすい
あのページだけ読みたい、あの一文だけ読みたいなど、本を見返したいと思う時、パラパラとページを捲ることによって思い通りの箇所に出会えるのは紙の本の良さですよね。
電子書籍の良さ
何冊も一度に持ち歩ける
一方電子書籍の良さはなんでしょう。大きく違うのは持ち運びの便利さではないでしょうか。ひとつの端末に何冊も入れて軽々と持ち運ぶことができるのは、電子書籍ならではです。
それは、持ち運びだけでなく家での保管場所にも困ることがないということです。たくさんの本を場所もとらずに、スマホやタブレット、PC1台に保存しておけることが、電子書籍の何よりの魅力でしょう。
紙の本よりも割安
電子書籍は紙の本よりも割安で購入することができたり、定額で読み放題のプランなどを利用すればさらに多くの本を割安に楽しむことができます。
読みたい時にすぐ読める
あの本が読みたい、と急に思い立った時、電子書籍ならばすぐに読むことができますよね。自分の読書欲にすぐに対応してくれるというのも、電子書籍の良さではないでしょうか。
どちらも使って読書の幅を広げよう
こうしてみると、どちらにも捨てがたいメリットがありますよね。出先では電子書籍、自宅では紙の本を楽しむとか、ビジネス書は電子書籍で、小説は紙の本でその世界観に没入するなど、本の内容や読む場所によって使い分けることもできます。
さらには、特に好きな本や学びたいことが書いてある本については、紙でも電子書籍でも両方持っておいて、時と場所によって、使い分けるということもできますよね。
暮らしの中の楽しみを広げる読書
私はこっち、とこだわりを持つことも素敵ですが、互いの良いところを取り入れることでより読書が暮らしの中に入り込み、ジャンルの幅も広がりそうです。
今まで紙の本だけ、電子書籍だけで楽しんでいた方も、互いの良いところをうまく活用しながらより一層読書を楽しむことができたら、暮らしの中にまたひとつ楽しみが増えそうですね。