どう向き合う??「新しい私に出会う」希望だったはずの積読山
しかし現実は待ったなしで毎日忙しく・・“読書”を生活の一部にするのは難しいですよね。
成長意欲があって、自己投資を惜しまない気持ちがあるからこそ、「本」を買ったのに・・・。そんな想いで買った「本」が、読めずに溜まっていくということは、ストレスに繋がります。
自分に良かれと思って買ったのに、逆効果では本末転倒ですよね。
「浪費」に終わってしまいそうな積読の山を、
なりたい自分への「投資」へ
~今こそ積読山を攻略!【本のワクワク感を取り戻す5つの方法】~
1|読書の「メリット」を認識しよう。
▶ 1日数分だけ。「短時間の読書」でも、とっても有意義
主に、理由は③つ。
【短時間読書のメリット1】本の内容が、記憶に残りやすくなる
【短時間読書のメリット2】集中力が増す
このことからも、ダラダラ読書するより、例え細切れでも短い読書を繰り返すことで、効率よく本と向き合えることが分かります。
【短時間読書のメリット3】ストレス解消効果がある
自分の時間が持ちにくうことにジレンマを抱えている場合や、気分転換が必要と感じるとき、たった6分で気持ちが気持ちがスッキリできる効果があると思えば、読書という選択肢を身近にできそうですよね。
2|「正しい読書はこうあるべき」という概念を、手放そう。
▶ 昔買った本より、今興味のある本から手にとって、読んでみたっていい。
積読の山が多いなら、それを自分の書店や書庫に見立てて、「今日の自分にピンとくるもの」をセレクトすることを楽しめばOK。読書のスピードも上がり、内容も頭にスムーズに入りやすくなります。
▶ 1冊読み終えなくたっていい。
でも、本との相性やタイミングを無視して、その時の自分にとってあまり価値のない読書を続ける時間の方がもったいない!
3|その本を読む「目的」を決めてから、本を開いてみよう
例えば、新しい季節を迎えて、髪型を変えたくなった時。
ヘアサロンを予約して当日を迎えるまでの間、雑誌のモデルさんや、すれ違う人のヘアスタイルについつい目が向くことはありませんか?
「どんな髪型にしようかな?」「カラーはどんなトーンにしよう?」と、頭の片隅に気になるテーマがあるだけで、それまでは一つの風景に過ぎなかったたくさんの人々にアンテナが次々反応してしまう、あの感覚。それを読書で意図的に実践するのです。
【本を読むマイミッション(目的)例】
□ “あの人”との人間関係をもっと円滑する方法を知りたい
□ 仕事での企画資料作りにいかせるほど、とっておきのヒラメキ術を知りたい
□ 憧れの生き方を貫く女性作家の本から、品のある女性になる方法を学びたい
など・・・
ちょっとだけ脱線したマイ目的・・・「自分はどうして手に取るか?」という目的を、具体的に意識してみましょう。
4|心躍ればなんだってok!「私だけの読書の楽しみ」を作ろう
でも出来る限り、「有意義!」と感じられることを、読書から感じ取れたらいいですよね。
そこで、極私的な「読書の楽しみ方」を作ってみてはいかがでしょう。まわりに言う必要ないことなのだから、マニアックでもいいんです。
マイルール的な「読書の楽しみ方」を持った時点で、その本の世界を、受け身ではなく、前のめりな姿勢で楽しめるようになります。
▶〖例〗自分に刺さる「大切なワンフレーズ」を探しつつ読み進める
本の中の「心に刺さる一行」は見つけやすいものです。読書の楽しさをより感じやすくなりますよ。
▶〖例〗「最初の一文をコレクション」してみる
▶〖例〗「1フレーズ1アクション」を日課にする
ここでポイントなのが「本を読み終わったら」ではなく、「気になるフレーズに出会った瞬間」×「実際にアクションにつなげる」ということ。感動が新鮮なうちに本の学びを実生活の言動に移すことで、読みっぱなしにせずより確実に「読書を活かす」ことができます。
読書のおかげでよりよい毎日になっているということを実感できれば、読書へのモチベーションも一層高くなるはずですよ!
5|人目に触れると刺激になる*「わたしの読書記録」を公開しよう
自分の行動に興味を持たれて「いいね」や「コメント」といった反応が返ってくれば、それが刺激になり、次の一冊をUPしよう!というモチベーションにもつながりやすくなります。
オススメサービス1:読書メーター
自分の読書ペースや累積ページ数なども記録されていくので、「量」という面でもモチベーションを刺激してくれます。
オススメサービス2:楽天ROOM(ルーム)
「本」に特化して紹介していくことで、読書好きの目に留まりやすく、「いいね」や「コメント」のやり取りはもちろん、最終的にお小遣い(ポイント)まで手に入るのは嬉しいですね。
~更に気分UP!読書が捗る【付箋の活用術】~
本をさくさく読み進められるようにサポートしてくれるお助けアイテム「付箋」の使い方テクニックをご紹介します。
付箋活用術1|気になるところに付箋をペタリ!
また、書き込むことで読書へ集中していた意識が一旦切れてしまって、もう一度その世界に戻るのに時間がかかる場合も…。
そんなときは“付箋”がオススメ。気になるところに迷わず貼りながら、どんどん読み進めていきましょう。
付箋活用術2|付箋をさかのぼってメモを取る
終わりに
どこか憂鬱になってしまった本の山を、ときめきが詰まった宝の山に*
そのまま目を背け続ければ圧を感じる、どこか憂鬱な積読の山。
でも、今日ご紹介したように、少し意識や方法を変えるだけで、なりたい自分になるヒントが詰まった宝の山になるはずです。
あなたのお部屋の一角に、いつの間にか風景と化してしまった積読本の山(積読山)はありませんか?
「いつか読むつもり」になってしまった本も、もともとはあなたが「これ読みたい!」と胸を高鳴らせて買った本のはず。あの日、書店で本を手に取った瞬間、「毎日が変わるかも!」「もっと成長したい」「心が満たされそう」――はじめは、そんな希望や期待に、心を躍らせていたのではないでしょうか。