今年のお正月にはもう「初笑い」をすませましたか?
ことわざ「笑う門には福来る」……英語版も意味は同じ
英語でも「Fortune comes in by a merry gate.(幸運は楽しげな門に入る)」というくらい。
笑えば縁起がいいことが♪志摩・恵比寿神社には「初笑い神事」も
新年を迎え、縁起のいい「初笑い」はもう済ませましたか?
「まだかな」「もっと笑いたい」という人におすすめのくすっと笑える本と動画をご紹介します。
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
電車の中で読むのは要注意!思わず笑ってしまうおすすめの本5選
1.『午前零時の玄米パン』群ようこ (著), 柳生 まち子 (イラスト), 角川書店
2.『たいのおかしら』さくらももこ (著),集英社
言わずと知れた『ちびまる子ちゃん』の原作者・さくらももこさんによる、タイトルもめでたい1冊です。
軽妙洒脱な語り口で綴られるのは、思わず脱力してしまうようなユーモアたっぷりの日常。
淡々と語られる面白エピソードに思わずふき出してしまいますが、油断していたらいつのまにかほろりと泣かされている、そんなエッセイです。
3.ほっこり微笑みたい人に……『生協の白石さん』白石昌則 (著),講談社
東京農工大生協工学部店の白石さんは、「ひとことカード」に返信する係でした。
本来なら「この商品を仕入れてほしい」という要望や苦情などを受け付けるこのカード。
しかし書き込まれるのは、「うしをおいて!」「愛をください」といった「とても応えられない」要望や質問ばかり。それでも白石さんは懇切丁寧に返信し続けます。
ちなみに、「うしをおいて!」という要望には「職場会議にて牛は置けない、と決議されました。満場一致でした。申し訳ございません。」との回答でした。
どんな質問にも粋な球を打ち返してくれる白石さんの回答を読むうち、ほっこり笑顔になってしまうかも。
4.絵本『りんごかもしれない』ヨシタケシンスケ (著),ブロンズ新社
目の前にある1個のりんごは、ごくふつうのりんごに見えます。
「でも ……もしかしたら……これは りんごじゃないのかもしれない」
そんな疑問から始まる「△△かもしれない」「〇〇かもしれない」の想像は、とんでもない方向に脱線していって……。
奇想天外なイマジネーションにくすっと笑いがこぼれます。
5.絵本『わにわにのごちそう』小風さち(文), 山口マオ (絵),福音館書店
わにわにの何気ない日常を描いた絵本『わにわにのごちそう』は、お子様と読むのにもぴったり。
お腹がすいたわにわにはエプロンをかけ、にくをやくことにします。
ちょっとよだれが出ていますが、ここまではわにわにもとてもエレガントにふるまっていました。
すてきなお皿にやいたにくをのせて、「いただきます」を言うまでは……。
無骨でかわいいわにわにがお腹いっぱいになるまでを見ているだけなのに、なぜか読後は笑顔になってしまい、満足感でいっぱいになる絵本です。
初笑いで福を呼ぼう♪くすっと笑える動画2選
1.笑う犬がハッピーな気分にしてくれる「Happy snow boi」
2.爆笑続きでオチが読めない……TED「This is what happens when you reply to spam email」
新しい年の始まりを笑って過ごせば1年中楽し
1年の始まりの月を笑って過ごせば、ずっと楽しい1年になるかも!?
すてきな笑顔で、どうぞこれからの日々にラッキーを呼び寄せてくださいね。
自分にも他人にも手加減なしのシニカルな語り口と、捨て身のスタイルで繰り出されるぶっちゃけ話が笑いをよぶ群ようこさんのエッセイ集です。