心あたたまるひとときを生み出す、クリスマス絵本を贈ろう
クリスマス絵本の選び方
対象年齢に合わせた選び方のポイント
0歳から2歳ごろ
3歳から小学校低学年ごろ
小学校高学年から大人まで
例えば、自分が子どもの頃に読んで心に残っている絵本を、今度は自分の子どもや近しい人に贈るという選び方もあります。同じ絵本を時を超えて共有できるのは素晴らしいことですね。
対象年齢を問わない英語の絵本も選択肢に
やさしい英語で構成された洋書絵本は、絵を追いかけていくだけでストーリーも理解しやすく、お子様に英語に触れる機会を作ってあげたいときにおすすめです。また、英語を勉強中の大人に贈るのも良いですね。
【テーマ&対象年齢別】おすすめのクリスマス絵本24選
名作絵本・人気シリーズ
0歳の赤ちゃんから
乳児期から幼児期まで長く楽しめる!
2歳から
あのおさるのジョージが大型本で登場!
■おさるのジョージ クリスマスまであとなんにち?|マーガレット・レイ&ハンス・アウグスト・レイ(作)山北めぐみ(訳)|金の星社■
絵本でもアニメでも多くの人に愛されている「おさるのジョージ」。クリスマスを迎えるまてあと1週間。クッキーを焼いたりプレゼントを用意したりと、ジョージと一緒にクリスマスへのカウントダウンを始めたくなる一冊です。
3歳から
読み聞かせにおすすめの名作絵本
■ぐりとぐらのおきゃくさま|中川李枝子(作)山脇百合子(絵)|福音館書店■
長年子どもたちに愛され続けるぐりとぐらシリーズのクリスマス絵本です。森の中を散歩するぐりとぐらが見つけた、大きな足跡をたどって行くと…小さい頃読んでいたという方もいらっしゃるかもしれませんね。ぐりとぐらシリーズらしい、おいしそうな絵も楽しめます。
幼児から小学校低学年向け
ディズニー好きなら大人も楽しめる!
◾️ディズニースペシャルクリスマスストーリーズ|ディズニーストーリーブックアートチーム、オルガ T.モスケーダ(絵)大畑 隆子(作)|永岡書店◾️
ディズニーで人気のミッキー&フレンズ、ピーター・パン、モンスターズ・インク、アナと雪の女王…など、オリジナルのクリスマスストーリーが10編入ったスペシャル絵本。ディズニー好きにはたまらない一冊ですね。
5歳から大人まで
ムーミン好きの方へのプレゼントにもおすすめ
■ムーミン谷のクリスマス|トーベ・ヤンソン(原作)アレックス・ハリディ、セシリア・ダヴィッドソン(文)フィリッパ・ヴィードルンド(絵)オスターグレン晴子(翻訳)|徳間書店■
短編集「ムーミン谷の仲間たち」の一編「もみのき」を題材にした絵本。いつもは冬眠しているムーミンたちが、はじめてクリスマスを迎えるお話です。ムーミンの世界観を感じられる繊細な絵に、クスっとほほえましいおなじみのキャラクターたち。読み聞かせにもプレゼントにもおすすめです。
しかけが面白い絵本
0歳の赤ちゃんから
きらきらひかるしかけが面白い
◾️メリーメリークリスマスひかるえほん|岡村志満子|くもん出版◾️
4人の子どもたちがクリスマスイブにもみの木を飾りつけたりケーキを飾ったりと、「クリスマスおたすけたい」に変身するお話。子どもたちも一緒に参加することでワクワクが止まりません。暗闇で光る蓄光インクを使ったスペシャルページでは目が釘付けになるでしょう。
乳児から小さな子どもに人気のしかけ絵本
◾️クリスマスえほん:楽しいしかけがいっぱい(とびだすえほん)|わらべきみか|小学館◾️
サンタクロースやケーキやプレゼントなど、クリスマスならではのお楽しみがポンポン飛び出してくる楽しいしかけ絵本。外出先にも気軽に持っていくことのできる、小さめサイズです。
1歳から
クリスマスについて紐解くミッフィーのしかけ絵本
■クリスマスって なあに|ディック・ブルーナ(文・絵)ふなざきやすこ(翻訳)|講談社■
ミッフィーの作者ディック・ブルーナさんが手掛けたクリスマスの本当の意味を教えてくれる絵本です。他のミッフィー絵本に比べ文章はやや多めで、小さなお子さんには少し難しいですが、しかけ絵本になっているので楽しんで聞いてくれますよ。毎年読み聞かせれば理解も深まり、成長を感じられる1冊になりそうです。
2・3歳から
大人も懐かしく思う往年の人気絵本
■まどから おくりもの|五味太郎|偕成社■
ちょっぴりおっちょこちょいなサンタさんがプレゼントを届ける様子が描かれた絵本です。家の窓の穴あき部分に仕掛けがあったり、子どもが喜ぶ工夫がたくさん!お子さんの年齢に合わせて、しかけを楽しんだり、物語を楽しんだり。長く楽しめるクリスマス絵本です。
小学校低学年から
2020年出版のクリスマス新刊大型絵本
◾️サンタさんのお仕事マニュアル|クリストファーエッジ(作)ティム・ハッチンソン(絵)|大日本絵画◾️
もし「サンタクロース」という職業だったら…そう考えるだけでもワクワクしますよね。サンタクロースの身だしなみからプレゼントの取り扱いまで、色んなマニュアルが書かれたミニゲーム付きのしかけ絵本です。まるでサンタさんの図鑑のようでもあり、読み応えも満点です!
サンタクロースが主役の絵本
0歳の赤ちゃんから
ユニークなサンタのイラストで大人気
■さんかくサンタ|tupera tupera(ツペラツペラ)(作・絵)|絵本館■
丸・三角・四角を使って表現された、サンタさんの絵本です。tupera tuperaさんのリズミカルな言葉が心地よく、まだ物語がよく分からない小さなお子さんも楽しく世界観に入り込むことができます。ユーモアあふれるクリエイティブなイラストは、大人もほんわかした気持ちになれそうですね。
3歳から
大勢のサンタさんに子どもたちも大興奮!
■100にんのサンタクロース|谷口智則(作)|文溪堂■
個性豊かで愛嬌のあるサンタさんが100人も登場するお話です。みんなでクリスマスの準備をする様子が、カラフルでポップなイラストで描かれています。サンタさんひとりひとりの表情も魅力的で、細部までじっくり見て、何度も読み返したくなる1冊です。
4歳から
海外でも人気のクリスマス絵本
■さむがりやのサンタ|レイモンド・ブリッグズ(作・絵)|すがはらひろくに(翻訳)|福音館書店■
「やれやれ、またクリスマスか!」のセリフで有名な、寒がり屋のサンタさんのお話です。やさしく穏やかなサンタさんのイメージとはちょっと違う、人間味あふれる姿に共感と面白みを感じます。同じ作者さんの「サンタのなつやすみ」と合わせて読んでみてはいかがでしょうか。
5・6歳から
小学生への読み聞かせにおすすめ
■サンタクロースと小人たち|マウリ・クンナス(作・絵)|稲垣美晴(翻訳)|偕成社■
北欧の村で、たくさんの小人たちと共にプレゼント作りに励むサンタさんの様子を描いた絵本です。この本を読めば、クリスマスまでの1年間、サンタさんが何をしているのか丸分かり!サンタさんに抱く想像も膨らみますし、子どもたちのサンタさんへの素朴な疑問も解消されるでしょう。
クリスマスツリーにまつわる絵本
1歳から
キラキラの表紙が綺麗なクリスマス絵本
■ツリーさん|新井洋行(作・絵)|講談社■
主人公であるもみの木・ツリーさんを飾り付けしていくお話です。ページをめくる度にどんどん綺麗に飾り付けられていくツリーさんに、子どもたちも大興奮間違いなし♪しっかりオチもあって、みんな夢中になれます。キラキラの表紙もかわいらしくて、クリスマスシーズンにぴったりです。
2歳から
2019年出版のクリスマス新刊絵本
■いろいろクリスマスツリー|おおでゆかこ(作・絵)|アリス館■
絵本のタイトル通り、いろいろなクリスマスツリーが登場する絵本です。リスたちが飾るツリー、ペンギンたちが飾るツリー、魚たちが飾るツリー、鳥たちが飾るツリー…大人になると忘れがちな自由な発想で、いろいろなクリスマスツリーを楽しむことができます。ツリーを飾る前にぜひ読んでみてください。
3歳から
世界中で愛されるキュートな絵本
■エリーちゃんのクリスマス|メアリー・チャルマーズ(作・絵)|おびかゆうこ(翻訳)|福音館書店■
主人公のエリーちゃんが、友達の動物たちとクリスマスツリーを飾り付けしていくお話です。やさしいタッチの絵が、とってもかわいい◎パッと目を引く真っ赤な表紙も素敵ですね。子どもから大人まで、みんなのこころにまっすぐに届いて、あたたかな気持ちになれること間違いなし!
【6・7歳から】
アンデルセンの名作をマリメッコデザイナーがおしゃれに描く
■モミの木|ハンス・クリスチャン アンデルセン(作・絵)|サンナ アンヌッカ|小宮 由(翻訳)|アノニマスタジオ■
マリメッコのデザイナーによる洗練されたイラスト&装丁が美しいクリスマス絵本。アンデルセンの名作「もみの木」が現代風にアレンジされています。ずっと「早く大きくなりたい」と背伸びし続けていたモミの木…しんと静かな夜に開きたい1冊です。
今年はクリスマスツリーの代わりにこちらの絵本をお部屋に飾ってみてはいかがでしょう?
クリスマスについての知識を深める絵本
5・6歳から大人向け
クリスマスの物語を楽しく知ることができる絵本
■クリスマスってなあに?|ジョーン・G・ロビンソン(文・絵)こみやゆう(翻訳)|岩波書店■
少し大きくなったお子さんには、こちらもおすすめ。イエス・キリストの誕生からクリスマスを迎えるためのプレゼントや飾り付けの準備、サンタクロースのことなど、クリスマスにまつわる謎の全てが詰め込まれた絵本です。飾っておきたくなるような、素敵な表紙も魅力的ですね。
1人で読むなら小学校低学年からがおすすめ
■クリスマスのものがたり|フェリクス・ホフマン(文・絵)しょうのこうきち(翻訳)|福音館書店■
著名なスイスの絵本作家、フェリクス・ホフマンが日本の子どもたちのために書き下ろしたクリスマス絵本です。聖書に書かれたクリスマスの物語に、忠実に向き合って表現された貴重な1冊になっています。大人になった今なら、美しい絵画をじっくり味わうのもいいですね。
小学生から大人まで
大人も感動!心あたたまるクリスマス絵本
■サンタクロースっているんでしょうか?|ニューヨーク・サン新聞・社説(作)|東逸子(絵)|中村妙子(翻訳)|偕成社■
サンタクロースって、いるんでしょうか?そんな8歳の女の子からのお手紙に応えた、アメリカの新聞社の社説をまとめた絵本です。本当はサンタさんなんていないんでしょ?そんな質問をするようになったお子さんに、ぜひ読んでもらいたい1冊。大人が読んでも、やさしくあたたかい気持ちになれます。
英語で楽しむクリスマス絵本
7歳くらいから
映画化された名作絵本
■The Polar Express/急行「北極号」|クリス・ヴァン・オールズバーグ(作)|村上春樹(翻訳)|Andersen; Special版/あすなろ書房■
クリスマス前夜、サンタを待つ少年が体験したワクワクドキドキの不思議な物語です。2004年には映画化もされました。迫力のある絵も魅力的!英語版だけでなく、日本語版の絵本もあるので、2冊読み比べながら読むと英語の勉強にもなりますね◎
他にもいろいろ!おすすめクリスマス絵本
小学生以下の子ども向け
子どもの名前を入れて特別なパーソナルブックに
◾️とっておきのプレゼント|おかもと香織|クリエイト・ア・ブックジャパン◾️
初めて絵本を贈る自分の子どもや孫、甥っ子姪っ子に。絵本の主人公が自分だったら、まさに「とっておきのプレゼント」になりますね。贈る相手の名前や住んでいる場所、贈り主の名前、プレゼントする日などを送ると、世界に一冊だけの特別な絵本が出来上がります。ぜひご依頼してみてはいかがでしょうか。
中学生以上の大人用はこちらからどうぞ!
3歳くらいから
ぬくもりのある刺繍絵本
◾️サンタさんありがとう(日本傑作絵本シリーズ)|長尾玲子|福音館書店◾️
ひと針ずつ手をかける刺繍はぬくもりがあり、心温まるクリスマスストーリーにぴったりです。画とはまた違った魅力が味わえる1冊。ハンドメイド好きの大人の方への贈り物にもおすすめです。
猫好きさんにおすすめ!猫が主役のクリスマス絵本
◾️サンタクロースのしろいねこ|スー・ステイントン(作)アン・モーティマー(絵)まえざわあきえ(翻訳)|徳間書店◾️
猫を描く現代画家として名高いアン・モーティマーが描く「サンタクロースのしろいねこ」。しろねこのスノウとサンタさんがはぐれてしまうストーリーから目が離せないほか、繊細な画の美しさにたまらなく惹かれる絵本です。
クリスマス会等みんなで楽しむならパネルシアターがおすすめ
こちらは「あわてんぼうのサンタクロース」の曲に合わせて使用できるブラックライトパネルシアター用セットになります。演じ方を解説したDVDもセットで付いてくるので、忙しい中でもクリスマス会を盛り上げたいお母さんや先生方におすすめです。
◾️クリスマスのかくれんぼ(これなあに?かたぬきえほんスペシャル)|いしかわこうじ|ポプラ社◾️
パッと目を引く色使いで、子どもたちの想像力を刺激する絵本。何度めくっても傷まない丈夫なハードタイプで、いしかわこうじさんの人気シリーズの中の1冊です。赤ちゃんも自分の指でページをめくる楽しさに虜になりそう。少し大きくなったら自然と英単語も覚えられるのが嬉しい。