「大人のぬり絵」の魅力って?
自律神経の研究では、ぬり絵をすると集中して呼吸が整い、気持ちが落ち着くと言われています。楽しみながら自然とリラックスできるなんて、いいことずくめですね。その他にも、大人のぬり絵には魅力がいっぱいです。早速、ご紹介していきましょう。
「大人のぬり絵」4つのメリット
1:心を整える
大人になると、何かに集中して無心になるということが少なくなるもの。あえて「何も考えず没頭する時間」をつくることが、心を整えることにもなるのだそう。もくもくと色を塗るだけで、自然と呼吸が整い、自律神経の乱れが改善されるとも言われています。
イライラしているとき、悲しいことがあったとき、元気がでないときなど、ネガティブな感情に支配されている時こそ、ぬり絵で心をと整えることが改善の糸口になるかもしれません。
2:リラックスできる
ぬり絵はアートセラピーのひとつと言われ、リラックス効果が期待できるのだそう。美しい絵柄、美しい色を見ているだけで心が華やぐもの。好きな絵柄に思い思いの色をのせていく過程そのものが、心を穏やかにしてくれそうですね。
ぬり絵をする時間は自由ですが、よりリラックスしてできるのは「寝る前」。なかには、眠る前にぬり絵をすると寝つきが良くなったというお声もあるよう。意気込まずに、ちょっとした隙間時間を使って気軽にトライすればプレッシャーがなく続けられそう。
3:無心になれる
大人になると、「無心になれること」はなかなか見つからないもの。ぬり始めから完成に向かって、ただただ絵柄や色と向き合う時間は、何も考えずに楽しめる貴重なひと時なのではないでしょうか。
大人になると、仕事などで使う方以外は色鉛筆を手に取る機会が少なくなります。鉛筆を削る、思い思いの色を絵柄にのせていく…子どもの頃、ぬり絵が好きだった方は楽しい時間を思い出すことができ、ほんのひと時タイムスリップしたような気持ちになれるかもしれません。
たとえ、今悩みごとや気になることがあったとしても、ぬり絵をしている時間は、その思い出や絵柄や色の美しさに浸ることができるでしょう。「無心になる」ことが、心をリセットし次に進む活力をくれるかもしれませんね。
4:「自分時間」を楽しめる
仕事や家事、子育てなどで忙しい方にとって、自分だけのために使う時間をつくることはなかなか難しいもの。あえて「ぬり絵をする時間」を持つことで、ほんのひと時だけでも「自分時間」を楽しむことができます。
ぬり絵の下絵と色鉛筆を揃えたら、お好きな場所へ。リビングやダイニングテーブルで楽しむのも良し、ワークスペースで没頭するのも良いですね。
思い思いの場所で、自分時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
揃えたい道具はこのふたつ
下絵と色鉛筆。ぬり絵をするとき、最低限揃えたいのはこの2つだけ。他には、裏移りしないための下敷きや色を薄くするための消しゴムがあると良いでしょう。
下絵は、本屋さんなどに並んでいる作家さんのぬり絵ブックの他、インターネットからも気軽にダウンロードすることもできます。自分好みの絵柄を選んでみてくださいね。
色鉛筆は、心がうきうきするような美しいものを揃えるとモチベーションがアップ。中身はもちろん、パッケージにもこだわって選びたいですね。筆者がおすすめするのは36色の色鉛筆。色数が少なすぎると単調なぬり絵になってしまい、多すぎると色選びに迷ってしまうため、36色程度が使いやすいのではないでしょうか。
ぬり絵で心を整えて、豊かなリラックス時間を
あなたも、忙しい毎日のなかでも、あえて「ぬり絵時間」をつくってみませんか。ほんの少しだけ特別な自分時間を楽しめるはずですよ。
「大人のぬり絵」をご存じですか?子どもの頃、ぬり絵が大好きだったという方にとっては、興味をくすぐられるワードなのではないでしょうか。最近では、本屋さんでも専用コーナーがあるほど人気を集めている大人のぬり絵。その魅力とは、どんなものなのでしょう。