大切なニットに毛玉が……!


そこでおすすめしたいのが、最近話題の「スポンジ毛玉取り」!
どのご家庭のキッチンにもある食器洗い用スポンジで、簡単らくらく毛玉が取れちゃうんです!
おすすめは、「3M(スリーエム)」のScotch Brite(スコッチブライト)

硬めのスポンジ、特に、「3M(スリーエム)」の“Scotch Brite(スコッチブライト)”がよく取れると評判です♪
スポンジ以外の毛玉の取り方もいくつかご紹介しますので、参考にしてみてくださいね。
「スポンジ毛玉取り」での毛玉の取り方
使うのは、スポンジの硬い面

毛玉取りとして使用する部分は、スポンジの裏(不繊布研磨材)、鍋の焦げを落とす硬い緑色の部分です。
コツは、洋服の表面をそっと優しくなでること

緑の面を、毛玉を取りたいところに当て、そっと優しくお洋服の表面をなでていきます。あまり力を入れすぎると生地を傷める可能性があるので、決して力を入れて押し付けるのではなく、あくまで優しく表面をなでるだけ。
……すると、びっくりするほどの毛玉が!!

プラスティックの細かい繊毛の間に、吸い取られるように毛玉を絡め取ってくれます。時間もかからずあっという間に出来てしまうことにもびっくり。
スポンジなら、表面にかかる力の具合がコントロールしやすく、均一に取り除くことができますよ。
簡単なのにすっきり。手動なので細かい毛玉取りにも最適

そしてこちらが、スポンジ毛玉取りで毛玉を取り除いた後の状態。とってもきれいになりました♪
スポンジ毛玉取りなら、タイツやフットカバーなど細かい部分の毛玉も取れますよ。
仕上げにスチームアイロンをするとよりキレイに♪
最近話題なティファールのスチームアイロン
衣類をハンガーにかけたままシワを取れる衣類スチーマー。アイロンを出すほどでもない部分的なシワにも気兼ねなく使えます。ドライヤーのように持って楽に作業ができるので、日頃のセーターなどの手入れもしやすくなります。

ワンシーズンのみかな……とあきらめかけていた毛玉だらけの衣類は、とりあえずスポンジで試してみるというのもありかもしれません。
<代用>毛玉取り方法①:毛玉取りブラシ
おすすめは、安心の日本製「かなや刷子」猪毛の毛玉取りブラシ
amazonでもランキング上位「浅草アートブラシ」のブラシセット
毛玉を優しく簡単に取れる毛玉取りブラシ「匠」と、衣類のホコリ、チリ、花粉を落とす洋服ブラシ「技」のセット。1本1本手作りされた白馬毛のブラシはふんわり感を残しつつ、きれいに毛玉を取って、服を長持ちさせてくれます。
<代用>毛玉取り方法②:毛玉取り機(毛玉取り器)
簡単にお手入れができる毛玉取り機。パワーが最初から最後まであるコンセントタイプは、ニットやコートなどの大物にストレスなく使うことができます。
おすすめは、最強!とテレビでも話題の人気商品「グリーナー」
まるでカミソリのような形の「グリーナー」の毛玉取り器は、刃も電池も電気も使わず毛玉がするりと取れる優れもの。テレビ番組でも取り上げられ話題になり、一時は完売し品薄状態になったこともある人気のアイテムです。本体にアタッチメントが3種ついており、洋服の素材に合わせてお手入れができます。生地を傷めにくいので、まずは最初の1本としてお迎えするのもおすすめです。
電動タイプなら「テスコム」毛玉取りクリーナー
広範囲に渡って毛玉がある場合や、楽にキレイに仕上げたい場合はパワーのある電動タイプがおすすめ。「テスコム」の電動毛玉取りクリーナーは、大型カッターながら、しっかり風合いを守りながら毛玉を除去できるアイテム。仕上がりの毛足の長さは3段階に調節できるのも嬉しい。AC電源なので、電池交換も不要です。買ってよかった、という口コミも多いアイテムです。
服を着たまま毛玉が取れる!イズミの「毛玉とるとる」
イズミ「毛玉とるとる」は服を着たまま毛玉をカットできる優れもの。8年連続シェアNo.1と言われており、毛足の長さに合わせて高・中・低の3段階切替付きで、買ってよかった、という口コミも多いアイテムです。
百均で価格を抑えて♪使い方も簡単な電池式「ダイソー」毛玉取り器
コスパ重視で選ぶなら、「ダイソー」の毛玉取り器もおすすめです。こちらは電池で動くタイプ。(アルカリ単3電池2本使用。付属していないのでご用意下さい)
コンパクトなサイズ感で携帯にも便利♪カシミヤなどの高級素材のアイテムには向きませんが、100円とは思えないパワーで、しっかり毛玉を取ってくれますよ。
<代用>毛玉取り方法③:毛玉取り軽石(セーターストーン)
毛玉取り用の軽石もおすすめです。日本ではあまり馴染みがありませんが、アメリカでは一般的なアイテム。普通の使用状況下で繰り返し数年間の使用が可能です。
アメリカで最もポピュラーな毛玉取りアイテム、セーターストーン
アメリカのどの家庭にもひとつはあるといっていいほどポピュラーなセーターストーン。セーターの毛玉取り用に考えられた天然の軽石です。
毛玉ができてしまった部分を軽くなでると、表面の細かな気泡に毛玉を取り込み、繊維をカットしてくれます。このとき、軽石は衣類の生地を傷めないようにポロポロと落ちる仕組みに。スエードやフリースなど様々な素材の表面をキレイに整えてくれる優れものです。
<代用>毛玉取り方法④:はさみで切る

毛玉のできた部分を、地道にはさみで切り取る方法。素材とはさみを平行にして切っていきます。原始的な方法ですが、素材を傷めず丁寧に取ることが可能。
おすすめは、切れ味抜群なドイツ・ゾーリンゲン製の手芸ハサミ
世界的に有名な刃物の街ドイツのゾーリンゲンで製造された手芸用のハサミ。小ぶりなサイズですが先端まで切れ味抜群!糸・毛糸を切ったり、リボンやレースを切ったりと、細かい作業に向いています。コウノトリのデザインも可愛らしいですね。
<代用>毛玉取り方法⑤:カミソリ

毛玉が出来た素材の上をそっと、T字カミソリで表面を優しくなでていく方法。決して歯を立てたりせず、力を抜いて優しくなでることで、毛玉の丸まった部分だけが刈り取られていきます。強く押し当てたり、同じ場所を何度もこすったりするのは絶対NG。衣類を傷めてしまう可能性も高いので、最終手段として使うのがよさそうです。
毛玉取りには剃り味が決め手。「Schick」5枚刃チタニウムカミソリ
快適にきれいに剃れるチタンコート5枚刃のカミソリ。本来の使い方とは異なりますが、持ちやすいので、衣類の表面も滑らかにすべりそう。
毛玉をできにくくする方法①:着た後にブラッシング
おすすめは、ドイツ「レデッカー社」のカシミア&ウール洋服用ブラシ
ドイツの老舗ブラシメーカーREDECKER(リデッカー)社の洋服ブラシ。生地を傷めにくいと言われる硬さの異なる2種類の豚毛が使われ、デリケートなカシミアやウールの生地もブラッシングできます。
「無印良品」の洋服ブラシも価格がお得でおすすめ
毛玉をできにくくする方法②:衣類を裏返し、ネットに入れてから洗濯する
ガードメッシュで服を守る。サイズも豊富な、洗濯ネットセット
細かい網目のガードメッシュにより、繊維の毛羽立ちや痛みを防いで優しく洗える洗濯ネットの8枚セット。様々なサイズが揃っているので、それぞれの衣類のサイズに合うものを選んで使うのがおすすめです。
ふんわり仕上げる「ecostore(エコストア) 」デリケート&ウールウォッシュ
ニュージーランドのブランドecostore(エコストア)のおしゃれ着用洗剤。ウールなどのデリケート素材の衣類を、繊維を痛めずに優しく洗い、ふんわり柔らかく仕上がります。肌への刺激も少なく、爽やかなユーカリの香りなので、家族みんなで使える洗剤です。
毛玉をできにくくする方法③:クリーニングに出す

洗濯できるニットやセーターでも、素材の特性上、毛玉ができてしまうことがあります。高価であったり、大切にしている衣類は、洗濯のプロであるクリーニング店に出しましょう。毛玉取りをオプションや無料で行ってもらえるお店もあり、安心です。
宅配クリーニングサービス「リネット」が話題
毛玉をできにくくする方法④:ニットの連続着用は控える

ニットを続けて着ていると、摩擦により同じような箇所に毛玉ができる可能性が大きくなります。衣類を休ませる日を作り、ローテーションさせることで洋服にかかる摩擦を減らし、長持ちさせることができます。日にちを空けて着るようにしましょう。
最後に・・・
毛玉予防も同時に行ないながら、大切な衣類に毛玉に対して、ご自身が納得できる安全な方法で毛玉を取りましょう。
愛着のある大切な一着、また次のシーズンも長く楽しめたら嬉しいですね♪
秋冬のおしゃれに欠かせないニット。大切に着ているつもりでも、お気に入りのニットやコートに毛玉ができてしまう……でも毛玉取りって面倒……